2021年04月25日

ブラームスの名曲72 歌曲「きみが時折ほほえんでくれさえしたら」 Op.57-2

「きみが時折ほほえんでくれさえしたら」 詩:ゲオルク・フリードリヒ・ダウマー(原詩:ハーフィズ〈ペルシャの詩人〉)
きみが時折ほほえんでくれさえしたら、
この激しい情熱に時には
涼風を送ってくれさえしたら、
ぼくは何ごとも耐え忍んで、
この愛情に苦痛を与えることでも、
すべてきみのなすがままに任せよう。

ペルシャの詩人・ハーフィズの一節だけの短い詩、ぼくが主人公で、きみが愛する恋人です。でも主人公がきみ(女)で、恋人がぼく(男)だとしても、成り立つ歌ですね。私のCDでは女声のソプラノ(ジュリアナ・ボンセ)が歌っています。その高音の女の声が適切に響いて、私を夢見心地に誘ってくれます。その半音階の柔らかくくねる歌い回しが、何とも言えない女の色香を感じさせるのです。
posted by 三上和伸 at 20:53| ブラームスの名曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする