あれほど素晴らしかった空模様も、午後からは下り坂、とは言っても雨は降らず、鉛色のどんよりとした空に代わりました。最早観光どころではなく、ひたすらホテルを目指しました。
神威からは国道229号・カブトラインを南下し岩内へ、岩内からはニセコパノラマラインでニセコ・ノーザンリゾート・アンヌプリまで、ほぼノンストップで走り抜きました。途中には岩内の円山展望台やニセコの神仙沼と言う一級の景勝地もあったのですが、もう私達は積丹の海で満腹となっており、疲れもピークに達していて、唯々ホテルで休みたいと願っていたのでした。
ニセコ・ノーザンリゾート・アンヌプリホテル
世界屈指のスキーリゾートであるニセコ。当然宿も沢山あり選び放題でしたが、如何せん冬用のホテルが大半であり、私共も少し戸惑いました。唯、着いてみれば郷に入っては郷に従うで、普通のビジネスホテル感覚で寛ぎました。
ホテルのバー
私達は夕食を食べ損なっていて、ホテルに相談したところ、¥4,000のブュッフェがあると聞きました。レストランはブュッフェのみのようでした。そこで相談、「一品料理を食べさせてくれないかしら?」、「好いですよ、品数は少ないですが、サービスできます」。そこで私達が提供された食事処は、このホテルのバーでした。バーの開店はやや遅く、それまではカフェとして営業しているそうで、私達はここで夕食としました。庭の白樺林が背景として観えるバー、限りなくリラックスできました。
カツカレーにクラブハウスサンドウッチ
島武意の断崖海岸の上下行、神威岬トレッキングの往復行、私達は疲れ切っていました。「今日は遣り過ぎだね」、「明日は筋肉痛が出るね」。「ゆっくり温泉に浸かって、寝坊をしよう」。食欲も低く、これで丁度良い分量でした。
朝食はビュッフェ、牛乳が特別に美味しかったですね。北海道は乳製品が好いですね。他に炒り卵、ソーセイジ、パン、そしてシリアル。西洋人向けのホテルですからシリアルもありました。私の普段の朝食ですからね、シリアルは…。
物凄い筋肉痛、やっとの事で歩いている有様、少々運動不足でこの旅を迎えてしまいました。それでも、この日は比較的楽な日程、ニセコ界隈の牧場や有島武郎記念館、それにニッカウヰスキー工場、まあ前日に比べたら遊んでいるようなもの、楽勝ですね。
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