2017年01月23日

生き物大好き… 南米のドクガエル、正に神秘 2017.01.23

南米のドクガエル
これは伊豆の淡島マリンパークカエル館で飼育されている南米のドクガエル(毒蛙)。奇抜な体色はドクガエルの毒の在処を知らしめる警戒色。「食べたら死ぬよ」と無言の警告。

昨夏私たちがここを訪れた際に撮影したものですが、この度南米ペルーのアマゾン源流域で、新種のドクガエルが見付かったそうです。二本のオレンジ色に線が入った濃紺の体色を持つ種類でした。ヤドクガエルの一種だそうで、原住民は狩猟の際にこの激烈な毒を使うそうで、それがこのヤドクガエル(矢毒蛙)の名の由来となったのだそうです。

新種を見付けた切っ掛けはその鳴き声の差異によるものだそうで、研究者の捜索の折に、今まで聞いた事の無いカエルの声を聞いたのだそうです。

この種のカエルは面白い繁殖生態を持ちます。メスが産んだ卵を見張るのがオスの役目で、卵を乾かさないように水を与え、孵化したら、そのオタマジャクシを自分の背中に乗せ、水場まで運ぶのだそうです。そしてメスが再び卵を産み、今度の卵はその自分たちの孵化させたオタマジャクシのエサにするのだそうです。神秘的ですね。

posted by 三上和伸 at 23:28| 生き物大好き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月28日

生き物大好き25 今年は我が庭にウグイス(鶯)来ず、残念で悲しい… 2012.04.28

 ここのところ数日の朝は、小鳥たちも数多来て、我が庭でも忙しなく囀り(さえずり)を交わすようになりました。今朝のこの時間は、シジュウカラ(四十雀)が殊の外頻繁に、また執拗に、されど愛らしく囀っています。

 今年は、例年になく冬が厳しかった所為か、野鳥たちの活動が停滞気味でした。春の早い内で目立ったのはカラスやヒヨドリばかりで、極めて寂しいものがありました。それでも漸くメジロやシジュウカラは戻ったのですが、どうもウグイスだけは声が聴こえてきません。毎日出掛ける仕事先の何処の町でも、ウグイスの声を聴いた試しがありません。唯一、聴けたのが、あの毎年ウグイスと協演を楽しんでいた幼稚園での、拙い囀りでした。どうしたのでしょう? 例年あれ程楽しませてくれた我が庭のウグイス君、今は何処に…無事でいるのか…。

 『どんなに幸せが多くある私でも、君がいない春がどんなに寂しく悲しいものか…、君は分かってくれているのかしら?』。
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2012年03月30日

生き物大好き24 メジロにウグイス、さえずりを聴きました メジロ◎、ウグイス☓ 2012.03.30

 冬が厳しかった所為か、この春は桜にも況して野鳥のさえずりが遅いですね。まあ、何処かではさえずっているのでしょうが、その密度が低く、私にとっては実感がなかったと言えるでしょうか。でも、今日、団地の植え込みの梢で、メジロが力強くさえずっているのが聴けました。誠の美声であり、一気に春の雰囲気が私を目掛け降り注いできました。仕事に出る矢先の事であり、何か今日は良い事ありそうな予感が閃き、嬉しくなりました。

 今日の仕事は毎年ウグイス君と音の協演をしているあの幼稚園で、出掛けにメジロ君の美声も聴けたことで、必ずウグイス君もさえずってくれると信じていました。調律を始めてしばらくすると、鳴きました。「ホーホケケッキョ、ホーホケケッキョ?」、??、何だか変ですね。昨年のウグイス君とは別人?のよう、『代が代わったのかしら、否、待てよ、冬が長く未だ鳴き始めて間がないのかも知れない、去年の夏以降、必要ないので、さえずりは封印されていた筈だからね』、「ホーホケケッキョ、ホーホケケッキョ」、『駄目だなー、当分、協演は無理だね…、残念』。人間で調律師の私には、ブランクはありません。極上の音にピアノを仕上げます。『ウグイス君、早く僕に追い付いておいで、早くしないと春は終っちゃうよ!』。

ウグイスは他の野鳥と違い、さえずりに個体差があり、優劣がはっきりします。それでも、ウグイスは、日々さえずりの訓練をしているのだそうです。巧くならないと、雌にもてず、己の子孫(DNA)を残せませんからね。その理屈で言えば、私も同じ事、調律下手なら生活できず、妻子も養えませんものね、DNAも残せません(否、二人残しましたが…)。もっとウグイス君同様上手にならねばね? もう恋はしませんが…?…
posted by 三上和伸 at 19:17| 生き物大好き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月23日

生き物大好き23 ミニチュアシュナウザーの楽(ラク)君とスコッティッシュフォールドの大河(タイガ)君 2012.03.23

ウフフフフフフ…、可愛いでしょ。二日連続で可愛いお友だちに会えるなんて、今週はついていますね。ワンちゃんはワンちゃんの、ネコちゃんはネコちゃんの特性が出ていて、大変楽しい訪問でした。

@ミニチュアシュナウザーのラク君(4歳)
ラク君 ラク君
ネットで調べたら、ミニチュアシュナウザーのシュナウザーとは顎の小さい髭の意味があるそうで、この容姿にピッタリの名ですね。ドイツ原産で19世紀頃にはネズミ捕りの仕事をしていたそうです。遊び好き、好奇心強く、警戒心がありながら勇敢で、愛情深いのだそうです。このネットの解説は、正にこのラク君そのものであり、私を相手に知力体力を惜しまず出し尽くして遊んでくれました。追いかけっこが好きなようで、私が動くとすかさず俊足を飛ばして追いかけて来、私が向き直り迫ると、一目散に逃げ帰ります。そのやり取りがこの犬にとっては堪らなく楽しいようです。

左の写真をよく見ると、ラク君の右足の上にオヤツが乗っています。これはお母さんの“お預け”であり、それをラク君は忠実に守ります。少しのいらつきも見せないでラク君は凄い!お利口だね! 最後の退出時には私を見送ってくれました。元気でね、また来年!

Aスコティッシュフォールドのタイガ君(6歳)
タイガ君
スコットランドで見付かった耳がフォールド(折れ曲がった)した猫。それを1961年、品種に確立して誕生したのが、このスコティッシュフォールドだそうです。この猫の美点は仄々と温和な事。タイガ君もその美点を満点に持ち、快活無比のラク君とも大の仲好しです。私が写真撮影で追い回したので、イス陰に潜みましたがそれでも、その姿さえ癒しに満ちていました。

写真は失敗で大事な耳が隠れてしまいました。お許しあれ〜
posted by 三上和伸 at 23:51| 生き物大好き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

生き物大好き22 ボーダーコリーのナナちゃん 2012.03.22

ボーダーコリーのナナちゃん
ウフフフフフフ…、可愛いでしょ。このワンちゃんはボーダーコリーのナナちゃんです。ボーダーコリーとは、そのルーツをバイキングまで辿る事のできる、イギリス原産の牧羊犬です。ボーダーの謂れは、原産地がスコットランド及びウェールズとイングランドの境界(ボーダー)の地にあるからだそうです。現在でもオーストラリアやニュージーランドでは現役の牧羊犬として活躍しているのですって…。働き者の凄い犬なのですね。また、フリスビードックとしても、その俊敏性が買われて活躍しているのはよく知られていますね。

 このナナちゃんは労働はしませんが、家族を癒す大切な役目を担っています。私にも遊んでくれ、癒しを沢山くれました。でも、ナナちゃんには悲しい記憶があります。女の子らしいナナちゃんは、ある時、想像妊娠をしたのだそうです。ボールを赤ちゃんと錯覚して追いかける事を止め、優しく抱き寄せて離さなくなったのだそうです。おまけに乳腺炎にもなってしまったのでした。止むなく手術をしたそうです、可哀想なナナちゃん…。それでも獣医さんは、手術さえ成功すれば長生きができると仰ったそうです。ほらね、今はとても元気でしょ! ナナちゃん頑張れ!
posted by 三上和伸 at 22:17| 生き物大好き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月15日

生き物大好き21 ミックスのルナちゃん 2012.03.14

ルナちゃん
ウフフフフフフ…、可愛いでしょう。ミックス犬で一歳になったばかりの女の子・ルナちゃんです。この犬はミックス犬として売られていたそうで、お聞きしたところでは、チワワとヨークシャーテリアの一代交配であるとの事。その所為か極めて快活で逞しく、聞き分けもよくお利口さんです。そこかしこに一代交配ならではの優れた資質が感じられました。初対面の私にもよくなつき、取っ組み合いのおふざけをしたり、追いかけっこをしたり、仕事後の私と遊んで?くれました。最後の別れ際には何と、チューまでしてしまったのですよ。ウヒャー!
posted by 三上和伸 at 22:43| 生き物大好き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月10日

生き物大好き20 漸く、シジュウカラがさえずり始めました 2012.02.10

 午後は早めに帰宅し、確定申告の準備をしていたところ、庭でシジュウカラがさえずり始めました。ツッピ−、ツッピー、ツッピーと…、高音の透明な声で美しく和やかに…。一羽が枝に停まった姿で本式のさえずりをするのを聴くのは今年初めてで、それは昨春(夏前まで)以来の懐かしい声でした。私は嬉しさを隠せず、キーを打つ手を休めては、思わず聴き耳を立ててしまいました。毎年の事とは言え、帰って来てくれた事が有難く思えて心を動かし胸を熱くしてしまう、これが年を重ねた小父さんの今日この頃の心境と言うものでしょうかね? どんな者達でも、その善良の存在が私の孤独を埋めてくれます。良くできたものですね、この世界は…。感謝です。
posted by 三上和伸 at 16:00| 生き物大好き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月26日

生き物大好き19 皇帝ペンギンの秘密 フランス映画「皇帝ペンギン」を鑑賞して 2012.01.22

 この二十一日にBS日テレで観たフランスドキュメント映画「皇帝ペンギン」に、強く感動しました。それは皇帝ペンギンの夏の生活と冬の繁殖の記録で、一つがいのペンギン夫婦とその雛の一年を、興味深く丹念に物語仕立てにした名作でした。

 皇帝ペンギンは、南極だけに棲む大型のペンギンで、南極海の氷の下に生息する魚類を捕食し、生活をしています。陸ではヨチヨチ歩きのペンギンですが、海中では俊敏で、まるで空を飛ぶが如く泳ぎ回り、群れなす魚をいとも簡単に捕えます。ところでその胃袋は巨大らしく、大量の魚を呑み込んではペースト状に消化貯蔵する能力を保有し、氷上に於いては数カ月、何も食べないでやり過ごせる特異体質をしています。それは繁殖の季節に特に顕著化するもので、海から遠い氷上の谷で行われる繁殖・養育の期間は、雛(卵の時も)と過ごす“つがい”の内の一羽は、雪で水分を補給する以外、数か月、何も食わずに餌付をし雛を守ります。採食はつがいの交代制(各々一回)で行われ、一方が雛(卵)を抱いている間に、もう一方が海へ下り捕食し、大量の餌を胃袋に溜め、雛に持ち帰るのです。春の巣立ちまで、それをもう一交代繰り返します。こうしたやり方で、自分たち夫婦と雛の食を確保し賄うのです。

 秋、厖大な数の皇帝ペンギン(成鳥)は、繁殖のため海辺に集合します。そして隊列を組んで徒歩で行進し、海辺から遥かに遠い氷上の谷(盆地・雪原)に苦労の果てに辿り着きます。そこは皇帝ペンギンの生まれ故郷、安心して子育てが出来る、皇帝ペンギンには厳しくも安全な揺籃の地です。まずは、雄と雌が知りあって恋をし、つがいとなります。この時、少数派のオスを巡って多数派のメスたちがオス獲得を目指して争奪戦を行います。普通の生物に比べれはオスメス逆転ですが、数の論理と生活環境の厳しさからか、そうならざるを得ないようです。勝ったメスと目当てのオスはつがいとなり、すかさず交尾をしてメスは卵を産みます。巨大な卵はメスの腹の羽毛に包まれ足の上に置かれています。それをメスからオスに預け渡す儀式が皇帝ペンギンの子育てのやり方の第一歩です。何故ならここでの産卵で栄養を失った腹ペコのメスは自身と雛のために、オスに卵を預けて餌を捕りに海へ向かわなければならないからです。この卵の受け渡しは、子育ての内で最も厄介で危険な作業であると説明されていました。何故なら極寒のここでは、羽毛から出て裸になった卵は数秒で凍りついてしまい、中の命は断たれてしまうからです。この儀式を映画の中ではダンスと呼んでいましたが、手を使えぬ不器用なペンギンはオスメスが向かい合い、ダンスを踊るようにして足と嘴を使い、必死で卵を受け渡しします。メスの羽毛の腹からオスの羽毛の腹へ、ハラハラドキドキ踊って踊って、何とか卵を移し終えたのでした。しかし失敗したつがいもあり、卵は一瞬にして凍りつき破裂してしまいました。しくじった夫婦の落胆はいかばかりか、それは何時までも諦めきれずにそこに佇んでいる二羽の姿を見れば、自ずと解ろうというものです。

 そしてメスが海へ去った雪原は、やがて厳冬となり激しいブリザードが卵を抱えたオスたちに襲いかかるようになります。オスたちは列を作って円を描き、交代しながら猿団子となり、押しくら饅頭をしながら賢く卵と我が身を守るのです。そうこうしている内に、春の兆しがみえはじめた頃、卵は孵化し、愛らしい幼鳥が生まれました。オスの腹の羽毛から顔を出すベビー、何と愛らしい黒白の顔形、そして玉を転がすような声、ペンギンの生まれたての赤ちゃんを初めて見た感動は、喩えようのないものでした。方々至る所で出産ラッシュとなり、玉の声が響き渡っていました。

 それから暫くすると、メスはやっとの事でこの育児の谷に戻り、数多のオスの中から迷う事無く、己のつれあいを見分けます。そして卵から産れ出た我が子と、感動の初対面を果たすのです。その喜びは限りないようであり、オスの腹下の我が子を間にして、二羽は体を触れ合いもたれ合い、深い安堵と喜びに浸っているようでした。メスは胃に蓄えた大量の水溶化した餌を少しづつ雛に与えました。そして空腹の限界であったオスは雛をメスに託し喜び勇んで、海への旅に出、数ヵ月後、再び雛への餌やりに戻るのでした。オスは、メスから離れて遊んでいた雛であっても、雛の鳴き声を驚くなかれ憶えていて、無数にいる雛の中から声を頼りに我が子を見付け出しました。何と言う不思議! 何と言う愛着! 野生の卓越した能力に驚くだけでした。

 そして別れの時は来ました。オスとメス、この先お互いが生き残れたとしたならば、秋に再び夫婦になろうと誓い合っての別れだと言う事でした。残されたオスは、胃の餌を元手に暫くは子育てに励み、春の来訪と共に海へ下りました。そして独り立ちをした雛たちは、親たちと同じように隊列を組んで、初めての海へ向かうのでした。

 誰が好んでこんな過酷な生活をするのか、初めは甚だ疑問を持ちましたが、物語るに従い、成る程こう言う生き方もあるのだな…と、そして皇帝ペンギンにとっては、この生き方こそが最良であり、これしかなかったのだな…と、痛感しました。何よりもその逆境に耐えうる忍耐の夫婦愛…、努力の果ての親子愛…、素晴らしい…。されど感動も然る事ながら、人間として生き物として、学ぶべき所の多い事に驚きました。夫婦が仲良く助け合えば、子は元気に巣立つ。人間もペンギンに負けてはいられません。
posted by 三上和伸 at 22:05| 生き物大好き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月25日

生き物大好き18 タヌキ発見 

 昨晩、妻を最寄り駅に迎えに行った帰り、我が家の駐車場に車を着ける刹那、前を横切った生命体がありました。「あっ、猫!」と叫んだ妻も何だか乙な顔??、「否、あれはタヌキだ!」と私は確信を持ち断言しました。ずんぐりした体つき、尻尾がやけに太い、それはタヌキの長く強い(こわい)体毛の証拠、しかもその動作は鈍くノソノソ…。何とも間が抜けているのですが、返って愛らしく愛嬌がありました。そう言えば、数週間前の深夜にブログを書いていた時、庭でゴソゴソ音がしていたので、不審に思った私はベランダに降り、音の在り処を見定めてみました。しかし余りに暗く、闇に紛れて出てきた生命体が、猫か犬か他の生命体かは確定出来なかったのでした。もしかしたら、タヌキかも?夜行性だし…とは思いましたが…。

 今回とうとう、我が町にも新たな生命体の存在がある事を確認しました。タヌキが棲んでいる事を確信したのです。どうも、我が家の庭伝いにある雑木林に棲んでいるようです。また会いたいな…。

  
posted by 三上和伸 at 22:49| 生き物大好き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月19日

生き物大好き17 ヒヨドリが鳴き出しました 2012.01.19

 お正月も疾うに過ぎ、寒も半ばに差し掛かり、明後日はもう大寒です。冬も底を打つ頃で、春は遠からじとなりますけれども、春は名のみの風の寒さよ…ともなるかも知れません。そんな微妙な今日この頃に、外の音に耳を傾ければ、野鳥たちが里(我が町)に降りて来たようで、頻りと鳴き声が聞こえてきます。私の大好きなウグイスやメジロのさえずりは未だ先ですが、今の庭にはヒヨドリの縄張りを主張するような鋭い鳴き声が満ちています。その声はピーピーピーとか、ヒヨヒヨヒーとか、ギィーギィーギィで、断続的で不揃いな鳴き方をしています。このような音を我々音の専門家の間では雑音と称しています。一方、ヒヨドリのメスを誘うさえずりでは、ピヨピヨピヨピヨピー、ピヨピヨピヨピヨピー…、…、…、…っと連続的で、且つチャンとした形式を備えています。これをやはり、我々の言葉で言えば、楽音と言うのです。まあ、囀り(さえずり)はその鳥それぞれの優劣がありますが、総じて楽音を奏でていると言って誤りではありません。

 このヒヨドリ(鵯・白頭鳥)は草食系の野鳥で、草や木の葉そして果実を食物としています。まあ、野にある草や木の実を食べていれば問題はないのですが、そうはいかず勢い、必然的に人間の作物に手(口ばし)を出してしまうようになります。農家からすればスズメと並ぶ害鳥であり、目の敵にされてしまうのです。私も以前、菜の花(花菜)を始め多くの苗を食い散らかされて閉口した事がありました。花作り人にとっても憎っくき存在なのです。

 されど、その子育てに関してみれば、大した母性愛を持った優れた鳥です。賢くも、子を連れ、餌を採って食べさせ、その採餌を身を持って教え込んでいます。私は過去に何度となくその場に出会い、その様子を感動と共に見守ったものでした。ホントに素晴らしい愛に満ちた一齣の絵を魅せてくれたのです。

 よく人はヒヨドリの事を“ネズミのような鳥”と卑下してみますが、確かに灰色の体色といい体の大きさと言いドブネズミにそっくりのように観えます。しかし、よくよく注視すれば、この小鳥がそんな単純で不細工なデザインの衣装を身に着けてはいないと言う事が実感でき驚かされるでしょう。グレーはグレーでも体の部位によっては鮮やかな濃淡があり、腹には見事な黒白の斑模様が浮き立ち極めてシックです。さらにおまけに、頬や尾羽、そして風切り羽には仄かに緋(茶)色のアクセントや縁が入ります。玄人好みの素晴らしい装いをしているのです。
 
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2011年08月25日

生き物大好き16 麗しのレディーキャット、ウララとネネ 2011.08.25

ウララ ネネ
雉猫のウララ(8歳)        黒猫のネネ(1歳)
美しい名を持った猫二頭、想像ですがウララは春麗のウララかな…、君にピッタリの良い名だね。ネネは寝る事を指す児童語であり、恐らくねんねばかりしていた子猫だったのでしょうか。どちらも飼い主さんの愛情が偲ばれる名付けようですね。とても愛らしい…。

ウララは気位が高い猫、私が写真を撮るので追いかけ回したら「フォッ!」と怒りました。でも人懐っこい猫でもあります。時々ジィーと見詰めてやると反対にその円らな眼でジィーと見詰め返します。「何なの、そんなに私って綺麗…」なんて言っているよう…。その内、私の気持ちが通じたのか何と私の膝や調律鞄に体を擦り付けてきました。飼い主さんは半ば呆れて?「あっ、きっと三上さんが好きになったみたいね!」と仰ってくださいました。

ネネは一寸臆病な猫、小机の下に潜り込んで出て来ません。写真を撮る際脅かしちゃって御免ね。でも撮れた写真は中々上出来、黒い体に独特な目の色、シックな出で立ちで素敵な猫ですね。

元気でね、また来年。
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2011年08月10日

生き物大好き15 私はだーれ! 2011.08.10

ミー子

 そう、昨年紹介した戸塚区Oさん宅のミーちゃんです。一寸太めのおばーちゃん猫(今年12歳)とご紹介したのでしたが、昨年あれから暫くして大病を患ったとか…。でも根っからのお利口猫で、ちゃんと薬も欠かさず飲んだそうで、病気を克服しました。益々元気になり毛艶も美しいのですよ。また恋も出来そうなので、三上さん(ニャーアン)と私を呼びました。私は仕事の手を休めて話を聞いてやる事にしたのです。「何々…?」「ニャーン(あっちに行きたいからドアーを開けて)」だと。勘違いした私がバカでした。何やら嬉しそうに出て行きました。恐らくオヤツを貰いに行ったのでしょうね。そして暫くしたら、この玄関の下駄箱の窓辺で涼んでいました。クーラーの利いた私がいるピアノ室より、この窓辺の方がいいのかな? 私は一寸ガッカリしました。

 元気でね! 来年もまた会おう!
posted by 三上和伸 at 23:44| 生き物大好き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月03日

生き物大好き14 薄明の蝉大合唱 2011.08.03

 久方振りで薄明の蝉の大合唱が聴けました。空が白むや否や忽然と鳴き出す蝉達、まるで蝉の中に指揮者がいるように同時に一斉に鳴き出したのでした。私は寝床で身じろぎもせず聴き入りました。私は全身が泡立ち痺れました。ヒグラシ、ミンミン、ニイニイがまるで天から降り注ぐスコールのように私の全空間を埋めたのです。極上のシンフォニーのように私の劇場に木霊したのです。 2011.08.03 04:30
posted by 三上和伸 at 05:28| 生き物大好き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月31日

生き物大好き13 シオカラトンボ 横浜・今井川遊歩道 2011.7.30

シオカラトンボ
昨日の帰り道、最寄りの駅から小一時間の道程で我が家まで歩きました。途中、時々散歩道として利用している小川沿いの公園遊歩道を辿ったところ、枯れ草の先にシオカラトンボが止まっていました。大きな複眼をギョロつかせ辺りを見張り、警戒しているようでした。この美しい蒼いトンボはオスなので縄張りを持ち日常的に見回りをするそうで、今、見回りを済ませてここに止まったばかりでした。私がカメラを構え接近すると益々警戒を強め、羽を低く下げて緊張し、今にも飛び立ちそうでした。私は「そうはいかないよ」と瞬時にシャッターを切り、見事羽のある昆虫の写真をものにしました。

懐かしいシオカラトンボは誰でも子供の頃に追い掛けましたよね。この類は蒼い体のオスをシオカラトンボ(塩辛蜻蛉)と言い、黄色に黒い縞の麦藁色のメスをムギワラトンボ(麦藁蜻蛉)と呼び、言い分けたのです。雌雄で異なる色模様を持ち違う名前だなんて、何と素敵なのでしょう、素晴らしいですね。「何時までも絶える事無く、生き抜いてね」と声を掛けていました。
posted by 三上和伸 at 22:41| 生き物大好き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月27日

生き物大好き12 ミンミンゼミ本格始動 2011.07.27

 今、ミンミンゼミがあちこちで鳴いています。数日前からポツリポツリと鳴き出してはいましたが、間断なく本格的に鳴くのは今日からかも知れません。蝉の中でも鳴く時間帯が朝型なので早朝から鳴いてるのです。これと反対なのが午後型のアブラゼミで午後から夜まで鳴き通します。ニイニイゼミは朝から夜まで一日中鳴く蝉で、一番の“鳴き虫”と言えます。また鳴く時間が最小(短)なのがヒグラシで、夕方乃至早朝に一斉に鳴き、後は俄か曇りの時に思い出したように鳴きます。まあ、各種蝉達は思い思いの鳴き時間帯があるようで、季節以外に一日の時間割りにも拘りがあるようです。
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2011年07月13日

生き物大好き11 我が住まいで聞こえる音(声) 2011.09.13

 私の住まいは横浜でも大分田舎、ですから朝から晩まで様々な生き物の声(音)が聞こえてきます。春は主に鳥の声が多かったのですが、今は蝉などの昆虫が多く鳴くようになりました。あっ、でも我が団地専属のウグイス君(我が団地のこの辺りが彼の縄張りらしい何時もの声の…)は未だに鳴いていますね…、今さっきも鳴いていました。もしかしたら、一年中鳴くのかも知れませんね、今後注意して観察しますね。

 あっ、今度はコジュケイが鳴きました。「チョットコイ、チョットコイ」て…。でも私が行くと大慌てで逃げるのですよ、そんな事言わねばよいのにね、変な鳥…。そして鳥特有の母性愛の持ち主でもあり、親鳥はかなりの間、雛と行動を共にするようです。母鳥は子供には優しく鳴くのですって「コッ、コッ、コッ」て…。

 あっ、またニイニイゼミが鳴き出しました。正に蝉時雨、夏ですね。今のところ蝉はニイニイゼミだけですが、夕方からはクビキリギスと言うバッタの仲間が植え込みの中で鳴いています。ジーと言う声で、でもこれは梅雨時から鳴いていましたけれども…。

 もう直ぐ、ヒグラシも鳴くでしょう。楽しみです。

 あっ、またコジュケイが鳴きました…。
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2011年07月05日

生き物大好き10 ニイニイゼミ鳴く 2011.07.05

夕方、ウォーキングをしていたら、ニイニイゼミが鳴いていました。たった一匹でしたが、私には今年初めての蝉の声でした。ニイニイゼミは梅雨が末期を迎える頃に鳴き出す蝉です。そうです、いよいよ梅雨も終わりに近づいています。何やら嬉しいですね。今夏は何処へ行こうかな…、そして何をしようかな…。まず、温泉には行きたいですね。草津も良いし、伊香保も良い、でもやっぱり東北が良さそうですね。乳頭、不老不死、玉川、蔦、酸ケ湯。岳と言うのもありましたね。行きたいなー……
posted by 三上和伸 at 23:41| 生き物大好き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月03日

生き物大好き9 燕の夫婦 2011.07.03

ツバメ
ツバメ(燕、スズメ目ツバメ科)
今日は亡き父の新盆の準備に横須賀の実家を訪ねました。母を手伝い、迎えのための提灯や灯明台を買い求め、菩提寺には新盆の供養に必要な草鞋や扇子、それに米を入れた袋などを届けました。

そんな中、暑さにへたばり、ふと見上げた空には燕が涼しげに舞っていました。恐らく空中の昆虫を啄んでいるのでしょう、時折激しい急旋回を魅せ、私を驚かせ楽しませてくれました。そして疲れたのか二羽並んで骨休めを始めました。仲睦まじかったので恐らく夫婦ものでしょうか、午後の僅かな一時を憩いに費やしていました。何を考えているのでしょうか、子育ては終わったのでしょうか、幸せなのでしょうか…。何故か仄々として、誠によい景色でありました。ささやかな、でも素敵な涼を貰いました。
posted by 三上和伸 at 23:30| 生き物大好き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月23日

生き物大好き8 鳥の鳴き声、印象は様々 2011.06.23

 6月14日付けの間奏曲437・暗い朝、雨が心配で紹介した我が家の前の森のカラスについて追伸。今朝もあの「アポー、アポー」て鳴くカラスが鳴いていたところ、我が妻が思わず不意にのたまいました。「あっ、ハロー、ハローって鳴いてる、誰かに挨拶してるんだ!」と…。私が「えっ、ハロー?、嘘だー、アポーアポーだよ」と主張しても、妻は断じてハローを翻そうとはしませんでした。「ハロー、ハローだよ、可愛いなー」だって…。このように鳴き声を人間の言葉や擬音に置き換えるのをキキナシと言うのですが、人によって聞き成しは随分と違うのですね。「ハロー」か…、それも良いかもね、ネ…。

 この日の深夜、雨音を聞きながら私が風呂に入っていると、不如帰が何日か振りでまた鳴き出しました。私は始め、湯舟に浸かり陶然とその声に聞き惚れました。しかし切なく執拗に何度となく鳴き続ける不如帰に私は焦燥と憂い感じ、深く同情しました。「あぁ、不如帰よ、お前は何を求めて雨の夜中に鳴いているのだ。愛しい相方を求めてか? 相方は見付かったのか? どうなんだ? されどその愛方を見付けられなくとも、今この私がお前の声を聞いているよ。お前と同じように切なく苦しい胸の内を秘めて…。しかし、万感の生の感動で打ち震えながら、聴いているよ…。」
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2011年06月10日

生き物大好き7 雨の夜ホトトギス鳴く 2011.06.10

 今し方、横浜天主堂のブログを必死?で書いていたら、何とホトトギスの鳴き声が! しかも段々大きな声になり、迫ってきました。私の心はざわざわと騒ぎ出し、書くのを中断して急いでベランダに降りました。外は闇と雨、姿は確認できなかったのですが、強く澄んだ声で鳴いているのです。「トッキョキョカキョク、トッキョキョカキョク」と狂おしくしかも飛びながら…。「ああ、ホトトギス! もっと鳴いて! もっと!」、あのマリア像で高まった胸の思いをホトトギスが煽り益々増幅しました。私は身悶え、胸を掻き毟り、喜悦に酔いました。
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2011年06月07日

生き物大好き6 再びのホトトギスの声 2011.06.07

 今、再びのホトトギスが鳴いています。昔より不思議と愛され注目されたホトトギス、その鳴き声を聞けば何方でもその理由が解る事でしょう。「トッキョキョカキョク、…、…、」、「ホンゾンタテタカ、…、…、」、「テッペンカケタカ、…、…、」。その威厳に満ちた力強い発声、独特な節回し。断固として初夏を告げる人間的な使者として愛されてきたのでしょう。

 この仲間は日本に四種いますが、皆、極めて個性的な鳴き声の持ち主達です。ツツドリは「ボボ、ボボ、ボボ、」とまるでファゴットのよう、正に筒を吹くような音…。ジュウイチはこれも聴きなしから生まれた名前で「ジュウイチ、ジュウイチ、ジュウイチ、」と己の名を連呼して鳴きます。最後はカッコーで、もうこれは何方でもご存じの森の人気者、長閑故、閑古鳥のあだ名があります。本当に個性派揃いのメンバーです。

 そしてこれらの全ては、託卵と言う独特の悪しき?子育て?をする仲間でもあります。要は巣を持たないで子育てをしない性質を持つ鳥達なのです。他の鳥(ウグイス、オオヨシキリ、モズなど)の巣に卵を産みつけ、その鳥に子育てを託すのです。その際、その主屋の主の卵、並びに雛鳥を廃棄して、己の雛だけを育てさせる性悪な性質を合わせて持っています。でもその悪しき性質とは裏腹に、否、それだからこそ、これらは常に少数派なのです。さらに託卵相手がもう少し利口なら、この鳥たちは何れ絶滅種となるのです。今日託卵の困難さを指摘する鳥類学者もいます。憐れホトトギス類、これも自然が与えた皮肉な試練なのです。 
posted by 三上和伸 at 08:24| 生き物大好き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月05日

生き物大好き5 シジュウカラ二度目の恋 

 一昨日、昨日、今日と、我が団地ではシジュウカラの巣立ちラッシュが続いています。チチチチチチと間断なく巣立った雛の声が聞こえていました。直後は母鳥の後を追い十羽前後が群れて枝から枝へと移動していました。けれども直ぐ親鳥は雛から離れるようです。雛は早くも捨てられちゃうのです、可哀想に…。と言うのは、シジュウカラのような小鳥は春から梅雨明け前まで、年に二回の産卵子育てをするようです。ですから親鳥たちはとても忙しい…、雛と別れ、新たなつがいの相手を求めて恋を始めているのです。いまこの時期、シジュウカラの再度のさえずりがしきりと聞こえ始めています。はて!何と言う事か!別々のオスとメスで新しい恋をするってか?、同時不倫のように? 何故だ!何故なんだ!浮気して!。でもこれが種の繁栄にはいい効果を上げるそうです。血が濃くなるのを避けているのですね。柔軟な本能、それとも頭?が良いのですかね? 人間もそうなればいいのにな〜と考えるのは、我らが下衆の男達だけ、人間は愛に繊細なのです。小鳥のように愛に冷静にはなれないのです、封建時代は別にして…。勝手な事して伴侶を傷つけてはなりません。それが人間の宿命?なのです。この掟を破った者は天罰が下るのです。何と恐ろしい事か…。否、本当に恐ろしいのですよ…。  
posted by 三上和伸 at 00:35| 生き物大好き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月01日

生き物大好き4 ホトトギス来たる 2011.06.01

 今朝、漸くホトトギスの声が聴けました。トッキョキョカキョク、…、…。と数回鳴き続けて、その後何処かへ消えました。しかし、数回でも取り敢えず聴けたので安心しました。今年はこの季節に聴けないのかなと大層心配していたのでした、良かった。皆様のお宅のほうは如何ですか? もう聴けましたか?

 ホトトギス、私も大好きですが、古来より、文人墨客に殊の外愛されてきた鳥で、驚いた事に名前も漢字当て字も沢山あります。まず名前では、あやなしどり(彩りが良いから)、くつてどり(ホトトギスとモズによる沓に纏わる俗説の名)、うづきどり(旧暦四月に鳴き出すから)、しでのたおさ(死出の田長)、たまむかえどり(魂迎え鳥)、夕影鳥(夕方も見掛ける?)、夜直鳥(よただどり・夜鳴きながら飛ぶから?)など。漢字当て字では、杜鵑、不如帰、時鳥、子規(正岡子規の子規、子規はホトトギスと名乗った)、杜宇、沓手鳥、蜀魂など。まぁ、限りなくあります。不思議ですね、この拘りは…。でもほんの少し私にも解る気がします。トッキョキョカキョクの美しくはないですが独特の心躍る人間的な鳴き声…。目に青葉、山不如帰、初鰹の時(季節)を代表する鳥である事…。夜に飛びながら鳴く事なども…。〜そんなこんなで何とはなしに心惹かれ心に残るどうにも慕わしい鳥〜なのでしょう。                          参考:広辞苑


posted by 三上和伸 at 22:31| 生き物大好き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月30日

生き物大好き3 「お待たせ!」とウグイス君 2011.05.30

 昨日の早朝、雨の中、ただ一羽で鳴いていたウグイス君が、その後の雨で姿を消してから一昼夜ぶりで今返って来ました。先ほどから美しい声音で鳴いています。あっ、他の野鳥も鳴き出しました。今、コジュッケイもカラスも鳴きました。まぁ、現代では人間も天気の変わり目を化学の力で解るようになりましたが、野鳥たちにとっては元々、先天的に判るもののようです。その天候の変異と私達に聴こえるさえずりの変化の相関が、如実にその天賦の才を表していると言えます。彼らの言葉で言えば今は未だ雨は降りますが、もう直ぐ止むよと…。私に教えてくれているようです。
posted by 三上和伸 at 07:58| 生き物大好き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月29日

生き物大好き2 雨にウグイス 2011.05.29

 今、朝の七時過ぎ、かなりの勢いで雨が降っています。ところが外からは「ホーホケキョ」が連呼され鳴き続けられています。「おいおい、こんな雨降りでも雌は来るのかい?、私は来ないと思うよ…、そうかお前は今一人者なんだね。寂しいのは嫌だし、自然の摂理に従ってお前の遺伝子をこの世に残さないといけないのだね。必死なんだねご苦労さん、健闘を祈る!」。しかしながら益々勢いを増す台風を後ろ盾にした梅雨前線、とうとう土砂降りとなり、鶯君も諦め退散したようです。鳴き声がぷつりと途絶えました。「小降りになったら、また聞かせてね、変な人間も君の声にはぞっこんなんだよ。」
posted by 三上和伸 at 07:29| 生き物大好き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月05日

生き物大好き1 アオスジアゲハ 横須賀市浦賀 2011.05.05

シモツケに止まったアオスジアゲハ
調べて判らなかったシモツケ類?(これはウツギ(空木)です。失礼しました)の花に止まり、蜜を吸っていたアオスジアゲハ、綺麗でしたので掲載しました。動く生物は撮り辛いのですが、無難に撮れれば掲載して行く積もりです。花に蝶、素敵な被写体ですからね!
posted by 三上和伸 at 23:59| 生き物大好き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする