2020年10月06日

新とっておきの花・中秋13 ホトトギス(時鳥草) 2020.10.06

ホトトギス
ユリ科ホトトギス属の多年草。秋の七草には入らなかったのですが、日本の固有種であり、貴重な花です。基本的に強健であり、野山にも多く、人の庭でも栽培されています。名は野鳥のホトトギス(時鳥)から拝借したもので、花の斑点と鳥の腹の斑点に共通の美しさがあるために同名となりました。英名はジャパニーズ・トード・リリー、”日本のヒキガエルのユリ”ですかね。西洋人は斑点が苦手なようで、斑点のイメージはヒキガエルのイメージのようです。例えば山百合のような日本の数々のユリも斑点があります。これが嫌で、ヨーロッパ作出のオリエンタルリリーは極力、原種のユリの斑点(ソバカス)を消しています。美意識の違い、平面的な色彩に重きを置く西洋と、微妙な遠近を感じさせる斑点の良さを重んじる日本、私は味わい深い日本派です。
posted by 三上和伸 at 19:36| 新・とっておきの花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする