2019年12月01日

新とっておきの花 残菊香る 2019.12.01

時間があったので、少し近所を巡って来ました。暦の上では今は仲冬、残菊の季語は秋ですが、小菊にとっては今が花の盛り、黄色や薄紫に城が、庭に満ちています。美しく仄かに香る残菊、好いものでした。

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センダングサの花 センダングサの実
以前に紹介したセンダングサですが、この日、見事な花弁を持つセンダングサの花に出会えました。隣には立派に実った実とこれから熟して実となる花と果実の中間のものがありました。センダングサの起承転結が観られました。
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2019年11月01日

新とっておきの花 初冬@ ジュウガツザクラ(十月桜) 2019.11.01

十月桜
小彼岸桜の園芸種とされています。我が団地の桜は大半が春に咲く染井吉野ですが、稀に、山桜や大島桜があります。そして秋から冬に咲く十月桜もあります。花弁が多く、十枚は超えています。色は白ですが、ほんのり淡く紅が差します。なかなかに美しい桜です。
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2019年10月29日

新とっておきの花 晩秋L ヒヨドリバナ 2019.10.27

ヒヨドリバナ(鵯花)    
今日も我が団地の林で鳴いているヒヨドリ、秋になると里に下りてきて、やたらと鳴くようになります。そんなヒヨドリが鳴く季節になると、そっと綻ぶ花があります。秋の花の内でも最も遅く咲く花の一つです。ヒヨドリバナ、やっと出会えました。雑草のようで雑草にない華やぎがあります。品があります。


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2019年10月24日

新とっておきの花 晩秋K ツワブキ・ホトトギス・千両 2019.10.24

ツワブキ(石蕗)   ホトトギス(杜鵑草) センリョウ(千両)
・晩秋になると花も少なくなってきます。そんな中、漸くツワブキが咲き出して来ました。本当はツワブキは初冬の花なのですね。ツワブキの季語は冬です。でもこの処女花?、美しいでしょ。今年の我が庭に最初に咲いたツワブキなのですよ。未だ、一つの頭花しか咲いていません。正にお初の花、初心でしょ。

・ホトトギス、本来は野の花ですが、庭で咲くと沢山の花を咲かせます。くぐもった紫、紫の渋い斑点、何て意味深な花なのでしょう。好きですね。

・紅い珠、千両と名が付くお目出度い実。十両がヤブコウジ(藪柑子)、百両がカラタチバナ(唐橘)、それにマンリョウ(万両)があります。皆紅い実、数や大きさに差がありますが、全て、その温かい丸味が好いですね。
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新とっておきの花 晩秋J イヌタデ(犬蓼) 2019.10.24

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タデ科イヌタデ属
「あかまんま」の愛称を持つ古来より子供に愛された花です。特にこの花をおままごとに使って、お赤飯に見立ててて遊びました。そしてさらに、この花は花が終わると、もう一つ楽しみがありました。真黒な実が出来るのです。残った花の花被から出てくるのですよ。
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新とっておきの花 晩秋I エンゼルトランペット 2918.10.24

エンゼルトランペット
ナス科キダチチョウセンアサガオ属の花、熱帯アメリカの高地に生育しています。従って霜が降りると枯れてしまいますが、真夏の暑さにも弱い植物で、花は春と秋に良く咲きます。秋に咲いたら、枝を切り揃えて、冬を越させてやります。春になると枝先から勢いよく新芽が出て来ます。熱帯の植物ですが、根は枯れず冬を越せるのです。
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2019年10月19日

新とっておきの花 晩秋H キンモクセイ(金木犀) 2019.10.19

キンモクセイ
暑い寒いなどと言って贅沢な不満を言っているまにまに、季節は否応なく過ぎて行きます。旧暦長月は晩秋の候、その長月もそろそろ終わりに近づいています。そうです、金木犀が咲き出したのですからね。疎らな咲き具合でも確かな甘い香りがしています。我が棟の金木犀は、丁度北側の洗面所の前にあります。朝の洗面の折り、仄かに匂ってきます。深い秋の甘い香りです。

以前、庭木剪定の際、金木犀の枝を切り過ぎたと疑問に思っていたのですが、それは私の見誤り、チャンと剪定師は、少ないですけれど、本年枝を残しておいてくれました。嬉しいですね、橙色の小さな花が、甘い香りを放っています。
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2019年10月11日

新とっておきの花 晩秋G サルビア・ガラニチカ 2019.10.10

サルビア・ガラニチカ(メドー・セイジ)
母の住む老健の近くのバス停の前に咲いていました。勿論、そこには民家があり、その民家の庭からバス停付近に乗り出して咲いていたのでした。美しいんで、思わず、シャッターを切りました。この日は老健の母を訪ねて、そこからバスに乗って、最寄りの保土ヶ谷駅から上野に向かいました。

サルビア・ガラニチカ、美しい青色をしていました。この日は太陽が元気で暑く、青の清涼感が汗ばむ私に、涼をくれました。
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2019年10月10日

新とっておきの花 晩秋F 雑草と呼ばないで 2019.10.08

センダングサ セイタカアワダチソウ チカラシバ
センダングサ     セイタカアワダチソウ チカラシバ
人から邪魔にされたり、嫌われたりする草を雑草と言います。それでも、「雑草なんて言う草は無く、チャンと名前が付いているのだよ」と仰った方もいます。それでも雑草はあるのです。それは人が壊した土地に逸早く生える草で、そこに蔓延り、雑草と呼ばれるのです。大体が帰化植物で、しかも物凄い繁殖力を持った草達です。しかし自然放置すると樹木が生え、これらの雑草は無くなります。自然破壊が起こらない限り、生えてこないのです。

・コセンダングサ(キク科センダングサ属)
黄色い筒花(頭花)ばかりが目立ちますが、この株でも極小さな舌状花が覗いています。舌状花、有ったり無かったりですが、このセンダングサにとっては、退化しつつあるのですかね。タネはいわゆる「引っ付き虫」で、棒状の種子の先端は、返しが付いた鈎状になっているのです。獣毛や人間の被服にくっ付きます。何かの動体に運ばれて新天地を目指す、これ生き物の抑え難い本能(摂理)なのですかね。

・セイタカアワダチソウ(キク科)
雑草中の雑草、ススキと勢力争いをして、ススキと並んで群生しています。私の審美眼からすれば、やや品が無い、人に愛され難い草ですね。これも運命、どんな生物にも醜いものはいるものです。

・チカラシバ(力柴)
力を入れてムシっても中々抜けない強情な草の為、故に力芝の名が付きました。イネ科特有の針のような穂があります。これがやはり引っ付き虫で、熟すと外れやすい種子のため、獣毛に触れれば直ぐに外れ、獣と共に新天地へと繁殖の旅をします。


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2019年10月08日

新とっておきの花 晩秋E ノコンギク 2019.10.08

ノコンギク
菊の節句も過ぎ、愈々秋の野にノコンギクが咲き出しました。白にほんのり紺が混ざった清潔な色、秋の田舎娘が咲き出しました。私は天邪鬼な人間、派手な園芸植物には欠片も興味が無く、素朴に咲く野の花が大好きなのです。必要最小限の媚態、それが清々しく、愛しいのです。
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新とっておきの花 晩秋D ススキ(尾花) 2019.10.08

ススキ(尾花) ススキの花
寒露の今日、短い散歩をしました。膝・足・腰の不調も癒え、秋の花を求めて歩きました。本当は、ワレモコウ・ツリガネニンジンが目当てでしたが、農道の脇の草場は刈り込まれ、影も形もありませんでした。それでも草藪にはススキやノコンギクなどが咲いており、それなりに楽しめたのでした。

ススキの花をマクロレンズ(右写真)で覗いてみました。

芒(のぎ)があり、白いブラシ状のものが雌しべであり、黄褐色の三つのぶら下がったものが雄しべです。風媒花ですので、蜜も香りも無いですが、チャンと花粉が風に乗り、ブラシ状の雌しべの先に到達します。
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2019年10月02日

新とっておきの花 晩秋C シュロ(棕櫚)の実 2019.10.02

棕櫚の若い実
まだ、若い実のようで、これから秋が深まってくると青黒色に熟します。正にたわわに実ると言えますね。ヤシ科シュロ属の常緑高木で、主に庭木として植えられていますが、タネが落ちて、自然に出来た実生苗があちこちで見られます。雌雄異株のようで、これは実が成っているので、雌株のようです。鳥は食べるそうですが、人間にも食べられると言う話は聞いたことがありません。調べたところによると、苦くて渋いそうです。但し、乾燥させたものは、漢方薬として使えるそうです。健胃薬だそうです。
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新とっておきの花 晩秋B ゲンノショウコとヤマトシジミ 2019.10.02

お腹の薬になるゲンノショウコとシジミチョウの仲間のヤマトシジミ。小さな花に小さな蝶の訪問者、ゲンノショウコの蜜はどんなお味かな? 私は思わず「美味しい?」と尋ねていました。ヤマトシジミは青森県以南に生息するシジミチョウで、沖縄にもいます。親虫は主にカタバミと言う背の低い草に卵を産みます。それは幼虫の食草であるからです。カタバミがある所には、ヤマトシジミが必ず生息しています。今はカタバミの黄色い花が無いので、ゲンノショウコの蜜を頂いていますが、卵は必ずカタバミに産みます。

斑点の羅列が可愛い灰色に紫色が混じった複雑な色をした翅、自然の色とデザイン、好いですね。
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2019年10月01日

新とっておきの花 晩秋A 萩(ミヤギノハギ) 2019.10.01

萩(ミヤギノハギ) 萩(ミヤギノハギ)
ハギ・キキョウ・クズ・フジバカマ・オミナエシ・オバナ・ナデシコ。秋の七草ですが、草冠に秋の萩は、殊の外秋に相応しい花ですね。キキョウ、オミナエシ、ナデシコは、比較的派手な花、それに引き換えオバナ、フジバカマ、ハギは如何にも日本の秋の花、群れて咲く花の良さを遺憾なくなく発揮しています。正に秋の野の花ですね。


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新とっておきの花 晩秋@ ヤマジノホトトギス 2019.10.01

ヤマジノホトトギス
先月の29日が旧暦長月の朔。もう暦的には秋の終わり・晩秋なのですね。立冬は11月8日ですから、秋はあとひと月の間、これからは山では紅葉も始まりますし、空も巻雲や高積雲の高い雲が広がって、秋らしくなっていきます。富士の冠雪ももう少しの辛抱ですね。黒い富士も好いですが、早く真白き富士の峰が見たいですね。

昔植えたヤマジノホトトギス(山路の不如帰)が咲き出しました。普通のホトトギスより、背は大分低いですが、これも立派なホトトギス、野生の味わいが濃厚です。

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2019年09月24日

新とっておきの花 中秋G虫眼鏡(スーパーマクロ)の世界、ミズヒキ・ツユクサ・エノコログサ 2019.09.24 

ミズヒキ ツユクサ エノコログサ
歳を取ると目にきますね。小さいものが良く見えなくなります。そんな時に役立つのが、昔は虫眼鏡、今はスーパーマクロ付きのカメラにあります。

・ミズヒキ(水引)
荒れ地にある雑草ですが、祝儀・不祝儀に用いられる帯紐の水引に見立てられたために、有名になりました。またこの草を愛好する人も増えました。私もその一人です。

・ツユクサ(露草)
午前中だけに咲く半日花。青い色素があり、着いても直ぐ退色する性質があり、染め物の下絵の絵の具に用いられました。月草、青花、帽子花、蛍草などの素敵な別称があります。

エノコログサ(犬っころ草)
いぬっころくさが転訛してエノコログサになったと言われています。穀物の粟の原種であり、調理をすればチャンと食べられるそうです。縄文時代より食用とされていました。
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2019年09月22日

新とっておきの花 中秋F ホトトギス 2019.09.22

ホトトギス
今年は、夏と秋の境がハッキリとしませんが、漸くホトトギスが咲き出し、秋の訪れが来たのだなと思い知る事が出来ました。鳥のホトトギスは初夏の風物詩ですが、草のホトトギスは秋を代表する花、鶏が先か卵が先か?の問題がありますが、どうやら、鳥のホトトギスが先のようです。ホトトギスの胸から腹にかけてある羽毛の斑点に、草のホトトギスの花弁にある斑点が似ている、そこに共通点を見出したからと言われています。

渋い紫の特異な花です。詫び寂びの日本の美意識に通じるものがあります。茶花や生け花に、好んで使われます。
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新とっておきの花 中秋E ゲンノショウコ 2019.09.22

ゲンノショウコ
小さい花ですが、その存在感は確かにあります。高原の花・ハクサンフウロやアサマフウロなどの美花の仲間で、このゲンノショウコだけが低地の民家の直ぐ傍に生育しています。江戸時代より生薬として利用されており、下痢や腹痛に良く効くそうで、直ぐに良くなり結果が出る事から、”現の証拠”と名付けられました。属名は”ゲラニューム”で、テンジクアオイ(天竺葵)とは属が違います。

小さいけれど、中々美しい、私は大好きです。
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2019年09月12日

新とっておきの花 中秋D 中秋の花3種 2019.09.12

ツルボの群落 韮の花 カクトラノオ
ツルボ群落      ニラの花       カクトラノオ
漸く冷気が降り、中秋の色が濃くなって来ました。花も秋に咲く短日植物が咲き出して来ました。先日紹介したツルボでしたが、次々に咲き揃い、芝生の上に群落を形成しました。毎年こうなるのですよ。ピンクの芝、梅雨時のネジバナの群落に次ぐピンクの驚き、霞んで綺麗です。

ツルボにやや遅れるように、今度は韮の花が咲き出しました。古名は加彌良(カミラ)、二文字(平安の女房詞)。球根でも増えますし、タネでも増えます。花の後、黒い種子が出来ます。この花はタイルの隙間にタネが飛んで発芽し、咲いたものですね。

カクトラノオは普通はハナトラノオとも呼ばれています。北アメリカ原産のシソ科の花で、丈夫で良く増えるため日本全国で栽培されています。花穂が四角錐なので、カクトラノオと呼びます。
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2019年09月02日

新とっておきの花 中秋C タマスダレ 2019.09.02

タマスダレ
丸い蕾を玉、細い葉を簾に見立てて、玉簾の名があります。よく庭で見かけますが、ヒガンバナ科の毒草であり、決して口にしてはなりません。
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新とっておきの花 中秋B シュウメイギク 2019.09.02

シュウメイギク シュウメイギク
秋明菊と書きます。されど菊ではなく、アネモネの仲間です。中国原産で帰化植物と言われていますが、私は野で観たことがなく、園芸植物と理解しています。秋の明るい菊、言い得て妙ですね。

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2019年09月01日

新とっておきの花 中秋A ツルボ 2019.09.01

ツルボ
横浜の最低気温が未だ25℃前後の熱帯夜のラインを右往左往している時期に、この小さな球根植物のツルボが咲きます。我が庭の芝地に多く、この時期、芝をピンクに染めています。涼しくなって咲く花ではなく、残暑が未だある内に咲きます。可愛らしいので、私は好きですが、足を止めて観る人は少ないようです。ちょいと貧相ですかね。キジカクシ科ツルボ属の多年草です。
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2019年08月31日

新とっておきの花 中秋@ ウコン 2019.08.31

ウコン
英語名はターメリック、インド原産のショウガ科ウコン属の多年草です。漢名では鬱金で、原義は「鮮やかな黄色」だそうです。根茎に含まれるクルクミンが染料やスパイスに使われ、また薬効もあり、二日酔いの防止に役立つそうです。インドネシア産のジャワウコンの方が薬効があり、日本に流通しているそうです。

花は美しいですね。

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2019年08月27日

新とっておきの花 初秋A 野葡萄 2019.08.28

野葡萄の花
ノブドウの花
秋に珠玉の青紫の実をつけるノブドウ、その実を付けるべき花が漸く咲き出しました。ノブドウはブドウの仲間でも食べられないブドウ、そこら辺の野山にも結構あります。晩秋のひと時、郊外を散歩すれば出会えます。
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2019年08月24日

新とっておきの花 初秋@ ベランダ水稲(イネ)の花 2019.0824

イネの花
余り写りは良くないですが、これが我がベランダで栽培している今年のイネの花です。やや遅めですが、やっと花が咲きました。食べるほどに実が入りませんが、正月飾りとしては、立派な株ができます。1歳のNちゃんと収穫した日向薬師の米、それを代々芽を出させ、株を作り続けています。イネとNちゃんに纏わる幾つかの思い出、ほんのり、胸が温みます。近くに生えていた木苺をオジサンに貰って、Nちゃん、美味しそうに食べました。
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2019年08月20日

新とっておきの花 盛夏K NちゃんYちゃんRくん家のメダカ水槽のホテイアオイ 2019.08.20

今日は午前中に恵ちゃんナッチャンの老健慰労コンサートがあるため、休みを取りました。コンサート終了後、4人で食事の後は、NちゃんYちゃんRくん家へ行きました。Nちゃんがママと連れ立って、招待を受けたお友達のバレエ発表会に行くため、私等二人がYちゃんRくんと共に留守を守りました。Nちゃんとママが出掛ける段になって、Rくんだけでなく、Yちゃんも夏休み疲れでネンネ、本当はYちゃんもバレエ発表会にお呼ばれしていたのですが、ネンネで行けませんでした。Yちゃん、自分の体たらく?でのこの立場を良く理解していたので、機嫌良くジイジバアバと遊びました。YちゃんRくんは、Nちゃんが帰って来る間、和やかに遊べました。

ホテイアオイ
ホテイアオイの花
NちゃんYちゃんRくん家に着いた途端、このホテイアオイの花が目に飛び込んできました。薄紫の花、その偉大な繁殖力ため、侵略植物として評判は悪いですが、唯単に、金魚鉢やメダカ水槽に入れる分には害はありません。水質改善や熱射予防には役に立つ水草であり、メダカの為にも良い影響があります。

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2019年08月13日

新とっておきの花 盛夏J タカサゴユリ 2019.08.13

タカサゴユリ タカサゴユリ
月遅れのお盆の頃になると咲き出す一年の最後のユリの花・タカサゴユリです。お花屋さんでお馴染みの鉄砲百合に良く似たユリですが、純白の鉄砲百合と異なり、花被片の根元には紅紫の筋があります。そこがこのタカサゴユリの特徴です。台湾原産のユリで、沖縄に入った時から沖縄人には「タカサング(台湾)」と呼ばれていました。後にこの花を「タカサゴユリ」と呼ぶようになったのです。

野生際立つ強健な草で、膨大なタネを造り発芽も頻繁で、外来種ながら日本の国土に定着しました。郊外の空き地や公園に生えており、皆様も良く見掛けられると思います。


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2019年08月12日

新とっておきの花 盛夏I フヨウ 2019.08.12

フヨウ
芙蓉と書きます。されどこの芙蓉とは蓮の美称であり、蓮に似たこのアオイ科フヨウ属の落葉低木の花をフヨウ(芙蓉)と呼んでしまった誤りがありました。仕方なく、現代ではこの花を木芙蓉と区別して呼んでいます。

日本では沖縄・九州・四国に自生する野生種があります。関東などでは自生では無く、観賞用に栽培されています。長期間咲く花ですが、一つの花は一日花です。螺旋状に折り畳まれた蕾は旋回しているように開きます。この写真は正午に撮影したもので、花は全開したものより、やや閉じ始めています。命短い美花ですが、多くの蕾を持ち、毎日・毎朝、次々と咲いて行きます。


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2019年08月11日

新とっておきの花 盛夏H サルスベリ 2019.08.11 

サルスベリ(百日紅)
紅や白が一般的な花。6枚の花弁は縮れていて、フリル模様となっています。中国原産で、昔、宮廷(紫薇・シビ)に植えられていたようで、中国名ではその柴薇の名が使われています。また百日紅(ヒャクジツコウ)の名もあり、比較的花期が長いので、百日は現実離れですが、この名となりました。樹皮が規則的に剥がれる性質もあり、その滑る肌合いが、猿も滑る(本当は滑らない)のサルスベリ(猿滑)の名の起こりとなりました。紫薇、百日紅、猿滑、これらの名前が混ざって、さるすべりは百日紅と呼ばれ書かれるに至りました。

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新とっておきの花 盛夏G ベランダのセリの花 2019.08.11

自家菜園のセリの花
早春から野菜として便利に使ってきたセリでした。春遅くに葉姿が乱れたために刈り込んで置きましたが、ここに来て漸く新葉が伸び、花を持ちました。以前の6月26日に、今井川河畔で咲いていたセリでしたが、我がベランダのセリはそれからひと月半ほど遅れて咲きました。今見頃を迎えています。私はこのベランダで咲くセリの花を待ち望んでいたのですよ。やっと観られました。ようこそ…

名の由来は、競り合うように生える意味で、競りからセリ・芹と名付けられました。野生の有用な植物であり、七草粥やきりたんぽ鍋の重要な具材に利用されています。
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2019年08月10日

新とっておきの花 盛夏F ベランダ菜園のトウガラシ・鷹の爪 2019.08.10

唐辛子・鷹の爪の青い実 DSCF2214.JPG
大分立派な実りっ振りになりました。既に赤く色付いた実も現れました。今度、献立に刺身や蕎麦・素麺類が出たならこの青い鷹の爪を薬味に使ってみましょう。どんな辛味があるのでしょうか?興味津々ですね。
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2019年08月01日

新とっておきの花 盛夏E コバギボウシ 2019.08.01

コバギボウシ
湿地が生育地ですが、比較的対応力があり、乾いた土地でも花を咲かせます。花は紫の色が濃く大きく、それに比べ葉が小さい、コバギボウシの名の所以です。近似種のオオバギボウシやトウギボウシは、葉が大型ながら、花は小さいです。小葉も大葉も花の大きさは大体同じぐらいです。

一茎の花茎に幾つかの蕾を持ちますが、花は一日花で、順次咲き上がって行きます。比較的標高の高い、湿原や田の畔に多く咲きます。真夏の花で、花を水に映し、美しいです。
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2019年07月29日

新とっておきの花 盛夏D コオニユリ 2019.07.29

コオニユリ
オニユリとコオニユリ、花を観ても見分け方が難しいのですが、葉の付け根を観れば簡単に区別できます。コオニユリは御覧のように、葉の付け根に珠芽(ムカゴ)がありません。反対にオニユリには黒褐色の立派な株芽があり、葉の付け根に黒々と生えて良く目立ちます。この株芽を採って土に植えれば、そこから新しい芽が伸びて、新たな苗ができます。少し時間がかかりますが、数年後には花を付けます。

コオニユリは株芽が出来ないので、肥料を多くやり、球根の分球を促します。秋に掘れば、沢山の小さな球根ができています。これを植えれば次年の夏に咲きます。オニユリも分球で殖えます。
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2019年07月28日

新とっておきの花 盛夏C 鷹の爪の実 2019.07.28

トウガラシ・鷹の爪の青い実
未だ青々とした緑の実ですが、大分大きくなってきました。このまま香辛料として使っても一向に構わないようです。八丈島では島唐辛子を青い実のまま潰して、ワサビの代わりの薬味として、刺身に付けて食べるとか。私たちもこの青い鷹の爪を同じようにして、刺身につけて食べてみようと思っています。
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2019年07月26日

新とっておきの花 盛夏B マリーゴールド 2019.07.26

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マリーゴールド、読んで字の如し、聖母マリアの黄金の花。されど匂い(臭い)がキツイ為、一時は「嫉妬」の象徴とされた事もあるそうです。最近では根に巣くう線虫を除去する物質を含むと言われ、他の作物と伴に植え、その作物の線虫被害を防ぐコンパニオンプランツとして重宝されています。大根畑などに植えられています。
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2019年07月24日

新とっておきの花 盛夏A サルビア 2019.07.24

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今から25年位前になるのでしょうか?。ソングライターの早川義男が「サルビアの花」と言う歌を流行らせました。それからですね、サルビアの花が園芸花のメジャーに上り詰めたのは…。公園の花壇を始め、至る所にこの赤い花が咲き乱れました。花と歌が相乗効果を上げまして、この赤い花を観る度に、「いつもいつも思ってた サルビアの花を…」を口遊んでしまう私がいました。この花を永遠に忘れられぬほどに、サルビアの名が脳に叩き込まれました。

サルビアの花、切ない恋歌です。

サルビアの花 早川義男
いつもいつも思ってた
サルビアの花を あなたの部屋の中に
投げ入れたくて
そして君のベッドに
サルビアの紅い花 しきつめて
僕は君を死ぬまで抱きしめていようと

なのになのに どうして他の人のところへ
僕の愛の方が すてきなのに
泣きながら 君のあとを追いかけて
花ふぶき 舞う道を
教会の鐘の音はなんてうそっぱちなのさ

とびらを開けて 出てきた君は
偽りの花嫁
ほほをこわばらせ 僕をチラッと見た
泣きながら 君のあとを追いかけて
花ふぶき舞う道を
ころげながら ころげながら
走りつづけたのさ

ストーカーなんて言葉が無かった時代、ここで諦めるのが男なのですよ。
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新とっておきの花 盛夏@ エノコログサ(ネコジャラシ) 2019.07.24

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昔、食べられていた粟(アワ)の先祖であるエノコログサ、何と昔は粟ばかりか、このエノコログサも食用であったそうです。歴史の流れによって有益な美味しい作物が作られる前には、こう言った今日では雑草としか思えない草たちも立派な食糧になっていたそうです。

食べ方としては、穂を摘んで、手で揉み、タネを臼で挽く。それを粥にしたり、杵で搗いて団子にして食べていたそうです。
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2019年07月23日

新とっておきの花 梅雨㉛ ツユクサ 2019.07.13

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花弁は3枚あり、上の青が2枚、下に無色の1枚があります。道端の一年草で、雑草と言えます。朝開いて昼には萎む半日花で、午後にこの花を見付けようと思っても見付かりません。完全に消え去っているからです。観たいなら朝早く起きて観ることです。

朝露で濡れている事が多いので、名の謂れの一つに、朝露由縁の露草があります。もう一つの名は「ツキクサ(月草)」で、色が良く着く事から着き草となり、月と掛けて万葉集では月草(ツキクサ)が多く使われました。着いても直ぐ退色する性質があるため、染め物の下絵の絵の具として使われました。

更にもう一つが鴨跖草(おうせきそう)の名で、こちらは漢方で使われる名です。思いがけないですけれど露草は薬草であります。

他に蛍草や帽子草の名もあります。
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新とっておきの花 梅雨㉚ アサガオ 2019.07.23

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一昨昨日のRくんの誕生会の折にNちゃんが学校で作った朝顔を観たのですが、少々時間が経過しており、萎み気味でした。仕方なく昨日写した近所の朝顔を代用しました。夏は朝顔ですね。梅雨の雨を蓄えて、朝顔は十分瑞々しく咲きます。毎年夏の楽しみの一つがアサガオの咲きぶりですよね。蝉の声に朝顔の花、今、今年初めてのミンミンゼミの声が聴こえました…、夏の役者が出揃ってきました。
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2019年07月15日

新とっておきの花 梅雨㉙ トウガラシ(鷹の爪)の花 2019.07.15

トウガラシ(鷹の爪)
白く可愛いトウガラシの花。ナス科の花で色は違えどナスの花にそっくりですね。ベランダ菜園の野菜シリーズで、今回はトウガラシ・鷹の爪の花を紹介します。

香辛料・鷹の爪の辛み成分はカプサイシンです。そのカプサイシンが一番多く含まれているのが、果実の中央のタネの根元にある胎座(たいざ)だそうです。タネには殆ど辛みは無いそうです。私達が辛いと感じて食べている部分は胎座なのです。実が実ったらまた紹介しますね。
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新とっておきの花 梅雨㉘ エゾミソハギ 2019.07.15

エゾミソハギ
蝦夷溝萩並びに蝦夷禊萩とも書きます。穢れを落とす禊に使ったことでこの名があります。お盆に捧げる盆花としても知られています。別称としてボンバナ、精霊花があります。ミソハギは主に2種類があり、このエゾミソハギは7月に咲きます。新暦のお盆には適切ですね。もう一方のミソハギは、やや遅れて月遅れのお盆の頃に咲きます。都合良く咲いてくれるのですね。
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新とっておきの花 梅雨㉗ ヒマワリ 2019.07.15

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サンフラワーとも言われ、太陽と切っても切れない関係にあります。されど大きく咲いた花が太陽を追って回ることは無いそうです。まだ花の無い期間は、茎が太陽を追いますが、花が咲くと向きは東に固定され、群植ですと一斉に東を向いて咲きます。夕方、太陽と共に写真を撮ると、ヒマワリの背に太陽が沈みます。美しい光景が現れます。

北アメリカ原産の巨大な草で、食用と観賞(花卉)用に栽培されています。アメリカインディアンの食料として長い歴史があるそうです。花は多くの舌状花と筒状花で出来ています。そのバランスがヒマワリの真骨頂ですね。ロシアが最大の産地。ヒマワリで思い出されるのがソフィア・ローレンが主演した映画「ひまわり」、純愛と裏切り、切ないロシアのヒマワリ(ロケはウクライナ)が印象的でした。
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新とっておきの花 梅雨㉖ ヤマユリ 2019.07.15

ヤマユリ ヤマユリ
義父の眠る霊園に咲いていた山百合、これは自然に生えたものではなく、施設の管理人が植えたものです。同所に何本か生えており、巨大な株で、多くの蕾を持ち、3輪が咲き出したところのようでした。

日本特産の百合で、ある日その球根がヨーロッパに渡りました。驚愕したヨーロッパでは、花の世界の3大センセーションの一つを巻き起こしたそうで、それ以来海外で、この百合を基に盛んに品種改良(改悪、オリエンタルユリ、カサブランカなど)が施されました。一大百合ブームが到来したそうです。日本の誉れ、ヤマユリです。

梅雨の花で、強い芳香は、雨の中で猛烈に香ります。遠い昔、私は傘を差しながら何時間も眺め続け、その香りに咽びました。そんな鮮烈な、忘れ難い思い出があります。
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2019年07月08日

新とっておきの花 梅雨㉕ ヒメジョオン 2019.07.08

ヒメジョーン
姫女菀と書きます。菀はさかんにしげるさまと広辞苑には書いてあります。優しい菊のような花ですけれど、凄まじい繁殖力を示す草故に、菀が使われたようです。一個体(一株)当たり47,000ほどの種子を実らせるそうで、しかもその種子は35年もの寿命があるそうです。正に無敵の繁殖力を持ち、絶える事無く栄え続けます。
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新とっておきの花 梅雨㉔ アメリカフヨウ、チェリーセイジ、リアトリス 2019.07.08

アメリカフヨウ チェリーセイジ
アメリカフヨウ    チェリーセイジ    
園芸植物ならではの色彩感、美しいものですね。アメリカフヨウは他所のお宅の花、チェリーセイジとリアトリスは我が庭の花です。夏(日本では梅雨)を彩る名花ばかりで、改めてその有難味を感じています。

・アメリカフヨウ
北アメリカ原産の多年草。日本の芙蓉に良く似ていますが、芙蓉は落葉低木、アメリカフヨウは多年草です。色は紅・薄紅・白に複色、大輪の華やいだ美しさがあります。

・チェリーセイジ
花弁からサクランボの匂いがするためチェリーセイジの名があります。メキシコの高山植物だそうで、シソ科アキギリ属なので、サルビアの一種ですね。深紅のサルビア、好いですね。

リアトリス ノアザミ
リアトリス       ノアザミ
・リアトリス
キク科ユリアザミ属の多年草、和名はキリンギク。ノッポな花茎なので、キリンギクは適切な名ですね。これは頭から下へ向かって咲いて行く槍咲き型と呼ばれる種です。別に玉咲きタイプもあるそうです。花色は日本のノアザミなどに良く似て、明るい紫色ですね。.
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2019年07月07日

新とっておきの花 梅雨㉓ ヤブカンゾウ 2019.07.07

ヤブカンゾウ ヤブカンゾウ
藪萱草と書きます。藪萱草の萱は、この字だけでワスレグサを意味します。藪に生えるワスレグサの意味を持ちます。ワスレグサ属の多年草で、下界の空き地や山の法面に良く咲いています。線路端にも多いですね。春の若芽は山菜で、珍重されています。花も食べられるそうで、中華食材として有名です。ワスレグサ属には珍しい八重咲きの品種です。濃色の橙色が渋いですね。
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新とっておきの花 梅雨㉒ ヘクソカズラ 2019.07.07

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花期は長く晩夏から仲秋まで咲き通します。屁糞葛と名乗ります。全草に異臭があるため、この名になりました。古名は糞葛、屁が抜けています。屁が無いだけ増しかも知れませんね。でも花の見た目は可愛いので、白地に赤で、お灸の跡のヤイトから灸花(やいとばな)の名があり、他に早乙女花の別名もあります。田植えが済む頃になると臭いが利いてくるのかも知れませんね。秋の実も中々に美しく、野の秋の風情を醸し出します。和漢の薬にもなります。

短歌や俳句、また諺(ことわざ)にも使われています。

・屁糞葛も花盛り
「鬼も十八番茶も出花」と同様の意味の使い回しがあります。年頃になればどんな娘でも女らしい魅力が出ると言う喩えの諺。可愛いですね。



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新とっておきの花 梅雨㉑ ワスレグサ(ヘメロカリス) 2019.07.07

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野に咲くユウスゲやニッコウキスゲ、ノカンゾウにヤブカンゾウ、トビシマカンゾウやハマカンゾウにエゾキスゲなどは、ワスレグサ属の仲間です。浜に咲いたり、湿地に咲いたり、高山に咲いたり、下界に咲いたり、遍く日本の様々な大地に花開きます。トビシマカンゾウは日本海飛島に咲く、島嶼型の貴品種です。各地の自然の花園のスターフラワーとなっています。野生ですらこの人気ですから、園芸化された種は更に色彩に富んでいて見事な花を咲かせます。写真の花はノカンゾウ擬きでありますが、恐らく、栽培種・ヘメロカリスで間違いなさそうです。庭に植えられてありましたからね。一日花、花も若芽も食べられます。
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新とっておきの花 梅雨S クロコスミア(ヒメヒオウギズイセン) 2019.07.07

クロコスミア(ヒオウギズイセン)
ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)と呼ばれるのが普通です。南アフリカ原産で、アヤメ科ヒメヒオウギズイセン属の草です。球根で増え、極めて強健なため、半野生化もしています。仲夏から晩夏に咲く花で、丁度梅雨時に咲きます。太陽が似合う花のようですが、日本では梅雨の真っ最中に咲きます。梅雨の花です。
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2019年07月05日

新とっておきの花 梅雨R スウィートバジルの花 2019.07.05

スウィートバジル
スウィートバジル(バジリコ)シソ科メボウキ属
妻がやっているベランダ菜園で、またしてもハーブの花が咲きました。今回はスウィートバジル、詰まりバジリコの花が咲いたのです。日本のシソに似た花ですが、花色は白ですね。シソ科特有の唇弁花を持っています。まあ地味ですが穂状に咲き上がり、愛らしい花でした。
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2019年07月04日

新とっておきの花 梅雨Q オミナエシ 2019.07.04

オミナエシ
オミナエシ(女郎花)オミナエシ科オミナエシ属
黄色の穀物・粟を思わせる事から、主に粟飯を食べる女性・おみなの名を借り、この花は、おみなめしの名が付きました。されど名前の運命は訛ること、おみなめしが何時しかオミナエシに代わり、おみなの花として、女郎花の当て字が当てられました。

この当て字・女郎は幾通りかの意味があります。身分のある女性、若い女性、広く女性を指す、そして傾城(けいせい、城を傾かせる美女)、つまり遊女を指します。普段、私達は女郎と言う言葉には良からぬ名を想像しています。即ち遊女、しかしこれは誤りで、昔は普通の女性やむしろ身分のある女性を指していました。お女郎さん…娘さん…奥さん…、この言い回しが最も適当かと思われます。女郎花は普通の美しい女性の花と称えられていたのです。
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新とっておきの花 梅雨P キキョウ 2019.07.04

キキョウ キキョウ キキョウ
キキョウ(桔梗)キキョウ科キキョウ属
秋の七草をご存知ですか? 万葉に謳われているもので、秋咲きの七種の花を言い当てています。和歌風に5・7・5・7・7で唱えると覚え易いです。

ハギ・キキョウ クズ・フジバカマ オミナエシ オバナ(ススキ)・ナデシコ

7種並んでいますが、秋遅くに咲く花はありません。萩・桔梗・女郎花・撫子は、下界では梅雨時に咲きます。ほぼ、旧暦水無月になってから咲き出します。これらの花は山の花で、本来自生している標高が高い山では立秋以後に咲き、それで秋の草と思われているのです。その後、秋が深まるに連れ、葛・尾花・藤袴の順で咲いて行きます。

桔梗は美花の並んだ秋の七草の中でも取り分け美しい青花です。これは我が庭の一風景ですが、ここに来ると一頻り涼を貰えます。我が庭の宝です。

花言葉は、清楚、気品です。


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新とっておきの花 梅雨O ギボウシ 2019.07.3

ギボウシ
擬宝珠と書きます。お堂の欄干の角上にある飾り彫の部分を擬宝珠と言います。玉葱型のものですね。これにこの草の蕾の塊が似ているために、ギボウシの名が付きました。やがて蕾は花茎に沿って繰り上がり、下から順に咲いて行きます。咲き上がると言うのが正しい見方ですね。花は一日花で、日に日に違う蕾が開花して行きます。正に梅雨の花、しっとりと濡れて咲きます。
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2019年06月27日

新とっておきの花 東慶寺D イワガラミ 2019.06.05

イワガラミ イワガラミ
イワガラミ(岩絡み)
アジサイ科イワガラミ属の落葉蔓性木本です。枝から気根を出して、崖や他の木本に絡み付いて成長します。10メートルを超える株もあるそうです。両性花の周りに一弁の装飾花を付けます。ツルアジサイに似ていますが、ツルアジサイはアジサイなので、装飾花は4弁です。

東慶寺のイワガラミは見事な株であり、盛りには壮麗な咲き振りを魅せます。数々の花を観てきた私ですが、その純白の雲のようなカーテンに包まれて、暫し酔い痴れるだけでした。有頂天となりました。
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新とっておきの花 梅雨N ムクゲ、シモツケ、西洋アサガオ 2019.06.27

ムクゲ シモツケ セイヨウアサガオ
お隣の国・韓国の国花・ムクゲ、アオイ科の落葉大低木です。幼い頃の私の思い出の花、ある女の子に取ってあげようと三輪車のサドルに乗ったまでは良かったのですが、取れずに転落、腕を骨折したのでした。苦い思い出の花、初恋と共に…

シモツケは高原の花ですね。日光戦場ヶ原には沢山咲いています。非常に美花であり、庭にも多く植えられています。草の下野草と非常に良く似ています。同じバラ科の花ですね。

西洋アサガオと呼ばれているソライロアサガオ。美しく近年良く栽培されています。但し蔓延る性質があるため、放置すると蔓延してしまいます。キチンと手入れができる方に栽培して頂きたいですね。タネに幻覚を促す成分があるそうで、麻薬ですね。気を付けないとイケません。
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2019年06月26日

新とっておきの花 梅雨M セリの花 2019.06.26

セリの花 セリの花
今井川遊歩道の水辺に自生していた芹(セリ)、花が咲き始めていました。以前我が家の菜園で咲いたパクチーやパセリと親戚のと言うか親玉のセリ、これが本家本元のセリの花です。セリ科は多種ですが、花はご覧のようなレース編み状の白く爽やかな花が多いようです。味も然ることながら、花も美しい、好いですね。
posted by 三上和伸 at 22:40| 新・とっておきの花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新とっておきの花 梅雨L コムラサキ 2019.06.26

ムラサキシキブ ムラサキシキブ
ムラサキシキブの仲間ですが、このコムラサキは少し形態が違います。葉にある鋸状のギザギザが下半分しか無く、葉の付け根から花茎が出ずに、枝の途中から出ます。ムラサキシキブはこの形態の反対で、葉は全部ギザギザで、花茎は葉の付け根から出ます。紫の実も、コムラサキの方がたわわに実ります。

実も美しいですが、花も中々のものでしょ。やっぱり紫なのですね。綺麗です。
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新とっておきの花 梅雨K オカトラノオ 2019.06.26

オカトラノオ
今でも郊外の土手などで咲いているオカトラノオ、サクラソウ科の多年草です。虎の尾と言う名称は、総状花序を持つ草には良く付けられる名です。白い虎の尾、丈夫な草で、1本植えておくと、次第に群生するようになります。
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新とっておきの花 梅雨J アガパンサス 2019.06.26

アガパンサス
南アフリカ原産の単子葉類、ヒガンバナ科の常緑草本。紫君子蘭の和名があります。それでも現代では、アガパンサスが種の定番です。日本の梅雨に咲き、爽やかな紫の多花が群れてそよぐ様は一服の清涼剤です。五月晴れに似合う太陽の花です。
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新とっておきの花 梅雨I タチアオイ 2019.06.26

タチアオイ
以前にもタチアオイは紹介しましたが、それらはピンク系の濃い花色でした。しかし、淡色系の花もあり、変化に富んでいます。これはゴージャスな装いの花ですね。しっかりと起立して咲く居丈高な姿は、美しさと共に逞しさも併せ持っています。梅雨も半ばを過ぎる頃となりました。まだ蕾を蓄えていますので、もう少し、雨に打たれながらも咲いてくれるでしょう。
posted by 三上和伸 at 15:49| 新・とっておきの花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新とっておきの花 梅雨H ゲンペイギク 2019.06.26

ゲンペイギク
ゲンペイコギク(源平小菊)と言います。初夏になると咲き出します。最初はピンク、次第に白花になり、これが最潮期で、また次第にピンクになり、枯れます。初夏から秋遅くまで咲く種類で、半年間楽しめます。諸説ありますが、源平とは源氏が白で平家が赤、源平が入り乱れて咲いています。
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2019年06月18日

新とっておきの花 梅雨G ノアザミの種子(綿毛) 2019.06.16

ノアザミの綿毛
綿毛の中心部に小さなタネがあります。
大きなノアザミの株に、早くも種子が出来ていました。未だ花が咲いているのに、早くもタネが出来ました。こうなると後は風に乗って遠くへ飛ばされるだけ、綿毛は風を受ける帆の役目を果たします。親株より少しでも遠くへ飛ばされて種の広域な繁殖を図ります。植物の内の幾つかは、こうした優れた繁殖の仕組みを持つものが多くあります。

このタネを持ち帰って用土に蒔けばノアザミの苗を作る事が出来ます。興味を持たれ、ノアザミを育て、花を観たい人は、これからの時期に、タネ採取をお勧めします。採ったら直ぐ蒔(直播)きます。芽が出るまで水を欠かさない事。好い苗が作れます。

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2019年06月16日

新とっておきの花 梅雨F ハンゲショウ(半化粧) 2019.06.16

ハンゲショウ ハンゲショウ
ハンゲショウ(半化粧)別称:片白草(カタシログサ) ドクダミ科ハンゲショウ属
水辺の湿地に咲く花、花は白く変色した葉の節から伸びた花弁の無い穂状の白いものを指します。垂れて観えますね。花時に白く変色した葉に依って虫を集め、花粉媒介をしてもらいます。葉が白粉(おしろい)で化粧をしたようですので、半化粧の名になりました。片白草の名も同様の意味です。

二十四節気の半夏生とは時期も近い事から、この花と誤解されていますが、それは全くの誤りです。二十四節気の半夏生とはカラスビシャク(半夏)が生える事をい言います。
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2019年06月13日

新とっておきの花 梅雨E クマノミズキ 2019.06.13

クマノミズキ
同じ属のミズキと言う花をひと月前(5月2日)に紹介しました。そのミズキと本当によく似たもう一つのミズキがあるのです。それがこのクマノミズキ(熊野水木)です。その大きな違いは花が咲くのがひと月ずれることです。初夏の花と梅雨の花、同じような花がひと月経ってまた咲き出します。ホント狐につままれたような可笑しな気持ちになります。私もそうでした。でも調べてみれば謎は簡単に解明できますね。正に兄弟のようなもの。少し早く生まれた兄と少し遅く生まれた弟、負けず劣らずで、両者とも誰もが目を見張る、華やいだ花です。
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2019年06月12日

新とっておきの花 梅雨D アカンサスの葉 2019.06.12

アカンサス アカンサスの葉
アカンサスの花と見事な葉
昨日お伝えしたアカンサスですが、今日、余すところなく葉が撮影できましたので、ここに紹介します。古代ギリシャより建築・内装・装飾・絨毯・エンブレムなどの図案として有り難く取り上げられてきたアカンサスの葉、改めて眺めれば、素晴らしいと感じて、心に銘して仕舞います。


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新とっておきの花 梅雨C ヒメシャラ 2019.06.12

落ちたヒメシャラの花 ヒメシャラ
雨で落ちたヒメシャラの花  姫沙羅(ひめしゃら)
夏椿が沙羅樹(しゃらのき)と誤って伝えられたので、ナツツバキ属の更に小さいこの花もヒメシャラの名となってしまいました。あの冬椿に比べれば何と小さいことでしょう。ヒメシャラが間違った名とするならば、姫椿が適当なのではないですかね。椿同様、花は丸ごと落ちます。今年はたくさん蕾を付けて、樹に花が溢れるのではないかと楽しみでしたが、豈図らんや、花は次々と落ちて行きました。可愛い白椿、大好きです。



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2019年06月11日

新とっておきの花 梅雨B アジサイとアカンサス 2019.06.11

アジサイとアカンサス
紫陽花とアカンサス、梅雨の花の定番ですね。

幕末のシーボルトに、日本のローズと言わしめた紫陽花。自らの日本人妻・お滝の名をもじってオタクサと名付けました。これには植物学者から異論・反論・オブジェクションが殺到したそうですが…。さだまさしは「紫陽花の詩」で、このオタクサを使っていました。洒落た長崎のコマーシャルソングでしたが…

アカンサスは公園などに、時々植わっているのを見掛けます。花は兎も角、常緑の葉が素晴らしいのですね。古代ギリシャ以来建築や内装、絨毯などのデザインのモチーフにされました。日本の車・日産シーマのエンブレムにも使われたそうです。
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新とっておきの花 梅雨A 土手の絶品花・ホタルブクロ 2019.06.11

ホタルブクロ
背の高い雑草が生い茂る土手、今の時期一際目に飛び込んで来るのがホタルブクロです。雑草をチョイと手で除けてやると、風情ある薄紫の花が現れました。五つに裂した鐘形の花、紫の所以は小さな斑点の色、不思議なまだら模様が美しいですね。蛍袋、この花に蛍は忍びませんが、引っ切り無しに蜂が忍んできます。美味しい蜜が出るのでしょう。極小ですがタネも良く実り、繁殖力も強いものがあります。種蒔きすると無限数の苗が出来ます。

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2019年06月09日

新とっておきの花 梅雨@ ノアザミ 2019.06.09

ノアザミ(野薊)
ノアザミ(野薊)キク科アザミ属
体中もの凄い棘で武装をしている草ですが、赤味を帯びた紫の美しい花を咲かせます。花弁は無く、多くの管状花で造られています。私はアザミが大好きで、この花を見掛けると嬉しくなり、思わずスマホをかざしスイッチを押してしまいます。この日も近所のドラッグストアの駐車場に咲いていました。たった一株のアザミ、きっと遠くから綿毛着きのタネがここに飛んできたのでしょう。幸い?に鋭い棘が痛いので、手折られない草と花、強い生命力がありますね。

若芽は食用、根も食用、葉は天婦羅や味噌汁、そして最高のアザミ飯に、根は醤油や味噌漬けにして山菜の山ゴボウに、山間部に行けば大抵土産物屋で売っています。

スコットランドの国花でもあります。その棘に依って国家を護ったとされる花です。花言葉は、独立、報復、厳格、触らないで。

アザミの名の謂れは、「アザム」(傷つける)だそうで、一種の殺人兵器?です。
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2019年06月06日

新とっておきの花 梅雨入り前B 雑草と呼ばないで ネジバナとニワゼキショウ 2019.06.06

明日にでも梅雨入りは発表されそうです。我が新とっておきの花の梅雨入り前の項は、風前の灯火と言えます。それでも季節の歩みは留まる風情を見せず、そこいらの庭にも新たな花が咲き出しています。自然に人の庭に侵入してくる草を雑草と呼びますが、ネジバナにニワゼキショウ、雑草の中でも飛び切りの美花です。

ネジバナ ネジバナ
ネジバナ(モジズリ)
信夫の捩摺衣(もじずりごろも)から言い当てたもじずり・ネジバナ。この時期に咲く一際美しい雑草です。私達家族は殊の外この花を愛しています。先ほどナッチャンにこの花の写メールを送ってやりました。ナッチャン、グニャグニャになって喜んでいました。

ニワゼキショウ
ニワゼキショウ(庭石菖)
春のオオイヌノフグリと同様に、眺めていると、目が惚けて来て、まるで夜空の星を眺めている錯覚を覚えます。接写すると一等星ばかりになって仕舞いますが…
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2019年06月04日

新とっておきの花 梅雨入り前A タチアオイ 2019.06.04

タチアオイ タチアオイ
立葵と書きます。古来から薬用植物として渡来しました。トルコ種と東ヨーロッパ種が雑種となった種類だそうです。花が美しかった所為で薬用の他に観賞用として品種改良をされて来たそうです。江戸期には屏風絵になったものもあり、今もその屏風が残っています。

梅雨入り前に咲き出し、長いものでは梅雨明け頃に咲き終わります。長く楽しめるコストパフォーマンスの良い花です。

花言葉は素晴らしく、平安。高貴。大志。などがあります。
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2019年06月02日

新とっておきの花 梅雨入り前@ ホタルブクロ 2019.06.02

ホタルブクロ
ホタルブクロ(蛍袋)
キキョウ科の花は美しくしかも愛らしい花が並んでいます。ベル型の花、その中でも特に地味ではありますが、そこはかと滲む奥床しさが素敵な蛍袋です。私を野の花の魅力に誘ってくれた恩ある花です。今は梅雨入り前、丁度下界では蛍袋が咲く季節、本格の梅雨には姿を消します。それでも盛夏の山上にはこの花が目立ちます。それは紫の強い、更に艶が増した山蛍袋です。霧ヶ峰で観た山蛍袋が忘れられません。
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2019年05月31日

新とっておきの花 初夏N 2019.05.31

コヒルガオ      サツキ        キンシバイ 
ユキノシタ      ガクアジサイ     チェリーセイジ

既に初夏とは言えない今日この頃ですが、花は不断に咲き継いでいます。この時期は梅雨から夏にかけての花も咲き出していますね。

・コヒルガオ(小昼顔)、ヒルガオの一種、野生種です。花は小さく、色も薄いピンク、控え目ですが、雑草として蔓延る性質を持ちます。

・サツキ(五月)、本来は河岸の岩上などに生えるツツジの仲間です。ツツジに比べ一月ほど遅れて咲きます。初夏と仲夏の狭間の花です。

・キンシバイ(金糸梅)、オトギリソウ属の半落葉小低木、梅雨入り前に開花し始めます。

・ユキノシタ(雪ノ下)日陰のややジメッとしたところが適地と言えます。何処にでも生えるので、余り大切にされません。されど民間薬として腫物などに効くそうです。山菜としても利用できます。私は余りやりませんが、葉の裏面だけに衣を付けて揚げた白雪揚げが知られています。

・ガクアジサイ(額紫陽花)、梅雨前ですが装飾花が開き出しました。梅雨の花、今は白いですが、これから紅を帯びて来ます。美しい紅花です。

・チェリーセイジ、シソ科でサルビアの仲間ですね。ホットリップスと言う種類です。熱い唇、愛らしい花です。
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2019年05月30日

新とっておきの花 初夏M 2019.05.30

ドクダミ ギガンチューム ビワの実
ドクダミ       ギガンチューム    ビワの実
5月も今日と明日でお終い、愈々初夏も終盤です。6月3日が旧皐月の朔、この日から仲夏が始まります。そして直ぐに入梅(11日)、梅雨に入ります。梅雨には梅雨の花が咲きます。紫陽花、花菖蒲、岩煙草、透かし百合、山百合…。

・ドクダミは蕺と書きます。毒矯とも書き、毒消しの意味があります。中国名では魚腥草と言い、魚の生臭い(腥)草の意味があります。確かに独特の匂いですね。ハーブとしての扱いもあり、ドクダミ茶は有名です。爽健美茶の主原料ですって…。和薬や漢方としても重用されています。

・アリウム・ギガンチューム。巨大な美しい葱坊主です。これはご近所の方が栽培しているもの。毎年、こうやって写させて頂いています。

・ビワ、枇杷と書きます。実が楽器の琵琶に似ているため、ビワの名が付きました。けれども漢字は違うのですね。枇杷に琵琶、旁(つくり)の比と巴(ハ)は同じ、偏と冠が違うのです。葉は薬用、但しタネはシアン化合物含有のため食べてはイケません。若い実も良くないそうですよ。



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2019年05月29日

新とっておきの花 仙石原湿原 2019.05.05

仙石原湿原      湿生花園への引水口  中央が台が岳、湿生花園の湧水の源です。
国の天然記念物に指定されている仙石原湿原、神奈川県唯一の湿原です。

箱根火山の噴火によって出来た湿原で、嘗ては芦ノ湖と同様のカルデラ湖の一部であったそうです。箱根山の大量の土砂が流れ込み、弥生時代には広大な湿原と化し、そこに農民が住み始めたそうです。

現代では湿生花園が保存整備を進め、古来の植物や花が再生されるに至ったそうです。原生のノハナショウブの群生が観られます。
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新とっておきの花 箱根湿生花園の花㊱ ハンノキ 2019.05.05

ハンノキの林とミズバショウ ハンノキの林
カバノキ科ハンノキ属
湿生花園にはハンノキ(榛の木、榛のハンはハリの音便)の林があります。ハンノキは湿地や沼地に生える珍しい落葉高木。根が湿地に対応する性質を持ち、護岸や荒廃地復旧のために、植林されることが多い樹木です。薪炭や楽器(ギターなど)の材にも用いられるそうです。

灰色の樹皮、ミズバショウの群生地にも生えています。美しい林でした。


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2019年05月28日

新とっておきの花 箱根湿生花園の花㉟ ミヤマオダマキ 2019.05.05

ミヤマオダマキ
ミヤマオダマキ(深山苧環)キンポウゲ科オダマキ属
深山(みやま)は深山(シンザン)の事、高山を言います。

苧環は繊維(糸)を環状に巻いたもの。苧(お、カラムシ、その他の繊維も当て嵌まる)はイラクサ科の植物。環(たまき)は、輪っかの事。苧の繊維を伸して糸とし、それを輪っかに巻いたものを指します。更にそれを造る道具も苧環と言います。

お-たまき、「お-だまき」が正しい呼び名です。この花の形がその苧環に似ていたため、そのままこの植物の名になりました。

普通に庭に植えられているオダマキはこのミヤマオダマキを園芸化したものです。青紫(藍)から白の、濃淡のグラデーションがこの花の持ち味です。

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2019年05月26日

新とっておきの花 箱根湿生花園の花㉞ シコタンソウ 2019.05.05

シコタンソウ
色丹草です。北海道北方四島の色丹島で最初に発見されたので、この名が付きました。ユキノシタの高山型で、本州では高山の砂礫地に、色丹では普通に低地に生えているそうです。色丹島は自然の美しい島だそうです。利尻島のように、そこら中に高山植物が群れ咲くそうです。仮に日本に戻ったとしたら、私は行ってみたいですね。
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新とっておきの花 箱根湿生花園の花㉝ コイワザクラ 2019.05.05

コイワザクラ
小岩桜です。サクラソウのイワザクラの高山型で、花も葉も一回り小さいです。サクラソウの高山型は日本各地に存在し、日本はサクラソウのメッカと言う事が出来ます。最も盗掘を受ける品種で、絶滅危惧種のレッドリストに載っています。交雑を避けた栽培が必要で、厳しく管理した苗を作り、自然に戻したいですね。
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2019年05月24日

新とっておきの花 箱根湿生花園の花㉜ タカネスミレ 2019.0-5.05

タカネスミレ
根菫と書きます。高山のスミレはキスミレが多いのですが、菫色は唇弁の線にだけ表れています。スミレの色素は紫に黄色なのですね。登山はしませんので、直にこの黄色を味わう事が出来ませんが、こうして育て陳列してくだされば、仮初にも相見え、高山の花も楽しむことが出来ます。好いですね。湿生花園。
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新とっておきの花 箱根湿生花園の花㉛ ハヤチネウスユキソウ 2019.05.05

ハヤチネウスユキソウ
早池峰薄雪草と書きます。岩手県の北上高地の最高峰である早池峰の峰(1917m)の蛇紋岩地帯に生えるこの地の固有種です。ヨーロッパ・エーデルワイスに近い種と言われています。決して派手な花でなく、地味で奥床しい花ですが、何故か知れませんが心を温めてくれる不思議な魅力があります。アルプスの星と言われたエーデルワイス、それに負けず劣らずの早池峰の星・ハヤチネウスユキソウ、何時までも咲いて欲しいですね…。
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2019年05月23日

新とっておきの花 初夏L ノアザミ、スイカズラ、ペチュニア 2019.05.23

ノアザミ スイカズラ ペチュニア
ノアザミ       スイカズラ      ペチュニア
初夏もあともう暫く、例年の梅雨入りは6月上旬です。暦の上の入梅は6月11日ですね。あと二週間ほどで、初夏も終わりとなります。春程では無かったにしても多くの花が咲きました。昨日の車窓からの沿道の景色ではもうタチアオイが咲いていました。梅雨葵の別名があるタチアオイですが、季節の前倒しはこうした花にも表れていますね。ノアザミ、スイカズラ、最後の初夏の野を彩っていました。

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2019年05月22日

新とっておきの花 初夏K ユズリハ 2019.05.22

ユズリハ
𣜿・譲葉などと書きます。写真は一寸観難いですが、新葉が上に勢いよく出て、古葉が下に垂れ下がっています。古葉が新葉に立場を譲っているように見えます。

落葉樹の古葉は、秋に色を変え、散って裸で冬を過ごし、春に新芽が出ます。その循環は簡単に観え、解り易いものです。反対に常緑樹は何時の間にか葉が入れ替わって、その変わり目は解り難いものがあります。それが常緑の当たり前ですが、このユズリハは、そんな古葉と新葉の入れ替わりを容易く見せてくれます。普通、どんな常緑樹でも新葉を出してから古葉が散るのです。時間の無駄が無く世代交代をしているのです。
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2019年05月21日

新とっておきの花 箱根湿生花園の花㉚ トキワイカリソウ 2019.05.05

トキワイカリソウ
常葉碇草の名があります。葉が翌年まで残る事があり、常葉の名が冠として着きます。緑滴る葉と白い碇、植物の神秘を感じさせてくれる花です。
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新とっておきの花 箱根湿生花園の花㉙ ヤマブキソウ 2019.05.05

ヤマブキソウ
山吹草の名があります。花弁は4枚で、ケシ科特有の形態を持ちます。近似種の毒草・クサノオウに良く似ていますが、こちらには毒は無いようです。落葉樹の林下に生え、やや薄暗い中で咲きます。それでも黄色が目立ち、そこだけが浮かび上がるようで美しく、印象の深い花です。
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新とっておきの花 箱根湿生花園の花㉘ ヤマツツジ 2019.05.05

ヤマツツジ
紅いのにこの地味さ加減、ホント躑躅としては奥床しい花です。レンゲツツジと並んで、山に咲く躑躅では大好きな花です。街路樹や公園の派手派手な躑躅、綺麗ですが決して美しいとは思われないでしょう。見慣れていますものね。園芸家が作る花はどれもこれも、欲が剥き出しで好みません。自然のしかも何処か恥ずかし気に咲く花が、私の愛して止まない花です。そんな私好みのお誂えの躑躅がこのヤマツツジです。
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2019年05月20日

新とっておきの花 箱根湿生花園の花㉗ ヒメシャガ 2019.05.05

ヒメシャガ
ヒメシャガ(姫射干)アヤメ属
これも暦としたアヤメ、小さく可憐ですが見事なアヤメの形態をしています。射干とは幾つかの異なる呼び名と意味があり、一つはこの花の近似種のシャガの名で、姫射干はその妹分と言えるでしょう。次が射干(やかん)と読む場合で、漢方の生薬の檜扇(アヤメの仲間)の根の事。もう一つが仏典の射干(じゃかん、やかん、しゃかん)で、これは野干(やかん)と言う野獣の事だそうです。漢方が絡むと植物の名も想像の及ばないトンデモナイ名になりますね。 私としては、小文目、姫文目位が好いですけれどね…。文目擬き(アヤメモドキ)なんかも好いですね。
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新とっておきの花 初夏J ハルユキノシタ 2019.05.20

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ハルユキノシタ(春雪ノ下) ユキノシタ科ユキノシタ属
人字の形や大の字の形を持つのがユキノシタの仲間です。大抵は日陰に咲く花で、高山や深山に適応した草が多いです。秋咲きが多い中で、ジンジソウは春咲きの花、梅雨咲きのユキノシタよりも少し早目に咲きます。この写真の花は保土谷の今井川畔に植えられた花、ここは公園遊歩道になっていて、様々な花が植えられています。先般ご紹介したタネツケバナやキュウリグサなどの湿地の雑草が咲いているエリアです。このハルユキノシタは雑草では無く貴品種です。恐らく、名も知れぬ野草愛好の同志?が植えたに違いありません。大切にしましょうね。
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新とっておきの花 初夏I 卯の花再び 2019.05.20 

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卯の花(空木)蕾   卯の花 花
「卯の花の匂う垣根に」と歌われますが、卯の花・空木には殆ど香りはありません。恐らく、初夏の日差しに匂うように輝く花なので、そう歌われたと思われます。

卯月(旧暦四月)の月の名の起源となった事でよく知られています。この時期、野生の樹木・空木は何処の山の淵にも咲いているので、昔から馴染みの花でした。山桜が散り、藤も散り、躑躅も散って、愈々青葉の季節に入るとその青葉の淵に光り輝くのが卯の花でした。卯の花は初夏の標です。

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2019年05月19日

新とっておきの花 初夏H ヒオウギアヤメ 2019.05.19

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我が庭で咲いたヒオウギアヤメ、檜扇文目と書きます。この花、私のものですが、その仄かな淡紫の色、私はこれ以上美しいヒオウギアヤメを観た事がありません。アヤメ属は美しい花揃いです。この後、皐月に咲くノハナショウブ(野花菖蒲)も負けず劣らずの名花です。文目は濃紫、書付花は深紫、檜扇文目は淡紫、そして野花菖蒲は濃赤紫…。何れ文目か書付花、そして花菖蒲…。

・檜扇=宮中で公家が使った檜で出来た扇。それに文目の葉が似ていたために、檜扇文目の名になった。
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新とっておきの花 初夏G ローズ 2019.05.19

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八重咲きのコテコテのこの植物を薔薇と称するのに些か躊躇いがある私です。私の中の薔薇は、ハマナスやタカネバラ、ノイバラにサンショウバラの一重の爽やかな花で、それが私の心を満たしてくれる薔薇なのです。それでも一大人気があるローズ、決して憎んでいる訳ではありません。否、反対に憐れんでいるのです。ここまでコテコテにしなくても良いではないですか? 人間の欲がこの花程渦巻いている花はありません…。
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2019年05月18日

新とっておきの花 箱根湿生花園の花㉖ オオバキスミレ 2019.05.05

オオバキスミレ
オオバキスミレ(大葉黄菫)雪国のスミレ
菫は紫色(菫色)ばかりと思われる方も多いようですが、白もあれば黄色もあるのです。低地には濃い紫のスミレ、山地には薄紫のタチツボスミレ、山地の日陰には白いヒカゲスミレなどがあります。そして雪国や高山には黄色い菫もあるのです。登山をする方や田舎育ちの方には知られている黄色いスミレ、美しいものです。私が嘗て行った上高地で、このオオバキスミレを良く見掛けたものでした。スミレは春の花ですが、上高地では夏に咲くのですよ。
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新とっておきの花 箱根湿生花園の花㉕ カキツバタ 2019.05.05

カキツバタ
アヤメ科アヤメ属の代表的な名花、最も古典的で、古から愛された花です。されどその名の由来は明確でなく、大方の想像では、「書付花」が語源と謂れています。古人の説を植物学者・牧野富太郎がカキツバタ一家言に以下のように記しています。この花を白衣に摺り付ければ美しい紫に染まり、その染色を古人は「書き付ける」と言ったそうです。従ってこのカキツバタは書き付けの花と言われるようになり、書付花、それが訛って、カキツバタの音になったのだそうです。カキツバタの語源は書付花が限りなく近いようです。

漢字名は杜若及び燕小花、これは完全な誤りのようです。杜若(とじゃく)とは藪茗荷(ツユクサ科・ヤブミョウガ)の事であり、燕子花はキンポウゲ科のヒエンソウの属名だそうです。アヤメ科の花は菖蒲にしろ杜若にしろ、適当で好い加減な名ばかりが目立ちます。花菖蒲は仕方ないとしても、アヤメは文目、カキツバタは書付花と表記して欲しいですね。
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新とっておきの花 箱根湿生花園の花㉔ ノウルシ2019.05.05

ノウルシ
野漆と書きます。河原の土手などに生える比較的水を好む草です。近縁にトウダイグサがあり、こちらはもう少し乾いた地に生えます。トウダイグサより黄色の苞葉が目立ち、美しい…。茎から出る乳液に毒素が含まれ液に触れると、漆のようにかぶれます。野漆の名の所以となりました。
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新とっておきの花 箱根湿生花園の花㉓ ヤマドリゼンマイ 2019.05.05

ヤマドリゼンマイ DSCF1430.JPG
ヤマドリゼンマイ【山鳥(山取り)薇】 
ヤマドリゼンマイの名称標識を写そうとしたのですが、写生中の女子生徒の手まで写ってしまいました。悪しからず…。ゼンマイとは異種ですが、ゼンマイ科には属すシダ植物です。見た目もそっくりですね。そして山菜としての商品価値も決してゼンマイに劣ることはないようで、市場に出回っています。見た目はたいへん可愛く?、思わず和んでしまいますね。

山で折り取った瞬間から固くなるので、手早く持ち帰って灰汁抜きをします。手早く出来ない時には、その場に樽を持ち込んで、塩漬けにすると良いそうです。

綿を取り除き葉も取って茎だけにし、塩と重層を振り入れ、熱湯を注ぎます。その後半日経ったら水を取り替えながら二日ほど水に晒します。

料理
・ゴマ油炒め、胡麻油で炒め、醤油・砂糖・味醂・酒・イリゴマなどで味付けをする。  参考:フィフィさんのブログ・つれづれなるまゝに日暮らし書…
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新とっておきの花 箱根湿生花園の花㉒ ヤマシャクヤク 2019.05.05

ヤマシャクヤク
キンポウゲあるいはボタン科ボタン属
接近(ズーム)が足りずやや不本意な写真ですが、稀なる品種の山芍薬を撮る事に成功しました。山に生える芍薬に似た花だからヤマシャクヤク、レッドリストに指定された絶滅危惧種です。

嘗て私はこの花株を購入して育てた事があります。ふわりと開き、はらりと散りゆく、豊かさと儚さ、赤と黒の種子、正に日本の野花の原点を観るような花でした。愛していました。
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2019年05月17日

新とっておきの花 初夏F 卯の花(ウツギ) 2019.05.17

卯の花(ウツギ)
今日は2番目の孫・Yちゃん幼稚園の遠足の日。この遠足は父兄参加の遠足、ママのKさんがYちゃんの付き添いをしますので、Rくんが一人になって仕舞うのですね。そこで我々ジジババの出番、早朝6時半に出発してNちゃんYちゃんRくん家へ。YちゃんとKママを送り、学校に行くNちゃんを送りに行って、Rくんを連れて近所のコンビニへ、我々の朝ご飯を買いに出ました。

途中の公園では卯の花が咲いていました。Rくんに一寸待ってもらい、一枚写真を撮りました。それがこの卯の花・空木です。空木としては大きな木で、密に花を持ち、見事に咲いていました。

卯の花の 匂う垣根に
時鳥(ホトトギス) 早も来鳴きて
忍び音もらす 夏は来ぬ

・忍び音=卯月にホトトギスが未だ声をひそめて鳴く事。
posted by 三上和伸 at 21:39| 新・とっておきの花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新とっておきの花 箱根湿生花園の花㉑ アケビ 2019.05.05

アケビ
木通(もくつう・漢方名、消炎・利尿に効く)と書きます。蔓性の落葉低木です。秋に実が成り、その甘い果実を食べた事があるのは、田舎生まれの私達の世代から前の人と言えるでしょう。あの甘さ、私は苦手でしたがね。

雌雄同種で違花、1本の花茎に数個(多めの)の雄花とその下に1〜3個の雌花が付きます。写真の暗紫色の大きな花が雌花(筒状のめしべが果実になります)、その上の小さい花が雄花(1個開いておしべが垂れて見えます)です。中々味のある花で、私はアケビの花を見つけると嬉しくなります。
posted by 三上和伸 at 06:03| 新・とっておきの花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月16日

新とっておきの花 箱根湿生花園の花S クロユリ 2019.05.05

クロユリ クロユリ
クロユリ 蕾      黒百合 花
黒百合は 恋の花
愛する人に 捧げれば
二人はいつか 結びつく
あああ……あああ
この花ニシパ(殿)に あげようか
あたしはニシパが 大好きさ

織井茂子が歌ったアイヌの歌です。黒百合はアイヌの恋の花なのですね。
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新とっておきの花 箱根湿生花園の花R コウホネ 2019.05.05

コウホネ
コウホネ スイレン科コウホネ属
河骨と書きます。その謂れは、白く肥大した根茎が白骨(背骨)に観えたために、河の骨、コウホネになりました。葉は水中葉と水上葉があり、水中葉は美しく、観賞魚水槽のレイアウトに使われます。一茎に1個の花を咲かせます。花弁に見えるのは萼片で、その内側に爪のような花弁が多数あります。中央が雌しべです。近似種にはオゼコウホネ、ネムロコウホネがあります。オゼコウホネは尾瀬ヶ原の大切な観光資源です。
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新とっておきの花 箱根湿生花園の花Q サクラソウとクリンソウ 2019.05.05

サクラソウ      クリンソウ
桜草と書きます。河川の中流域の氾濫原に多く自生します。日本で有名なのが荒川の田島ヶ原で、保護されており、盛りには多くの花が観られます。

クリンソウは九輪草と書きます。日本のサクラソウ属の中では最大の草です。写真の株は未だ咲き始めたばかり、これから咲き上がって仏塔の九輪の如き姿になります。こちらは源流域に近い、せせらぎや湿地に群生します。

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2019年05月15日

新とっておきの花 箱根湿生花園の花P ショウブ 2019.05.05

ショウブ
ショウブ(菖蒲)
サトイモ科ショウブ属の草。菖蒲と書きます。水の中が適地です。菖蒲をアヤメとも読むので、混同しやすいですが、葉が似るだけで全くの別種。アヤメは文目と書きましょう。

端午の節句に用い、香りの良い葉が菖蒲湯として使われます。花はサトイモ科特有の肉穂で、薄黄色の筒状のもの。
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新とっておきの花 箱根湿生花園の花O ミヤマアズマギク 2019.05.05

鉢植えのミヤマアズマギク 地植えの深山東菊
絶滅危惧種に指定された貴重な種、ヨメナに風情が似ていますが、これはムカシヨモギ属のハルジオンやヒメジョオンの仲間です。舌状花が細いでしょ。ハルジオンにそっくりですね。でもハルジオン・ヒメジョオンに比べ格が違います。こちらは多年草であり、シッカリと岩稜に根付き花開く、高山植物のスターです。
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新とっておきの花 箱根湿生花園の花N クマガイソウ 2019.05.05

ラン科アツモリソウ属に分類される野生の蘭です。属名のアツモリソウも同じような花で、その両草の名の謂れは源平合戦の武将の名から来ています。クマガイソウが熊谷直実(くまがいなおざね)、アツモリソウが平敦盛(たいらのあつもり)で、その花の唇弁が、二人の武士が背負った母衣(ほろ)に似ていたために、この二つの名になりました。

・母衣(幌・ほろ)=武具の一つ、矢や石を防ぐために使われた絹布を言う。兜や鎧の背に着けて風で膨らませて役立てる防具。

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2019年05月14日

新とっておきの花 箱根湿生花園の花M ミズバショウ 2019.05.05

ミズバショウ生育池  ミズバショウ(水芭蕉)
植えっ放しの生育地(写真左)は、もう既に花は終わっています。大きく伸びた葉だけが存在しています。本来は、雪解けに咲くので、初夏には葉だけが残されるのです。それでも春遅く訪ねた来園者に看板商品であるミズバショウを観て貰いたくて、園では寒冷地で抑制栽培をした花株(写真右)を別の池に植えているのです。初夏の今、私は幸運にもミズバショウを観る事が出来ました。

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新とっておきの花 箱根湿生花園の花L ミミガタテンナンショウ 2019.05.05

ミミガタテンナンショウ
サトイモ科テンナンショウ属の花。一見グロテスクですが、この類は近年、人気が高まっている一族で、ムサシアブミ、オオマムシグサ、ウラシマソウなどがあります。私も大好きで、我が庭には未だにムサシアブミが存在しています。耳が膨らんでいるテンナンショウ、思わず微笑んでしまいます。好きですね。

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新とっておきの花 箱根湿生花園の花K トウゴクミツバツツジ 2019.05.05

ミツバツツジ ミツバツツジ
トウゴクミツバツツジ ツツジ科ツツジ属
ミツバツツジの類には、幾つかの種類があります。大体、生息地に由縁の名が付いています。ミツバツツジ(関東から関西東部、おしべが5本)トウゴクミツバツツジ(関東地方の山岳帯)、サイコクミツバツツジ(六甲山地)、ダイセンミツバツツジ(中国四国地方)などがあります。

これはトウゴクミツバツツジ(東国三つ葉躑躅)であり、おしべが10本で、ミツバツツジとは異なります。関東地方の標高1000m以上の山岳帯に生育しています。

ツツジは美しい花の集まりです。山に春が訪れると山桜と同様に新緑よりやや早く咲き出します。枯れ木に花で、それは美しい光景が現れます。

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新とっておきの花 初夏E ノイバラ(野茨・野薔薇) 2019.05.14

ノイバラ
ノイバラ・古代ではウマラ バラ科バラ属
野茨と書き、野薔薇とも書きます。バラ科バラ属で蔓性、日本に自生している代表的なバラです。美しい白花で、強い芳香があります。卯月(5月)、この花の辺を歩くと、甘い香りが鼻腔をくすぐります。ヤマユリと並ぶ天下の芳香で、花の大きさが二倍ならば、名花として君臨していたに違いありません。

古き万葉集にもこの野茨(うまら)は詠われています。

道の辺の ”うまら”の末(うれ)に 這ほ豆の からまる君を はなれか行かむ
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2019年05月13日

新とっておきの花 初夏D コモンマロウ、ブルーマロウの誘い… 2019.05.13

コモンマーロウ
コモンマロウ(ウスベニアオイ)アオイ科ゼニアオイ属
コモンマロウは不思議な花です。普通ウスベニアオイと呼ばれていますが、雑草のゼニアオイと混同されています。まあ、歌壇で見掛けるのはウスベニアオイらしいですが?

そして特筆すべきなのが、この花のハーブとしての素晴らしさです。何と青いハーブティーとして絶賛愛用されているのだそうで、しかもそれが3色に変化する奇蹟のハーブティーと呼ばれているそうです。”ブルーマロウ”と言うハーブティー、私は飲んだことが無いのですが、その紹介文やパンフレットを観る限り、やはり人生に一度は試してみる価値がありそうです。今度試してみますね。皆さまもどうぞ!

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新とっておきの花 初夏C シラン 2019.05.13

シラン
ラン科の多年草シラン、自然の自生種は今や準絶滅危惧種に認定されていますが、栽培が容易で、栽培種は何処にでも咲いています。基本的には自生種も栽培種も変化がありませんが、栽培種には白花もあります。強健の為、余り大事にされませんが、それでもしぶとく生き抜いています。
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新とっておきの花 箱根湿生花園の花J シコクカッコソウ 2019.05.05

シコクカッコソウ
シコクカッコソウ サクラソウ属
四国鞨鼓草と書きます。和楽器の太鼓の一種に鞨鼓(カッコ)があり、それに雰囲気が似るので鞨鼓草になったと言われています。四国に隔離分布する変種のカッコソウです。本来のカッコソウは北関東分布の貴品種です。サクラソウの仲間の絶滅危惧種です。

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2019年05月12日

新とっておきの花 初夏B アヤメ・カキツバタ・キショウブ 2019.05.12

アヤメ カキツバタ キショウブ
アヤメ(文目)    カキツバタ  キショウブ
何れもアヤメ属の花で、アヤメとカキツバタは日本古来の野草、キショウブはヨーロッパ原産の帰化植物です。初夏に入ると咲き出し、一茎に数輪、順次、順序立てて咲き継ぎます。アヤメは文目、カキツバタは杜若、キショウブは黄菖蒲と書きます。アヤメは外花被片の付け根に文目模様があります。カキツバタは白か薄黄色のシンプルな楔形の模様があります。キショウブは茶色い模様が脈に沿ってあります。

この花達から慣用句が生まれました。「何れ菖蒲か杜若」。どちらもすぐれていて優劣のきめがたい意だそうです。花を見比べてみれば納得ですね。されど、私は杜若が一番好きです。上品です。
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新とっておきの花 箱根湿生花園の花I キバナクリンソウ 2019.05.05

キバナクガイソウ キバナクガイソウ
キバナクリンソウ サクラソウ属
ヒマラヤの青いケシ同様に、アジアの高山帯に生息する花。高山帯と言えども高山の湿地に生息するそうです。湿性花園では水辺に植えています。背が高く直立しており、見栄えが良く、水と溶け合い、風雅な様を魅せ付けていました。一服の絵でした。
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新とっておきの花 箱根湿生花園の花H ヒマラヤの青いケシ 2019.05.05

ヒマラヤの青いケシ(芥子) メコノプシス属
一時期話題になったヒマラヤの青いケシ。ヒマラヤと中国南部の高山帯に生息する高山植物です。暑さに弱く一年草のため、日本の低地では発芽生育が困難で、恐らく転地して育苗をしている筈です。箱根湿生花園では北海道で育苗された苗を入手しているようです。

青く美しい芥子、そこにヒマラヤの冷気が降りているように感じました。涼し気な花でした。
posted by 三上和伸 at 17:43| 新・とっておきの花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月11日

新とっておきの花 初夏A ジャスミン 2019.05.11

ジャスミン
ジャスミン(ソケイ)
常緑の蔓性植物、インド原産で、ペルシャを経てヨーロッパに渡りました。日本には中国経由で入り栽培されるようになりました。香料植物で、花から香油が採れます。名は中国名で素馨(ソケイ)、ペルシャ語でジャスミン、その香油をジャスミンと言い、この植物の名に使われるようになりました。花は噎せかえるが如くに香り、周囲がその香りで横溢します。

ジャスミン茶にするのは、このソケイの一種のマツリカ(茉莉花)です。この花の香りを茶葉に着香します。私も大好きなジャスミンティー、それは茉莉花の香りです。
posted by 三上和伸 at 23:24| 新・とっておきの花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新とっておきの花 箱根湿生花園の花G キンポウゲ(ウマノアシガタ) 2019.05.05

キンポウゲ(ウマノアシガタ) ウマノアシガタ(キンポウゲ)
キンポウゲ科キンポウゲ属
金鳳花と書きます。美花と毒草の宝庫であるキンポウゲ科、このキンポウゲは美花の部類に属するでしょう。美しい金属質の黄色、テカテカと照り映えています。田舎に行けば比較的良くある花です。田圃の畔なんかにピカピカと光って印象に残る草です。

左写真の右の花は花弁が7枚あります。普通は5弁なのですが、この花は多弁の傾向があるようです。キンポウゲ科の花は花弁の数が定まらない花が多いようです。

ウマノアシガタの名も古くからあるようで、地方によってはキンポウゲでなく、ウマノアシガタと呼ぶ人が多いようです。葉の形が所以ですが、全然馬の足に似ていません。むしろ鳥の足型です。誤ってか訛ってか、言い間違えがそのまま名称になったと想像されています。

posted by 三上和伸 at 19:26| 新・とっておきの花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新とっておきの花 箱根湿生花園の花F ニリンソウ 2019.05.05

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ニリンソウ(二輪草)キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草
イチリンソウは一茎に一輪しか咲きませんが、このニリンソウは一茎に一輪乃至二輪及び三輪咲く事もあります。大方は二輪ですが、天邪鬼な茎はヘソを曲げて咲く事があります。水の傍がこの草の棲み処、湿潤な地を好みます。そして半日陰が良いようです。陽光を浴びないと花は開きませんが、燦燦の陽では土が乾いて生育できません。ここも天邪鬼な性格が出ていますね。へそ曲がりの可愛い草、二輪草です。
posted by 三上和伸 at 15:33| 新・とっておきの花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新とっておきの花 箱根湿生花園の花E リュウキンカ(立金花) 2019.05.05

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リュウキンカ
立金花と書き、その字の通り、花茎が直立して黄色の花を咲かせます。湿原の水の中に根を張り、葉は水に浮いて伸びて花茎は更にその上に伸びて花を咲かせます。近似種にエンコウソウ(猿喉草)がありますが、こちらは花茎が直立せずカーブを描いて黄色の花を咲かせます。その違いを確かめるには、花茎を観る事です。この湿生花園にも両種が咲いており、ボランティア・ガイドさんが詳しく教えてくれました。リュウキンカ、ミズバショウと一緒に大抵の湿原に咲いています。ミズバショウの付き人のような花です。
posted by 三上和伸 at 15:19| 新・とっておきの花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月10日

新とっておきの花 初夏@ 初夏の女王・クレマチス 2019.05.10

クレマチス
親は日本の野草・カザグルマです。クレマチスは、カザグルマの優秀な因子を受け継いだ名花中の名花です。栽培植物としては初夏の女王と言って過言ではないでしょう。数多あるクレマチスですが、この品種はすっきりとしてノーブルな味わいがありますね。好い花でした。
posted by 三上和伸 at 23:18| 新・とっておきの花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新とっておきの花 箱根湿生花園の花D オキナグサ(翁草) 2019.05.05

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オキナグサの花     左:オキナグサの実
野草の中でも特に魅力的な花、渋い赤褐色の花色、産毛が生えた葉の繊細さ、小さいけれど役者が違う、風格が感じられます。そしてオキナグサの名の謂れとなった縮れた綿毛の存在、銀色に輝いていました。翁の白髪を思い浮かべます。

posted by 三上和伸 at 20:33| 新・とっておきの花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする