2019年11月05日

東京漫歩 ジャガイモを食べる人々 ファン・ゴッホ 上野の森美術館 2019.11.04

ゴッホ作・ジャガイモを食べる人々・リトグラフ
ゴッホ初期の作品、1885年の春にオランダ・ニューネンで完成したようです。ミレーを尊敬し、ミレーを真似て農民画家として活動していた時期の代表作だそうです。描かれているのは、貧しくとも懸命に農作業をして、温かい家庭を築いている農民の夕餉の景色。背後が老婆、頭巾を被っている姉妹らしき女が二人と、帽子の爺さんと主人でしょうか? 北国・オランダの貧しき農民の主食はジャガイモです。ランプの下で、笑顔は無くとも、和やかに、夕餉を楽しんでいる風景が描かれていす。

ゴッホも一つのテーマで数作をものにしています。モデルのために一作、作者の自分に一作、親しき人に一作、売るための商売の一作。油彩もあるそうですが、これはリトグラフ(石版画)作品です。

*石板画
平らな石板の上に脂分を含んだ描画材料で絵を描きます。それを乾かして薬品を塗ります。描いた部分は絵具(脂分がある)に馴染み、白紙の部分は水に馴染みます。その石版に絵の具を塗って紙に刷ると、絵の具で描画した部分だけが紙に乗り、作品となります。
posted by 三上和伸 at 21:43| 東京漫歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする