2020年09月18日

ブラームスの名曲54 歌曲「マジャールの女」 Op.46-2

「マジャールの女」 詩:ゲオルク・フリードリッヒ・ダウマー
その気高い姿の眼のとろかすような
不思議な輝きに見入ったとき、
自分の眼の明るい閃きも
その光を失ってしまったのだ。

おお、神よ、私たちを歎かせ苦しめようとて、
何という姿をお造りになったのでしょう。
きらめく魅惑の光をたたえた、
このような黒い瞳の姿を!

あの瞳の輝きは私を眩惑して、
この世のあらゆる歓びを味わせる。
そして私の眼の届く限り、
どこを見ても真っ暗なのだ。

戯れ歌のように、静かに口遊んでいる歌です。真剣に愛を紡ぐのではなく、何か心ここに非ずの気怠さが潜んでいます。ブラームスとしては珍しいネガティブな歌です。でも私はこの気怠さが好みです。私は時々、このメロディーを口遊みます。何も考えずに気怠くネ…

*マジャ−ル(マジャル)人
モンゴロイド(アジア系人種、モンゴル・中国・東アジア)の遺伝子を持つコーカサイド(ヨーロッパ・中近東・北アフリカ・北西インドの人種)のハンガリー人を指します。混血を繰り返して現在の人種に至りました。

posted by 三上和伸 at 22:59| ブラームスの名曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする