2020年09月17日

私の歳時記 歴史散歩1 前九年の役終結 2020.09.17

平安時代の末期、朝廷と奥州安倍氏の戦いで、源氏の頭領源頼義が奥州安倍氏を破った戦いを、前九年の役と言います。長男の八幡太郎・源義家と共に9年の歳月を投じ、奥州の半独立国家・陸奥国を滅ぼしました。朝廷の日本国統一の一助となったのでした。康平5年(1062年)のこの日、安倍氏の厨川柵(くりやがわのさく〈城壁〉)を陥落させ、前九年の役は終結しました。

この勝利に源氏の名は高まり、源氏こそが武士の鏡とされ始めたのでした。平氏を破り鎌倉幕府を開いた清和源氏嫡流の源頼朝、北条氏(平氏)に奪われた実権を取り戻し、室町幕府を開いた足利源氏の足利尊氏などの征夷大将軍は、基を辿れば、八幡太郎・源義家に行き当たります。但し徳川幕府の徳川家康は、こじ付けし捲って、新田源氏の一席を占め、征夷大将軍になりました。源氏で無ければ、征夷大将軍になれない風潮がありました。
posted by 三上和伸 at 19:44| 私の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする