2020年02月24日

音楽の話 三上夏子・熊田恵、音楽紙芝居「ピーターとおおかみ」 2020.02.24

横浜山手西洋館・山手111番館 山手111番館の吹き抜け構造のホール
美しく晴れた振り替え休日の午後、山手・港が見える公園内にある山手111番館で、三上夏子が弾く音楽紙芝居「ピーターとおおかみ」が上演されました。会場は山手西洋館の中にある小さなホールでした。美しい早春の花が咲く山手111番館、NちゃんYちゃんRくんにパパママと、束の間のお散歩を楽しんだ後、会場に入りました。

ホールは二階にあり、三階建ての西洋館は、二階三階が吹き抜け構造になっていました。天井から釣り下がるシャンデリアの辺りはベランダ構造になっており、洋館のお洒落な風情が滲んでいました。

「ピーターとおおかみ」開演の挨拶
開演のご挨拶
ロシアの作曲家・セルゲイ・プロコフィエフが書いた「子供のための交響的物語」で、子供にオーケストラの楽器の役割を説明する、交響作品です。そのピアノの編曲版が、この日弾かれた楽譜です。

ピーターの件
ピーターの件
ピーターは弦楽五部で演奏されます。明るく快活な男の子です。

アヒルと小鳥の件
アヒルと小鳥の件
アヒルはオーボエ、小鳥はフルートです。二人はライバルのようで、良く喧嘩をします。この日も喧嘩をして、アヒルは池に入り、ガーガーと鳴きます。小鳥は水面すれすれに飛んで、アヒルを揶揄います。クラリネットの猫はノンビリと木の上の葉陰でお昼寝、ピーターも外で遊んでいると、ファゴットのお爺さんが「ブツブツ」と文句を垂れ、ピーターにおおかみが来ると注意をし、ピーターを家に閉じ込めて仕舞います。

おおかみの件
そこへお爺さんの言う通りにおおかみがやって来ました。お腹を空かせています。3本のホルンの合奏がおおかみのテーマです。力強く険しい遠吠えを模したホルンの咆哮が聴こえます。そしてアヒルに近づくとアヒルを一飲みにしてしまいました。それでも逃げて助かった小鳥と力を合わせ、ピーターは見事におおかみを生け捕りにしてしまいます。そこにティンパニ・バスドラムの猟師が現れて、ピーターと一緒におおかみを動物園に預けに行きます。ピーター、おじいさん、ことり、ねこ、そして猟師、みんなで動物園まで行進だ! 曲は華々しく終わります。でもさて、丸呑みにされたアヒルくんはどうなったのでしょうか? 動物園でおおかみは、クシャミをしたそうです。アヒルくんはおおかみの口から無事生還したそうな〜

紙芝居・語り手を演じた恵ちゃん、そしてオーケストラを意識して弾いたピアノの弾き手ナッチャン、二人の見事な音楽紙芝居絵巻は終わりました。超満員の会場、割れる拍手大喝采でした。NちゃんYちゃん、大喜び! Rくんはその辺を彷徨い歩いていました。ピーターのクラリネットの猫のように…



posted by 三上和伸 at 22:01| 今宵の名曲・音楽の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする