2020年05月06日

間奏曲 麒麟がくる 第16話「大きな国」 2020.05.06

応仁の乱が始まって戦国時代に突入しました。それから100年近くが経っての今回のお話。光秀が仕える斎藤道三が嫡男の斎藤高政と一戦を交える長良川の合戦前夜の場面です。美濃の混乱を防ぐため、東奔西走した光秀でしたが力及ばず、道三は鶴山城に陣を張ります。合戦阻止のために道三に食い下がった光秀でしが、努力は結ばれませんでした。光秀は平和主義者、しかし乱世の世を跨いで、平和な大きな国を作るべく、世に打って出る気構えは、並々ならぬものがありました。道三はそれを見抜いており、嫡男の高政と光秀を比べて、高政は嘘つきである、嘘で身を飾っている、光秀は正直者である、娘婿の織田信長と手を組め、それが面白い。後年の信長と光秀の関係をここで占っていました。陣に馳せた道三を後に、光秀の思いは複雑でした。家族や家来への思いと道三への恩義、高政の領地替え政策に観る冷酷さ、それらを天秤に掛けつつ思い悩む光秀、されど恩義が勝り、光秀は叔父の光安の後を追い、道三に味方すべく家来を連れ、鶴山の陣へ向かいました。

麒麟がくるでは高政は悪者になっていますが、この戦いで集まった兵は、圧倒的に高政の陣営が多数でした。道三は決して国衆の賛同は得ていなかったようです。戦後、高政は美濃に善政を敷いたそうです。

物語として面白いのが、信長の妻になった帰蝶の暗躍です。美濃国の主権争いを陰で操ったり、父・道三の逃げ道の確保をさせたり、正に女軍師の様相です。本当かしら…。それでも信長に情報ぐらいは通わせていたかも知れませんね。戦国の男と女、その力関係は解りかねますが…、如何許りか…

今川義元の軍師・太原雪斎(たいげんせっさい)が死んだ臨済寺、そこに逗留していた東庵と駒、二人は、雪斎死去の秘密保持のために、寺を出られません。人質となっていた家康(雪斎が教育係)と親しくなり、家康は駒に興味を持ちます。英雄色を好むで、駒は見染められました。一方、松平の間者・菊丸も駒にぞっこん、駒から淡い色仕掛けを受け、ここから出してくれとの願いを聞き入れ、手を重ねる二人、可愛かったですね。帰蝶が色気を失ってから、駒が我がアイドルとなっています。未婚ですからね…駒は... 松平家康、光秀の後を引き継いで、太平の世を創ります。
posted by 三上和伸 at 17:49| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする