2019年01月08日

音楽夜話52 映画・私は、マリア・カラスを観てきました。

今日の午後、TOHOシネマズ・ららぽーと横浜で、映画・私はマリア・カラスを観て来ました。インタヴューを多用した生のカラスの言動を基本に、歌を交えて、カラスの生涯を辿る作品でした。歌に生き、恋に生きた世紀の歌姫・カラス、正にマリア・カラスはこの形容に合致する真の歌手でした。

あの歌唱、完璧な芸術表現、全身全霊を持って絶唱するアリア、壮絶でした。富豪オナシスとの不倫の恋、度重なるキャンセル魔、そのプリマドンナとしての高名とスキャンダラスな私生活との落差、これもマリア・カラスの専売特許であり、世紀ナンバーワンの歌姫の証明でしょうか。

しかし私は思います。絶対的な歌唱力を身に着ける壮絶な練習、そして本番の圧倒的成功、これを維持するのは並大抵の努力では補えません。恋も必要であったし、キャンセルしての休養も必要だったのでした。悪評などは無に帰す、素晴らしいソプラノのオペラ・アリア、多くの記録や録音がそれを証明しています。今作品、多くのアリアに感動しましたが、私は歌劇トスカの「歌に生き恋に生き」がカラスらしくて大好きになりました。

予告編の間に私のお菓子を漁るビニール袋の音が煩いとクレームを付けた隣のおじいちゃん、カラスの絶唱に頭を割られて?泣いていました。ファンとは有り難いものです。40年以上前のカラスの歌に号泣するおじいちゃん、私もその口で、全身に鳥肌?が立ち痺れていました。
posted by 三上和伸 at 21:46| 音楽夜話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする