2019年10月10日

新とっておきの花 晩秋F 雑草と呼ばないで 2019.10.08

センダングサ セイタカアワダチソウ チカラシバ
センダングサ     セイタカアワダチソウ チカラシバ
人から邪魔にされたり、嫌われたりする草を雑草と言います。それでも、「雑草なんて言う草は無く、チャンと名前が付いているのだよ」と仰った方もいます。それでも雑草はあるのです。それは人が壊した土地に逸早く生える草で、そこに蔓延り、雑草と呼ばれるのです。大体が帰化植物で、しかも物凄い繁殖力を持った草達です。しかし自然放置すると樹木が生え、これらの雑草は無くなります。自然破壊が起こらない限り、生えてこないのです。

・コセンダングサ(キク科センダングサ属)
黄色い筒花(頭花)ばかりが目立ちますが、この株でも極小さな舌状花が覗いています。舌状花、有ったり無かったりですが、このセンダングサにとっては、退化しつつあるのですかね。タネはいわゆる「引っ付き虫」で、棒状の種子の先端は、返しが付いた鈎状になっているのです。獣毛や人間の被服にくっ付きます。何かの動体に運ばれて新天地を目指す、これ生き物の抑え難い本能(摂理)なのですかね。

・セイタカアワダチソウ(キク科)
雑草中の雑草、ススキと勢力争いをして、ススキと並んで群生しています。私の審美眼からすれば、やや品が無い、人に愛され難い草ですね。これも運命、どんな生物にも醜いものはいるものです。

・チカラシバ(力柴)
力を入れてムシっても中々抜けない強情な草の為、故に力芝の名が付きました。イネ科特有の針のような穂があります。これがやはり引っ付き虫で、熟すと外れやすい種子のため、獣毛に触れれば直ぐに外れ、獣と共に新天地へと繁殖の旅をします。


posted by 三上和伸 at 22:34| 新・とっておきの花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする