2020年12月05日

私の歳時記 唐の三蔵法師、インドから帰る 2020.12.05

後の世の16世紀の明の時代に作られた西遊記ですが、本家・三蔵法師(玄奘三蔵)がインドの仏教経典を探し得て、インドから唐(中国)に返って来たのが、644年のこの日です。日本で言えば「大化の改新」の一年前の事です。

三蔵法師は名高い訳経僧(やっきょうそう・サンスクリット語の経典を漢訳する僧)で、遥々唐からヒンドゥークシ山脈を越えてインドまで仏教の教えを請いに行き、数々の経典を唐に持ち帰った僧です。そして死ぬまで、持ち帰った経典を漢語に訳し、中国の仏教の発展に大きく貢献しました。

西遊記は、この三蔵法師の経典取得の旅を基にし、白馬・玉龍に跨った三蔵法師が、三神仙(孫悟空・猪八戒・沙悟浄の神通力を持った仙人)を従え、それらに助けられながらインドを目指す中国の口語小説です。
posted by 三上和伸 at 20:45| 私の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする