2019年11月21日

東京漫歩 オワーズ河岸の風景 ポール・セザンヌ 2019.11.04

セザンヌ・オワーズ河岸の風景
オワーズ河岸の風景 1873〜74 油彩 カンヴァス モナコ王宮コレクション
セザンヌは、それまで、ロマン主義的な暗い絵を描いて来ましたが、パリに出てからはモネやルノワール、ピサロの影響を受け、明るい絵の具を使うようになりました。後輩ですが、ファン・ゴッホと似たところがありますね。やはり、印象派の絵には誰でも、一度は感化され、影響されるようです。それでもセザンヌの絵は印象派の連中とは一味違う、力強さがありますね。シッカリとした存在感があります。観れば観るほど、その良さが感じられ、好きになって行きますね。こんなところも、味は異なりますが、ファン・ゴッホと共通点があります。

この絵は、印象主義に感化されていた時期に描かれました。印象派のピサロと共に移り住んだオーヴェル=シュル=オワーズの川岸の風景を描いた作品です。明るい色彩、しかし揺ぎ無い構成力も表していて、セザンヌらしい奥床しい絵です。
posted by 三上和伸 at 09:18| 東京漫歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする