2017年08月12日

音の風景5 秋の虫、綴れ刺せ蟋蟀鳴く 2017.08.12

立秋から一週間ほどが過ぎましたが、秋の気配は知らず知らずの内に忍び寄ってきました。この数日に秋の虫、ツヅレサセコオロギ(綴れ刺せ蟋蟀)が鳴き始めていました。私が気付いてからは三日目です。

名の由来とは、鳴き声が途切れず延々と「針刺せ、糸刺せ、綴れ刺せ」と聴こえるからだそうで、それは平安時代に遡ります。この鳴き声を聴いたからには裁縫をせよ!との要請がその底にあるからだそうで、綴れ錦とは、奈良時代に始まった製織で、帯地・袱紗・壁掛けなどにされます。京都西陣の特産だそうです。

綴れ刺せ蟋蟀、時代掛かった由緒ある名前です。
posted by 三上和伸 at 20:29| 音の風景… | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする