
左:宿根ペチュニア 右上:カモミールと八代草 右下:エーデルワイス
5月25日にタネ蒔きをしてから早一月半、遅蒔きが災いしたのか余り生育がよろしくありませんでした。特に宿根ペチュニアは発芽が悪くしかもある夜、虫?の食害にあい二株しか生き残らなかったのでした。まあ、こんな事も良くある話で、この二株から挿し芽をして殖やすと致しましょう。宿根なので来年まで上手く持ち越せば沢山の株を持てるでしょう。

エーデルワイスの用土
エーデルワイスはヨーロッパの高山植物、その生育場所はアルカリ性の岩屑の地。日本の用土は酸性なので軽石に苦土石灰を混ぜて使います。軽石、赤玉土、腐葉土を2ℓ:2ℓ:1ℓの割合にし苦土石灰を10g 程と元肥のマグアンプkをさじ2〜3杯程度混ぜ込みます。これをよく攪拌すれば出来上がりです。
八代草は赤玉土主体の用土で石灰は入れません。ペチュニアは鹿沼土(酸性土)を主体に肥料は多めに、勿論石灰は要りません。カモミールはエーデルワイスと同じ用土を使いました。

ポットに植え替え
極小の黒ビニールポットに苗を植え込みます。苗床から出来る限り根を切らず大切に取り分け用土を入れ植え込みます。重要なのは浅植え深植えにならないように用土を双葉(子葉)の付け根下まできっちりと入れる事です。浅植えでは株がグラグラして安定しませんし、深植えでは葉が痛み枯らしてしまうからです。

水遣り
たっぷりと水を遣ります。そして株の安定を今一度確かめます。

まとめて育苗
ケースに並べ一括して管理をします。先ずは日影から半日影に置いて発根を促がし活着を目指します。一週間位をめどに葉が生き生きとしてきたら日向に出します。水遣りは天候と用土の乾きを見極め、晴れなら毎日一回のペースでやり続けます。成長に合わせて水肥を2000倍(野草は肥料に敏感で濃いと成長過剰になります)に薄めてやります。
因みにエーデルワイスは34株、八代草が32株、カモミールが12株、ペチュニアが2株できました。