美瑛白金にある青い池
活火山十勝岳が源流の一つとされている美瑛川。噴火による泥流で美瑛川の氾濫を防ぐため、この付近に堰堤(1989年)が設けられました。次第に川の水は堰堤まで流れ込み、小さな池になったそうです。それが青い池です。偶発的に生まれた人造池です。直ぐ傍には、美瑛川が流れています。
青の原因は、この付近の湧水には水酸化アルミニウムなどの白色系の粒子が含まれているそうで、本流の水と反応し、コロイド分散体が出来るそうです。そこを光が投射されると、青色の光線がコロイド分散帯に衝突して反射し、池水が美しい青色に観えるのだそうです。
立ち枯れの木と青い池の水、あの大正池の青版の美しい池が誕生したのです。発見(1997年)したのは近在のカメラマン、自身の写真集に依って、世に紹介されました。
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