今朝、ゴミ出しの折に見付けた美しい網、蜘蛛の巣の網が折からの小糠雨に濡れて、美しいベールを創っていました。『これは美しい、カメラを取に戻って、これを写そう!』、良く見掛ける蜘蛛の巣ですが、何の蜘蛛か皆目判らないので、ネットで調べてみました。巣の主は、コクサグモでした。
蜘蛛の巣には幾つかあるようですが、これは棚網と呼ばれる巣の形態で、漏斗型に沈み込んでいる部分に巣があり、コクサグモは、普段はそこに棲んでいます。餌の昆虫が網に落ちると空かさず襲い掛かり噛みつきます。相手が大型だと、糸を巻き付け動かなくなったのを見計らい、噛みつき食べます。非常にか細い網で、粘着力も強くありません。されどキチンと狩りを遂げているようです。
自然は時折、美しい瞬間を魅せてくれます。淡く嫋やかな露のベールでした。
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