2021年12月02日

私の歳時記 七十二候・「橘始黄(たちばなはじめてきばむ)」 2021.12.02

今日は二十四節気・小雪の末候(七十二候)の「橘始黄(たちばなはじめてきばむ)」です。文献を観ると橘の葉が黄ばむ頃と言う説もありますが、橘は常緑樹です。従って私の推量では、橘の実が黄色く色づく頃が適当と納得しています。

橘は柑橘類で、日本固有の原種だそうです。近年は殆ど観掛けなくなったそうで、絶滅危惧種と言われています。まあ、この際、橘とは蜜柑で好いでしょうね。たちばな、好い名ですね。語源は垂仁天皇に仕えた役人・田道間守(たじまもり)から発しているようで、たじまもりが訛って、たちばなになったと謂れています。田道間守が何をしたかと言うと、垂仁天皇(すいにんてんのう・第11代天皇・伝説上の人)に命じられて、不老不死の薬を探させられたとか。そこで探し当てたのが柑橘の一種・たちばなの樹でした。橘は香り麗しく、後にその皮は陳皮などの薬として使われ始めました。橘を発見した田道間守は殊勲を打ち立てたのでした。

今日この頃は、柑橘類の緑の実が黄に色付き始める頃とされています。
posted by 三上和伸 at 09:29| 私の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする