2019年10月12日

東京漫歩 アヌシー湖 ポール・セザンヌ 2019.10.11

アヌシー湖 ポール・セザンヌ
アヌシー湖
東京都美術館で行われているコートールド美術館展魅惑の印象派を鑑賞して来ました。音楽に比べ、絵に造詣は無いのですが、年取ると共に絵の魅力も感じるようになりました。年に数回、思い付きながら、美術展に行っています。好いものは良い、それが実感です。音楽同様、心に確かな熱のようなものが残ります。その熱で、暫くの期間、私は幸せに過ごせるのです。その幾つかの作品で、心に潤いが残るのです。

イギリスの実業家・サミュエル・コートールドが蒐集した絵画などのコレクションを核に設立されたのが、コートールド美術館。訳あって今回、日本で美術展を開く運びとなりました。コートールドが愛した画家は言うまでも無く印象派乃至ポスト印象派、そのコレクションはセザンヌが主体です。地味であったセザンヌの真価を見抜いた人です。大変な審美眼を持ったコレクターでした。

見事な立体感と構成力で描かれたセザンヌの作品、このアヌシー湖も実に分厚く重々しい作品です。それでも暗いが透明な色彩感で描かれています。どっしりと整った美しい湖に仕上げられているのです。それは観る者に、絵の持つ揺ぎ無い存在感を教えてくれます。
posted by 三上和伸 at 21:40| 東京漫歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする