2019年04月05日

終曲 クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ 2019.04.05

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スタンウェイD型(フルコンサート)
先日の恵ちゃん・ナッチャンのリトルコンサートで、ナッチャンから演奏の合間に、簡単なピアノの説明をして欲しいと頼まれました。恵ちゃんは自分の楽器のヴァイオリンとヴィオラの説明をしまして、その後に、私がピアノの成り立ちを説明しました。

「皆さんはピアノの名の成り立ちをご存知ですか?」で始め、ピアノの名の変遷をお教えしました。ピアノは今から300年前、イタリア・フィレンツェのメディチ家の楽器管理人・バルトロメオ・クリストフォリが発明しました。それまでのチェンバロは音の強弱が出し難く、クリストフォリは強弱の効く鍵盤楽器(クラヴィーア)を作るべく研究を重ねたのでした。クリストフォリは、完成された鍵盤楽器を「クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ」と名付けました。小さな音から大きい音までが出る鍵盤楽器の意味があり、普通、ピアノ・エ・フォルテと呼ばれていました。ところが時代が下るに従って、「ピアノ・エ・フォルテ」の名は長すぎると言う事になったのでしょうか、ピアノ以外の全て音(言葉)が省略されて、19世紀には唯単に略語扱いとなり、「ピアノ」と呼ばれるようになりました。そんな説明をしました。皆さんには新しい知識となったようでした。

posted by 三上和伸 at 23:37| 終曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする