2018年10月04日

北海道漫歩2 小樽運河散策 2018.09.20

明治・大正の時代に小樽は北海道の玄関口となりました。多くの開拓者が船便で小樽港より入植し、各地の開拓地に運ばれました。次第に産業改革が進み、石炭や農作物の物流、そしてニシンの水揚げにより、小樽港は繁栄しました。しかしやがて手狭になり、そこで考案されたのが運河で、日本初の沖合を埋め立てた港湾運河が完成されました。倉庫群が立ち並び、一大流通基地として繁栄を重ねてきました。ところが昭和・平成になり時代が進むと、海運の事業は下火となり、小樽運河も埋め戻される危機が訪れたのでした。それでもその産業遺産としての価値は高く、次第に観光施設として見直され、観光運河としての道が開けました。今日小樽は観光都市としての賑わいを見せています。多くの観光客が詰めかけるようになりました。

15時過ぎに新千歳到着、レンタカーの借り出しもスムーズに行われ、私達は勇んで、小樽に向かいました。時間も時間、それに震災の煽りもあり、札樽自動車道は空いていました。思う存分の高速運転が可能でした。運転人生初のストレスのない走行ができました。回復した天候のまだ空の青い内に、小樽運河に到着しました。

駅と運河の中間点にある中央通り傍の「スマイルホテル小樽」に宿を取っていた私達は、ホテルに車を寄せ駐車させて貰い、ブラブラと港に向かい歩き出しました。ここで思案、早々と遊覧船に乗ろうか?暗くまで待ってライトアップのナイト・クルージングにしようか迷いましたが、折角、夜間運航を計画していたのですから、遊覧船は後回しにして、運河の遊歩道を歩き始めました。船着き場のオニイサンに聞いたところ、「南運河は観光化してお店ばかりだから北運河に行くと好いよ、昔が残っているから」。合点!私達は北運河を目指しました。

運河プロムナード
小樽北運河
北運河のプロムナードを歩いて南を振り返ったところ、人影も疎らで静かな運河が横たわっていました。そう、我々はこう言う風景を望んでいたのでしたね。「オニイサン、アリガト!」

北海製罐株式会社 運河クルージング
北海製罐の工場と倉庫 昼間のクルーズ船
缶詰の缶を製作している工場と倉庫、如何にも古そうな会社ですね。でもまだ現役だそうです。忘れましたが有名な飲料の缶を造っているのだそう。右側に観える建物、屋外階段など独特の造りをしていますね。仮面ライダーのロケーションでも使われたそうです。確か悪の総統のアジトだったとか。

右写真はこの辺りで出会ったクルーズ船、満員でしたね。こういう時は手を振るのがエチケット、私も馬鹿面下げて手を振りました。

北運河に係留されているイカ釣り船 イカ釣り用のメタルハライドランプ
北運河は広いので、イカ釣り船などの船舶が係留されています。漁火のランプ、凄いですね。何しろ大変な光度を発揮するようです。宇宙ステーションから夜の日本海を観ると、このメタルハライデランプの光が眩く眺められるそうです。このエネルギーには、大変な量の重油を消費するそうです。沢山イカが釣れなければ赤字が出るそうです。イカ一尾の経費が20円相当だそうです。

ハマナス(浜梨)の実
ハマナス(浜梨)の実
恐らく運河の橋の袂に自然に生えたのでありましょう。見事に赤い実を付けていました。正に充実の稔り、実りの秋ですね。花も美しければ実も美しい、♬小樽の運河にハマナスの実なる頃♬

 小樽北運河 三上水産
この辺りが北運河のドン詰まり、私達は元来た道を辿り、港町の運河クルーズの発着所に向かいました。三上水産😃
posted by 三上和伸 at 14:38| 北海道漫歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする