遊歩道歩きで、草の花と草紅葉、そして実を見つけました。旭岳も紅葉の時期ですから自然の花園でも花は僅かにしかありませんでした。それでも大きな喜びでした。高山の花確かに見付けました。
エゾリンドウ(蝦夷竜胆)
陽光がないので花は閉じたまま、リンドウ類は光が強くないと開きません。これがこの花の生まれ持った宿命です。それでもシッカリと受粉をして子孫を残します。花と昆虫の駆け引き、青空の下、選ばれた虫がこの花の蜜を吸えるのですね。
チングルマ(稚児車)の草紅葉
真夏に白い花を咲かせ、花の後は花柱が変じて小さな毛叩きのようになり、それが無くなれば、秋の草紅葉になります。けれどこれは決して草では無く、低木なのです。チングルマはバラ科の落葉低木なのです。大雪山はチングルマの大群落があるので有名です。7月下旬はこの白い花で埋め尽くされます。
シラタマノキ(白玉の木、シロモノ)ツツジ科
高山の岩礫地に生えるツツジ科の常緑小低木、こんな高山にあれど、紅葉もしなければ落葉もしない強者です。夏に白い花を咲かせ、秋に白玉の実を結びます。
植物の垂直分布を説明しています。
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