2019年11月05日

東京漫歩 パイプと麦藁帽子の自画像 ファン・ゴッホ 上野の森美術館 2019.11.04

パイプと麦藁帽子の自画像
若い頃のゴッホは画家ミレーに心酔し、ミレーと同じように農村に住み、ミレーのような暗い絵の具で、貧しい農民を描いていました。芽がで無い儘、パリに渡ったゴッホは、当時流行りだしていた印象派の絵と画家を知り得ます。そこで感化を受け、暗い絵を描いてきたゴッホですが、一気に明るい絵の具を使い出します。そんな時代に描いたのが、この自画像だそうです。荒いタッチの油彩だそうで、明るい絵の具が使われています。

次第に精神が壊れて行く始まりの頃のゴッホの顔、強い美意識を持った眼光をしていますね。でも何だか私は仄々としてしまいます。ゴッホの絵には、張り裂けるような美意識と優しい人間性が感じられます。心が温かくなります。音楽のブラームスのように…。共通項は少ないですけど、この二人、酒好き、煙草好き、遊女好き?、そして日本贔屓(ジャポニスム)ですかね。


posted by 三上和伸 at 15:27| 東京漫歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする