オニユリとコオニユリ、花を観ても見分け方が難しいのですが、葉の付け根を観れば簡単に区別できます。コオニユリは御覧のように、葉の付け根に珠芽(ムカゴ)がありません。反対にオニユリには黒褐色の立派な株芽があり、葉の付け根に黒々と生えて良く目立ちます。この株芽を採って土に植えれば、そこから新しい芽が伸びて、新たな苗ができます。少し時間がかかりますが、数年後には花を付けます。
コオニユリは株芽が出来ないので、肥料を多くやり、球根の分球を促します。秋に掘れば、沢山の小さな球根ができています。これを植えれば次年の夏に咲きます。オニユリも分球で殖えます。
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