2016年11月18日

私の歳時記 昨日は七十二候の『金盞香(きんせんかさく)』の始まり 2016.11.18

水仙(スイセン)
七十二候の第57番は、金盞香(きんせんかさく)で、その意味は、「水仙の花が咲き始める」となります。変ですよね、金盞花と言っているのに水仙が咲くですと…。それはですね、金盞の漢字に意味がありそうなんですね。金は黄色、盞は薄い盃を示す漢字なのだそうです。従って水仙の中央の黄色い花弁が黄色の盃のようで、これが金盞を水仙とする所以なのだと言えそうですね。丁度今頃が日本水仙の咲き始める時と一致しているのです。

一方中国版は明らかに異なります。野鶏入水蜃で、雉が海に入って大蛤になるだそうです。以前にありましたよね、雀が蛤になるというものが…。雀と雉では大きさが違いますから、蛤だったり大蛤になったり、適度に変化するのですね。昔の中国人は、陸よりも海の方が暖かいと信じていたようですね。陸の水は凍りますが、海は凍らない…

*大蛤について追伸
蜃こと大蛤は、伝説の生き物(怪物)だそうで、この大蛤が海中で気を吐くと、海上には楼が出現し、それが蜃気楼の言葉の始まりだと言い伝えられたそうです。蜃が気を吐いて楼が生まれる、正に蜃気楼です。

posted by 三上和伸 at 23:44| 私の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする