2019年10月13日

東京漫歩 鉢植えの花と果物 ポール・セザンヌ 2019.10.11

鉢植えの花と果物 ポール・セザンヌ
鉢植えの花と果物
この果物は洋梨だそうです。ですからこれは「鉢植えの花と洋梨」の題名でも好いのですね。セザンヌの静物画は、ある静物の一つを美しく浮き立たせようとして、構成を考えて描いているのだそうです。この絵の場合は、真ん中にある一つの洋梨がポイントです。これに鑑賞者の目を集中させようと、皿の果物や鉢植えの花、そして背後の背景が描かれているのだそうです。鉢もやや捩じれていますしね。これも洋梨に注目せるための、構成の仕掛けなのだそうですよ。セザンヌは「絵を描く事は、キャンバスの中に構成を作る事だ」と言っています。絵が単なる描写では無く、一つのミクロな宇宙になっています。
posted by 三上和伸 at 15:09| 東京漫歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする