2019年05月06日

自然の風景 箱根湿生花園 2019.05.05

箱根仙石原湿生花園 箱根湿生花園游耕地 湿性花園用水路
湿性花園の玄関  仙石原湿原右遠くにススキの原  園内の水供給源の引水溝、箱根山からの自然の湧水です。
1976年、箱根町が、神奈川県唯一の湿原の仙石原湿原の荒廃を防ぐため、箱根湿生花園を設けました。この湿原に自生していた草花や樹木、更に日本に自生する樹木や草花を育て、園内の自然の中で展示しています。

春はミズバショウを中心にリュウキンカ、カタクリにザゼンソウ、フクジュソウ、サクラソウにニリンソウ、ヒメシャクナゲ、マメザクラなど。

初夏はカキツバタ、アヤメ、コウホネ、イカリソウ、ヤマシャクヤク、ヤマツツジなど。

梅雨はサンショウバラ、ノハナショウブなどの仙石原湿原や箱根山に自生の草木の花たち。

夏はニッコウキスゲにユウスゲのワスレグサ属、ヒメユリ、コオニユリ、ヤマユリのユリ属、それに早咲の秋の七草のカワラナデシコやキキョウにオミナエシ、そしてハスなど。

秋はススキにハギにフジバカマ、マツムシソウにリンドウ、そして天下の毒草ヤマトリカブトなど。

これら全部を観るためには、四季に渡って全国を飛び回らなければなりません。ここ箱根湿生花園に来れば、束の間の時間に、一季の多くの花に出会えます。安直ですがお得な施設です。

posted by 三上和伸 at 21:50| 自然の風景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする