2019年11月12日

東京漫歩 糸杉 ファン・ゴッホ 2019.11.04

糸杉
1889年の6月は、殆ど風景を描いています。ここで漸く、ゴッホの一つの得意の対象・糸杉が現れます。地の草も山も、糸杉も雲も、そして三日月さえもうねりに任せています。しかし、どっしりと動かない完璧な構図、どんな風景写真より勝る、自然の叫びや息吹が感じられます。

糸杉は死の象徴と言われています。ゴッホも自分の死が近いとの予感があったのかも知れません。しかし、素晴らしい糸杉ですね。死と言うよりか、むしろまるで生命力に溢れていますね。ゴッホの創作意欲がこの木に乗り移っているようです。
posted by 三上和伸 at 22:26| 東京漫歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする