2019年06月21日

鎌倉漫歩 明月院B 明月院やぐらとやぐら群 2019.06.05

宗猷堂(開山堂)
開山堂の周囲は、鎌倉石が削り出された崖になっており、そこには多くのやぐら(窟)が掘られていました。中心には上杉憲方の墓と言われる明月院やぐら(羅漢洞)があり、周囲にも幾つかのやぐらが掘られていました。深い理由は解りませんが、鎌倉時代の墓は、平地にあるものばかりでなく、崖や山を穿ったやぐら(窟)や洞が多く使われていました。身分の上下は無く、北条政子や源実朝の墓(供養塔)も寿福寺のやぐらの中にあります。

明月院やぐら(羅漢洞)
明月院やぐら(羅漢洞)
明月院を開基した関東管領の上杉憲方の墓(供養塔)があります。内部は暗くて良く判りませんが、見えているのが香炉で、その後ろに憲方の宝筐印塔(ほうきょういんとう、供養塔の前身)があり、そしてその背面の崖面には、釈迦如来、多宝如来の浮彫があります。

やぐら群 やぐら群
やぐら群
何方の墓か供養塔か知れませんが、幾つかのやぐら群がありました。古色蒼然たる様、古の魂が浮遊する不吉な佇まいを見せていました。
posted by 三上和伸 at 10:20| 鎌倉漫歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする