ヤブコウジ科の常緑低木です。白い万両、義母の庭にあったのを元日に写しました。実の数や見栄えに依って、貨幣の価値で名を決めるこの手の植物、中々に楽しいものがあります。藪柑子(ヤブコウジ)が十両、唐橘(カラタチバナ)が百両、千両、そして万両と続きます。秋に実りますが、冬を越して春まで実を着けています。貴重な植物です。万両は植えた思えが無いのに、自家の庭で実っている事があります。鳥が食べて果実を消化し、タネを糞に交えて、他家の庭へ運ぶのです。鳥は歯が無いので。タネは丸呑みにします。タネは消化されずに、鳥の体内から再び外界へ落ちるのです。
【関連する記事】
- 新とっておきの花・早春6 観梅ウォーキング 2021.02.23
- 新とっておきの花・早春5 ヤブツバキ・ウメ・ジンチョウゲ・カワヅザクラ 2021..
- 新とっておきの花・早春4 ロウバイ(蝋梅) 2021.02.11
- 新とっておきの花・早春3 ツグミ・三浦大根・柚子・私の散歩道 2021.02.0..
- 新とっておきの花・早春2 春の息吹・私の散歩道 2021.02.03
- 新とっておきの花・早春1 私の散歩道 2021.01.31
- 新とっておきの花・晩冬2 私の散歩道 2021.01.22
- 新とっておきの花・晩冬1 私の散歩道 2021.01.21
- 新とっておきの花仲冬6 早咲きの梅 2021.01.13
- 新とっておきの花仲冬5 冬の野菜 2021.01.13