2021年02月27日

音楽歳時記3 ベートーヴェンの第8交響曲が初演 2021.02.27

1814年のこの日、ベートーヴェンの交響曲第8番ヘ長調op.93がウィーンで初演されました。ベートーヴェン自身が大交響曲と呼んだ第7と同時期に書かれたのが第8交響曲でした。そしてベートーヴェンはこの第8を小交響曲と呼んだのでした。第7と比べると、演奏時間も短く、古典の簡潔化が一層進んだシンフォニーで、音楽の巨大化を目指していたベートーヴェンとしては、ここで伝統的な古典音楽に立ち返り、古典交響曲の総括をして、自身の創作の一里塚としたようです。この後、第9やミサソレムニス、及び大ピアノソナタを書いて、最晩年の巨大趣味を実践して行きます。

全楽章が長調で書かれており、第1楽章が簡素なソナタ形式、第2楽章がスケルツォ、第3楽章がメヌエット、第4楽章がロンドで書かれています。明朗闊達で、胸の空くようなリズムで刻まれています。
posted by 三上和伸 at 22:30| 音楽歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする