2019年06月27日

新とっておきの花 梅雨N ムクゲ、シモツケ、西洋アサガオ 2019.06.27

ムクゲ シモツケ セイヨウアサガオ
お隣の国・韓国の国花・ムクゲ、アオイ科の落葉大低木です。幼い頃の私の思い出の花、ある女の子に取ってあげようと三輪車のサドルに乗ったまでは良かったのですが、取れずに転落、腕を骨折したのでした。苦い思い出の花、初恋と共に…

シモツケは高原の花ですね。日光戦場ヶ原には沢山咲いています。非常に美花であり、庭にも多く植えられています。草の下野草と非常に良く似ています。同じバラ科の花ですね。

西洋アサガオと呼ばれているソライロアサガオ。美しく近年良く栽培されています。但し蔓延る性質があるため、放置すると蔓延してしまいます。キチンと手入れができる方に栽培して頂きたいですね。タネに幻覚を促す成分があるそうで、麻薬ですね。気を付けないとイケません。
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2019年06月26日

新とっておきの花 梅雨M セリの花 2019.06.26

セリの花 セリの花
今井川遊歩道の水辺に自生していた芹(セリ)、花が咲き始めていました。以前我が家の菜園で咲いたパクチーやパセリと親戚のと言うか親玉のセリ、これが本家本元のセリの花です。セリ科は多種ですが、花はご覧のようなレース編み状の白く爽やかな花が多いようです。味も然ることながら、花も美しい、好いですね。
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新とっておきの花 梅雨L コムラサキ 2019.06.26

ムラサキシキブ ムラサキシキブ
ムラサキシキブの仲間ですが、このコムラサキは少し形態が違います。葉にある鋸状のギザギザが下半分しか無く、葉の付け根から花茎が出ずに、枝の途中から出ます。ムラサキシキブはこの形態の反対で、葉は全部ギザギザで、花茎は葉の付け根から出ます。紫の実も、コムラサキの方がたわわに実ります。

実も美しいですが、花も中々のものでしょ。やっぱり紫なのですね。綺麗です。
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新とっておきの花 梅雨K オカトラノオ 2019.06.26

オカトラノオ
今でも郊外の土手などで咲いているオカトラノオ、サクラソウ科の多年草です。虎の尾と言う名称は、総状花序を持つ草には良く付けられる名です。白い虎の尾、丈夫な草で、1本植えておくと、次第に群生するようになります。
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新とっておきの花 梅雨J アガパンサス 2019.06.26

アガパンサス
南アフリカ原産の単子葉類、ヒガンバナ科の常緑草本。紫君子蘭の和名があります。それでも現代では、アガパンサスが種の定番です。日本の梅雨に咲き、爽やかな紫の多花が群れてそよぐ様は一服の清涼剤です。五月晴れに似合う太陽の花です。
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新とっておきの花 梅雨I タチアオイ 2019.06.26

タチアオイ
以前にもタチアオイは紹介しましたが、それらはピンク系の濃い花色でした。しかし、淡色系の花もあり、変化に富んでいます。これはゴージャスな装いの花ですね。しっかりと起立して咲く居丈高な姿は、美しさと共に逞しさも併せ持っています。梅雨も半ばを過ぎる頃となりました。まだ蕾を蓄えていますので、もう少し、雨に打たれながらも咲いてくれるでしょう。
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新とっておきの花 梅雨H ゲンペイギク 2019.06.26

ゲンペイギク
ゲンペイコギク(源平小菊)と言います。初夏になると咲き出します。最初はピンク、次第に白花になり、これが最潮期で、また次第にピンクになり、枯れます。初夏から秋遅くまで咲く種類で、半年間楽しめます。諸説ありますが、源平とは源氏が白で平家が赤、源平が入り乱れて咲いています。
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2019年06月18日

新とっておきの花 梅雨G ノアザミの種子(綿毛) 2019.06.16

ノアザミの綿毛
綿毛の中心部に小さなタネがあります。
大きなノアザミの株に、早くも種子が出来ていました。未だ花が咲いているのに、早くもタネが出来ました。こうなると後は風に乗って遠くへ飛ばされるだけ、綿毛は風を受ける帆の役目を果たします。親株より少しでも遠くへ飛ばされて種の広域な繁殖を図ります。植物の内の幾つかは、こうした優れた繁殖の仕組みを持つものが多くあります。

このタネを持ち帰って用土に蒔けばノアザミの苗を作る事が出来ます。興味を持たれ、ノアザミを育て、花を観たい人は、これからの時期に、タネ採取をお勧めします。採ったら直ぐ蒔(直播)きます。芽が出るまで水を欠かさない事。好い苗が作れます。

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2019年06月16日

新とっておきの花 梅雨F ハンゲショウ(半化粧) 2019.06.16

ハンゲショウ ハンゲショウ
ハンゲショウ(半化粧)別称:片白草(カタシログサ) ドクダミ科ハンゲショウ属
水辺の湿地に咲く花、花は白く変色した葉の節から伸びた花弁の無い穂状の白いものを指します。垂れて観えますね。花時に白く変色した葉に依って虫を集め、花粉媒介をしてもらいます。葉が白粉(おしろい)で化粧をしたようですので、半化粧の名になりました。片白草の名も同様の意味です。

二十四節気の半夏生とは時期も近い事から、この花と誤解されていますが、それは全くの誤りです。二十四節気の半夏生とはカラスビシャク(半夏)が生える事をい言います。
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2019年06月13日

新とっておきの花 梅雨E クマノミズキ 2019.06.13

クマノミズキ
同じ属のミズキと言う花をひと月前(5月2日)に紹介しました。そのミズキと本当によく似たもう一つのミズキがあるのです。それがこのクマノミズキ(熊野水木)です。その大きな違いは花が咲くのがひと月ずれることです。初夏の花と梅雨の花、同じような花がひと月経ってまた咲き出します。ホント狐につままれたような可笑しな気持ちになります。私もそうでした。でも調べてみれば謎は簡単に解明できますね。正に兄弟のようなもの。少し早く生まれた兄と少し遅く生まれた弟、負けず劣らずで、両者とも誰もが目を見張る、華やいだ花です。
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2019年06月12日

新とっておきの花 梅雨D アカンサスの葉 2019.06.12

アカンサス アカンサスの葉
アカンサスの花と見事な葉
昨日お伝えしたアカンサスですが、今日、余すところなく葉が撮影できましたので、ここに紹介します。古代ギリシャより建築・内装・装飾・絨毯・エンブレムなどの図案として有り難く取り上げられてきたアカンサスの葉、改めて眺めれば、素晴らしいと感じて、心に銘して仕舞います。


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新とっておきの花 梅雨C ヒメシャラ 2019.06.12

落ちたヒメシャラの花 ヒメシャラ
雨で落ちたヒメシャラの花  姫沙羅(ひめしゃら)
夏椿が沙羅樹(しゃらのき)と誤って伝えられたので、ナツツバキ属の更に小さいこの花もヒメシャラの名となってしまいました。あの冬椿に比べれば何と小さいことでしょう。ヒメシャラが間違った名とするならば、姫椿が適当なのではないですかね。椿同様、花は丸ごと落ちます。今年はたくさん蕾を付けて、樹に花が溢れるのではないかと楽しみでしたが、豈図らんや、花は次々と落ちて行きました。可愛い白椿、大好きです。



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2019年06月11日

新とっておきの花 梅雨B アジサイとアカンサス 2019.06.11

アジサイとアカンサス
紫陽花とアカンサス、梅雨の花の定番ですね。

幕末のシーボルトに、日本のローズと言わしめた紫陽花。自らの日本人妻・お滝の名をもじってオタクサと名付けました。これには植物学者から異論・反論・オブジェクションが殺到したそうですが…。さだまさしは「紫陽花の詩」で、このオタクサを使っていました。洒落た長崎のコマーシャルソングでしたが…

アカンサスは公園などに、時々植わっているのを見掛けます。花は兎も角、常緑の葉が素晴らしいのですね。古代ギリシャ以来建築や内装、絨毯などのデザインのモチーフにされました。日本の車・日産シーマのエンブレムにも使われたそうです。
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新とっておきの花 梅雨A 土手の絶品花・ホタルブクロ 2019.06.11

ホタルブクロ
背の高い雑草が生い茂る土手、今の時期一際目に飛び込んで来るのがホタルブクロです。雑草をチョイと手で除けてやると、風情ある薄紫の花が現れました。五つに裂した鐘形の花、紫の所以は小さな斑点の色、不思議なまだら模様が美しいですね。蛍袋、この花に蛍は忍びませんが、引っ切り無しに蜂が忍んできます。美味しい蜜が出るのでしょう。極小ですがタネも良く実り、繁殖力も強いものがあります。種蒔きすると無限数の苗が出来ます。

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2019年06月09日

新とっておきの花 梅雨@ ノアザミ 2019.06.09

ノアザミ(野薊)
ノアザミ(野薊)キク科アザミ属
体中もの凄い棘で武装をしている草ですが、赤味を帯びた紫の美しい花を咲かせます。花弁は無く、多くの管状花で造られています。私はアザミが大好きで、この花を見掛けると嬉しくなり、思わずスマホをかざしスイッチを押してしまいます。この日も近所のドラッグストアの駐車場に咲いていました。たった一株のアザミ、きっと遠くから綿毛着きのタネがここに飛んできたのでしょう。幸い?に鋭い棘が痛いので、手折られない草と花、強い生命力がありますね。

若芽は食用、根も食用、葉は天婦羅や味噌汁、そして最高のアザミ飯に、根は醤油や味噌漬けにして山菜の山ゴボウに、山間部に行けば大抵土産物屋で売っています。

スコットランドの国花でもあります。その棘に依って国家を護ったとされる花です。花言葉は、独立、報復、厳格、触らないで。

アザミの名の謂れは、「アザム」(傷つける)だそうで、一種の殺人兵器?です。
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2019年06月06日

新とっておきの花 梅雨入り前B 雑草と呼ばないで ネジバナとニワゼキショウ 2019.06.06

明日にでも梅雨入りは発表されそうです。我が新とっておきの花の梅雨入り前の項は、風前の灯火と言えます。それでも季節の歩みは留まる風情を見せず、そこいらの庭にも新たな花が咲き出しています。自然に人の庭に侵入してくる草を雑草と呼びますが、ネジバナにニワゼキショウ、雑草の中でも飛び切りの美花です。

ネジバナ ネジバナ
ネジバナ(モジズリ)
信夫の捩摺衣(もじずりごろも)から言い当てたもじずり・ネジバナ。この時期に咲く一際美しい雑草です。私達家族は殊の外この花を愛しています。先ほどナッチャンにこの花の写メールを送ってやりました。ナッチャン、グニャグニャになって喜んでいました。

ニワゼキショウ
ニワゼキショウ(庭石菖)
春のオオイヌノフグリと同様に、眺めていると、目が惚けて来て、まるで夜空の星を眺めている錯覚を覚えます。接写すると一等星ばかりになって仕舞いますが…
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2019年06月04日

新とっておきの花 梅雨入り前A タチアオイ 2019.06.04

タチアオイ タチアオイ
立葵と書きます。古来から薬用植物として渡来しました。トルコ種と東ヨーロッパ種が雑種となった種類だそうです。花が美しかった所為で薬用の他に観賞用として品種改良をされて来たそうです。江戸期には屏風絵になったものもあり、今もその屏風が残っています。

梅雨入り前に咲き出し、長いものでは梅雨明け頃に咲き終わります。長く楽しめるコストパフォーマンスの良い花です。

花言葉は素晴らしく、平安。高貴。大志。などがあります。
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2019年06月02日

新とっておきの花 梅雨入り前@ ホタルブクロ 2019.06.02

ホタルブクロ
ホタルブクロ(蛍袋)
キキョウ科の花は美しくしかも愛らしい花が並んでいます。ベル型の花、その中でも特に地味ではありますが、そこはかと滲む奥床しさが素敵な蛍袋です。私を野の花の魅力に誘ってくれた恩ある花です。今は梅雨入り前、丁度下界では蛍袋が咲く季節、本格の梅雨には姿を消します。それでも盛夏の山上にはこの花が目立ちます。それは紫の強い、更に艶が増した山蛍袋です。霧ヶ峰で観た山蛍袋が忘れられません。
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2019年05月31日

新とっておきの花 初夏N 2019.05.31

コヒルガオ      サツキ        キンシバイ 
ユキノシタ      ガクアジサイ     チェリーセイジ

既に初夏とは言えない今日この頃ですが、花は不断に咲き継いでいます。この時期は梅雨から夏にかけての花も咲き出していますね。

・コヒルガオ(小昼顔)、ヒルガオの一種、野生種です。花は小さく、色も薄いピンク、控え目ですが、雑草として蔓延る性質を持ちます。

・サツキ(五月)、本来は河岸の岩上などに生えるツツジの仲間です。ツツジに比べ一月ほど遅れて咲きます。初夏と仲夏の狭間の花です。

・キンシバイ(金糸梅)、オトギリソウ属の半落葉小低木、梅雨入り前に開花し始めます。

・ユキノシタ(雪ノ下)日陰のややジメッとしたところが適地と言えます。何処にでも生えるので、余り大切にされません。されど民間薬として腫物などに効くそうです。山菜としても利用できます。私は余りやりませんが、葉の裏面だけに衣を付けて揚げた白雪揚げが知られています。

・ガクアジサイ(額紫陽花)、梅雨前ですが装飾花が開き出しました。梅雨の花、今は白いですが、これから紅を帯びて来ます。美しい紅花です。

・チェリーセイジ、シソ科でサルビアの仲間ですね。ホットリップスと言う種類です。熱い唇、愛らしい花です。
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2019年05月30日

新とっておきの花 初夏M 2019.05.30

ドクダミ ギガンチューム ビワの実
ドクダミ       ギガンチューム    ビワの実
5月も今日と明日でお終い、愈々初夏も終盤です。6月3日が旧皐月の朔、この日から仲夏が始まります。そして直ぐに入梅(11日)、梅雨に入ります。梅雨には梅雨の花が咲きます。紫陽花、花菖蒲、岩煙草、透かし百合、山百合…。

・ドクダミは蕺と書きます。毒矯とも書き、毒消しの意味があります。中国名では魚腥草と言い、魚の生臭い(腥)草の意味があります。確かに独特の匂いですね。ハーブとしての扱いもあり、ドクダミ茶は有名です。爽健美茶の主原料ですって…。和薬や漢方としても重用されています。

・アリウム・ギガンチューム。巨大な美しい葱坊主です。これはご近所の方が栽培しているもの。毎年、こうやって写させて頂いています。

・ビワ、枇杷と書きます。実が楽器の琵琶に似ているため、ビワの名が付きました。けれども漢字は違うのですね。枇杷に琵琶、旁(つくり)の比と巴(ハ)は同じ、偏と冠が違うのです。葉は薬用、但しタネはシアン化合物含有のため食べてはイケません。若い実も良くないそうですよ。



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2019年05月29日

新とっておきの花 仙石原湿原 2019.05.05

仙石原湿原      湿生花園への引水口  中央が台が岳、湿生花園の湧水の源です。
国の天然記念物に指定されている仙石原湿原、神奈川県唯一の湿原です。

箱根火山の噴火によって出来た湿原で、嘗ては芦ノ湖と同様のカルデラ湖の一部であったそうです。箱根山の大量の土砂が流れ込み、弥生時代には広大な湿原と化し、そこに農民が住み始めたそうです。

現代では湿生花園が保存整備を進め、古来の植物や花が再生されるに至ったそうです。原生のノハナショウブの群生が観られます。
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新とっておきの花 箱根湿生花園の花㊱ ハンノキ 2019.05.05

ハンノキの林とミズバショウ ハンノキの林
カバノキ科ハンノキ属
湿生花園にはハンノキ(榛の木、榛のハンはハリの音便)の林があります。ハンノキは湿地や沼地に生える珍しい落葉高木。根が湿地に対応する性質を持ち、護岸や荒廃地復旧のために、植林されることが多い樹木です。薪炭や楽器(ギターなど)の材にも用いられるそうです。

灰色の樹皮、ミズバショウの群生地にも生えています。美しい林でした。


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2019年05月28日

新とっておきの花 箱根湿生花園の花㉟ ミヤマオダマキ 2019.05.05

ミヤマオダマキ
ミヤマオダマキ(深山苧環)キンポウゲ科オダマキ属
深山(みやま)は深山(シンザン)の事、高山を言います。

苧環は繊維(糸)を環状に巻いたもの。苧(お、カラムシ、その他の繊維も当て嵌まる)はイラクサ科の植物。環(たまき)は、輪っかの事。苧の繊維を伸して糸とし、それを輪っかに巻いたものを指します。更にそれを造る道具も苧環と言います。

お-たまき、「お-だまき」が正しい呼び名です。この花の形がその苧環に似ていたため、そのままこの植物の名になりました。

普通に庭に植えられているオダマキはこのミヤマオダマキを園芸化したものです。青紫(藍)から白の、濃淡のグラデーションがこの花の持ち味です。

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2019年05月26日

新とっておきの花 箱根湿生花園の花㉞ シコタンソウ 2019.05.05

シコタンソウ
色丹草です。北海道北方四島の色丹島で最初に発見されたので、この名が付きました。ユキノシタの高山型で、本州では高山の砂礫地に、色丹では普通に低地に生えているそうです。色丹島は自然の美しい島だそうです。利尻島のように、そこら中に高山植物が群れ咲くそうです。仮に日本に戻ったとしたら、私は行ってみたいですね。
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新とっておきの花 箱根湿生花園の花㉝ コイワザクラ 2019.05.05

コイワザクラ
小岩桜です。サクラソウのイワザクラの高山型で、花も葉も一回り小さいです。サクラソウの高山型は日本各地に存在し、日本はサクラソウのメッカと言う事が出来ます。最も盗掘を受ける品種で、絶滅危惧種のレッドリストに載っています。交雑を避けた栽培が必要で、厳しく管理した苗を作り、自然に戻したいですね。
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2019年05月24日

新とっておきの花 箱根湿生花園の花㉜ タカネスミレ 2019.0-5.05

タカネスミレ
根菫と書きます。高山のスミレはキスミレが多いのですが、菫色は唇弁の線にだけ表れています。スミレの色素は紫に黄色なのですね。登山はしませんので、直にこの黄色を味わう事が出来ませんが、こうして育て陳列してくだされば、仮初にも相見え、高山の花も楽しむことが出来ます。好いですね。湿生花園。
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新とっておきの花 箱根湿生花園の花㉛ ハヤチネウスユキソウ 2019.05.05

ハヤチネウスユキソウ
早池峰薄雪草と書きます。岩手県の北上高地の最高峰である早池峰の峰(1917m)の蛇紋岩地帯に生えるこの地の固有種です。ヨーロッパ・エーデルワイスに近い種と言われています。決して派手な花でなく、地味で奥床しい花ですが、何故か知れませんが心を温めてくれる不思議な魅力があります。アルプスの星と言われたエーデルワイス、それに負けず劣らずの早池峰の星・ハヤチネウスユキソウ、何時までも咲いて欲しいですね…。
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2019年05月23日

新とっておきの花 初夏L ノアザミ、スイカズラ、ペチュニア 2019.05.23

ノアザミ スイカズラ ペチュニア
ノアザミ       スイカズラ      ペチュニア
初夏もあともう暫く、例年の梅雨入りは6月上旬です。暦の上の入梅は6月11日ですね。あと二週間ほどで、初夏も終わりとなります。春程では無かったにしても多くの花が咲きました。昨日の車窓からの沿道の景色ではもうタチアオイが咲いていました。梅雨葵の別名があるタチアオイですが、季節の前倒しはこうした花にも表れていますね。ノアザミ、スイカズラ、最後の初夏の野を彩っていました。

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2019年05月22日

新とっておきの花 初夏K ユズリハ 2019.05.22

ユズリハ
𣜿・譲葉などと書きます。写真は一寸観難いですが、新葉が上に勢いよく出て、古葉が下に垂れ下がっています。古葉が新葉に立場を譲っているように見えます。

落葉樹の古葉は、秋に色を変え、散って裸で冬を過ごし、春に新芽が出ます。その循環は簡単に観え、解り易いものです。反対に常緑樹は何時の間にか葉が入れ替わって、その変わり目は解り難いものがあります。それが常緑の当たり前ですが、このユズリハは、そんな古葉と新葉の入れ替わりを容易く見せてくれます。普通、どんな常緑樹でも新葉を出してから古葉が散るのです。時間の無駄が無く世代交代をしているのです。
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2019年05月21日

新とっておきの花 箱根湿生花園の花㉚ トキワイカリソウ 2019.05.05

トキワイカリソウ
常葉碇草の名があります。葉が翌年まで残る事があり、常葉の名が冠として着きます。緑滴る葉と白い碇、植物の神秘を感じさせてくれる花です。
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新とっておきの花 箱根湿生花園の花㉙ ヤマブキソウ 2019.05.05

ヤマブキソウ
山吹草の名があります。花弁は4枚で、ケシ科特有の形態を持ちます。近似種の毒草・クサノオウに良く似ていますが、こちらには毒は無いようです。落葉樹の林下に生え、やや薄暗い中で咲きます。それでも黄色が目立ち、そこだけが浮かび上がるようで美しく、印象の深い花です。
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新とっておきの花 箱根湿生花園の花㉘ ヤマツツジ 2019.05.05

ヤマツツジ
紅いのにこの地味さ加減、ホント躑躅としては奥床しい花です。レンゲツツジと並んで、山に咲く躑躅では大好きな花です。街路樹や公園の派手派手な躑躅、綺麗ですが決して美しいとは思われないでしょう。見慣れていますものね。園芸家が作る花はどれもこれも、欲が剥き出しで好みません。自然のしかも何処か恥ずかし気に咲く花が、私の愛して止まない花です。そんな私好みのお誂えの躑躅がこのヤマツツジです。
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2019年05月20日

新とっておきの花 箱根湿生花園の花㉗ ヒメシャガ 2019.05.05

ヒメシャガ
ヒメシャガ(姫射干)アヤメ属
これも暦としたアヤメ、小さく可憐ですが見事なアヤメの形態をしています。射干とは幾つかの異なる呼び名と意味があり、一つはこの花の近似種のシャガの名で、姫射干はその妹分と言えるでしょう。次が射干(やかん)と読む場合で、漢方の生薬の檜扇(アヤメの仲間)の根の事。もう一つが仏典の射干(じゃかん、やかん、しゃかん)で、これは野干(やかん)と言う野獣の事だそうです。漢方が絡むと植物の名も想像の及ばないトンデモナイ名になりますね。 私としては、小文目、姫文目位が好いですけれどね…。文目擬き(アヤメモドキ)なんかも好いですね。
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新とっておきの花 初夏J ハルユキノシタ 2019.05.20

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ハルユキノシタ(春雪ノ下) ユキノシタ科ユキノシタ属
人字の形や大の字の形を持つのがユキノシタの仲間です。大抵は日陰に咲く花で、高山や深山に適応した草が多いです。秋咲きが多い中で、ジンジソウは春咲きの花、梅雨咲きのユキノシタよりも少し早目に咲きます。この写真の花は保土谷の今井川畔に植えられた花、ここは公園遊歩道になっていて、様々な花が植えられています。先般ご紹介したタネツケバナやキュウリグサなどの湿地の雑草が咲いているエリアです。このハルユキノシタは雑草では無く貴品種です。恐らく、名も知れぬ野草愛好の同志?が植えたに違いありません。大切にしましょうね。
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新とっておきの花 初夏I 卯の花再び 2019.05.20 

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卯の花(空木)蕾   卯の花 花
「卯の花の匂う垣根に」と歌われますが、卯の花・空木には殆ど香りはありません。恐らく、初夏の日差しに匂うように輝く花なので、そう歌われたと思われます。

卯月(旧暦四月)の月の名の起源となった事でよく知られています。この時期、野生の樹木・空木は何処の山の淵にも咲いているので、昔から馴染みの花でした。山桜が散り、藤も散り、躑躅も散って、愈々青葉の季節に入るとその青葉の淵に光り輝くのが卯の花でした。卯の花は初夏の標です。

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2019年05月19日

新とっておきの花 初夏H ヒオウギアヤメ 2019.05.19

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我が庭で咲いたヒオウギアヤメ、檜扇文目と書きます。この花、私のものですが、その仄かな淡紫の色、私はこれ以上美しいヒオウギアヤメを観た事がありません。アヤメ属は美しい花揃いです。この後、皐月に咲くノハナショウブ(野花菖蒲)も負けず劣らずの名花です。文目は濃紫、書付花は深紫、檜扇文目は淡紫、そして野花菖蒲は濃赤紫…。何れ文目か書付花、そして花菖蒲…。

・檜扇=宮中で公家が使った檜で出来た扇。それに文目の葉が似ていたために、檜扇文目の名になった。
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新とっておきの花 初夏G ローズ 2019.05.19

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八重咲きのコテコテのこの植物を薔薇と称するのに些か躊躇いがある私です。私の中の薔薇は、ハマナスやタカネバラ、ノイバラにサンショウバラの一重の爽やかな花で、それが私の心を満たしてくれる薔薇なのです。それでも一大人気があるローズ、決して憎んでいる訳ではありません。否、反対に憐れんでいるのです。ここまでコテコテにしなくても良いではないですか? 人間の欲がこの花程渦巻いている花はありません…。
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2019年05月18日

新とっておきの花 箱根湿生花園の花㉖ オオバキスミレ 2019.05.05

オオバキスミレ
オオバキスミレ(大葉黄菫)雪国のスミレ
菫は紫色(菫色)ばかりと思われる方も多いようですが、白もあれば黄色もあるのです。低地には濃い紫のスミレ、山地には薄紫のタチツボスミレ、山地の日陰には白いヒカゲスミレなどがあります。そして雪国や高山には黄色い菫もあるのです。登山をする方や田舎育ちの方には知られている黄色いスミレ、美しいものです。私が嘗て行った上高地で、このオオバキスミレを良く見掛けたものでした。スミレは春の花ですが、上高地では夏に咲くのですよ。
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新とっておきの花 箱根湿生花園の花㉕ カキツバタ 2019.05.05

カキツバタ
アヤメ科アヤメ属の代表的な名花、最も古典的で、古から愛された花です。されどその名の由来は明確でなく、大方の想像では、「書付花」が語源と謂れています。古人の説を植物学者・牧野富太郎がカキツバタ一家言に以下のように記しています。この花を白衣に摺り付ければ美しい紫に染まり、その染色を古人は「書き付ける」と言ったそうです。従ってこのカキツバタは書き付けの花と言われるようになり、書付花、それが訛って、カキツバタの音になったのだそうです。カキツバタの語源は書付花が限りなく近いようです。

漢字名は杜若及び燕小花、これは完全な誤りのようです。杜若(とじゃく)とは藪茗荷(ツユクサ科・ヤブミョウガ)の事であり、燕子花はキンポウゲ科のヒエンソウの属名だそうです。アヤメ科の花は菖蒲にしろ杜若にしろ、適当で好い加減な名ばかりが目立ちます。花菖蒲は仕方ないとしても、アヤメは文目、カキツバタは書付花と表記して欲しいですね。
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新とっておきの花 箱根湿生花園の花㉔ ノウルシ2019.05.05

ノウルシ
野漆と書きます。河原の土手などに生える比較的水を好む草です。近縁にトウダイグサがあり、こちらはもう少し乾いた地に生えます。トウダイグサより黄色の苞葉が目立ち、美しい…。茎から出る乳液に毒素が含まれ液に触れると、漆のようにかぶれます。野漆の名の所以となりました。
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新とっておきの花 箱根湿生花園の花㉓ ヤマドリゼンマイ 2019.05.05

ヤマドリゼンマイ DSCF1430.JPG
ヤマドリゼンマイ【山鳥(山取り)薇】 
ヤマドリゼンマイの名称標識を写そうとしたのですが、写生中の女子生徒の手まで写ってしまいました。悪しからず…。ゼンマイとは異種ですが、ゼンマイ科には属すシダ植物です。見た目もそっくりですね。そして山菜としての商品価値も決してゼンマイに劣ることはないようで、市場に出回っています。見た目はたいへん可愛く?、思わず和んでしまいますね。

山で折り取った瞬間から固くなるので、手早く持ち帰って灰汁抜きをします。手早く出来ない時には、その場に樽を持ち込んで、塩漬けにすると良いそうです。

綿を取り除き葉も取って茎だけにし、塩と重層を振り入れ、熱湯を注ぎます。その後半日経ったら水を取り替えながら二日ほど水に晒します。

料理
・ゴマ油炒め、胡麻油で炒め、醤油・砂糖・味醂・酒・イリゴマなどで味付けをする。  参考:フィフィさんのブログ・つれづれなるまゝに日暮らし書…
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新とっておきの花 箱根湿生花園の花㉒ ヤマシャクヤク 2019.05.05

ヤマシャクヤク
キンポウゲあるいはボタン科ボタン属
接近(ズーム)が足りずやや不本意な写真ですが、稀なる品種の山芍薬を撮る事に成功しました。山に生える芍薬に似た花だからヤマシャクヤク、レッドリストに指定された絶滅危惧種です。

嘗て私はこの花株を購入して育てた事があります。ふわりと開き、はらりと散りゆく、豊かさと儚さ、赤と黒の種子、正に日本の野花の原点を観るような花でした。愛していました。
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2019年05月17日

新とっておきの花 初夏F 卯の花(ウツギ) 2019.05.17

卯の花(ウツギ)
今日は2番目の孫・Yちゃん幼稚園の遠足の日。この遠足は父兄参加の遠足、ママのKさんがYちゃんの付き添いをしますので、Rくんが一人になって仕舞うのですね。そこで我々ジジババの出番、早朝6時半に出発してNちゃんYちゃんRくん家へ。YちゃんとKママを送り、学校に行くNちゃんを送りに行って、Rくんを連れて近所のコンビニへ、我々の朝ご飯を買いに出ました。

途中の公園では卯の花が咲いていました。Rくんに一寸待ってもらい、一枚写真を撮りました。それがこの卯の花・空木です。空木としては大きな木で、密に花を持ち、見事に咲いていました。

卯の花の 匂う垣根に
時鳥(ホトトギス) 早も来鳴きて
忍び音もらす 夏は来ぬ

・忍び音=卯月にホトトギスが未だ声をひそめて鳴く事。
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新とっておきの花 箱根湿生花園の花㉑ アケビ 2019.05.05

アケビ
木通(もくつう・漢方名、消炎・利尿に効く)と書きます。蔓性の落葉低木です。秋に実が成り、その甘い果実を食べた事があるのは、田舎生まれの私達の世代から前の人と言えるでしょう。あの甘さ、私は苦手でしたがね。

雌雄同種で違花、1本の花茎に数個(多めの)の雄花とその下に1〜3個の雌花が付きます。写真の暗紫色の大きな花が雌花(筒状のめしべが果実になります)、その上の小さい花が雄花(1個開いておしべが垂れて見えます)です。中々味のある花で、私はアケビの花を見つけると嬉しくなります。
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2019年05月16日

新とっておきの花 箱根湿生花園の花S クロユリ 2019.05.05

クロユリ クロユリ
クロユリ 蕾      黒百合 花
黒百合は 恋の花
愛する人に 捧げれば
二人はいつか 結びつく
あああ……あああ
この花ニシパ(殿)に あげようか
あたしはニシパが 大好きさ

織井茂子が歌ったアイヌの歌です。黒百合はアイヌの恋の花なのですね。
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新とっておきの花 箱根湿生花園の花R コウホネ 2019.05.05

コウホネ
コウホネ スイレン科コウホネ属
河骨と書きます。その謂れは、白く肥大した根茎が白骨(背骨)に観えたために、河の骨、コウホネになりました。葉は水中葉と水上葉があり、水中葉は美しく、観賞魚水槽のレイアウトに使われます。一茎に1個の花を咲かせます。花弁に見えるのは萼片で、その内側に爪のような花弁が多数あります。中央が雌しべです。近似種にはオゼコウホネ、ネムロコウホネがあります。オゼコウホネは尾瀬ヶ原の大切な観光資源です。
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新とっておきの花 箱根湿生花園の花Q サクラソウとクリンソウ 2019.05.05

サクラソウ      クリンソウ
桜草と書きます。河川の中流域の氾濫原に多く自生します。日本で有名なのが荒川の田島ヶ原で、保護されており、盛りには多くの花が観られます。

クリンソウは九輪草と書きます。日本のサクラソウ属の中では最大の草です。写真の株は未だ咲き始めたばかり、これから咲き上がって仏塔の九輪の如き姿になります。こちらは源流域に近い、せせらぎや湿地に群生します。

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2019年05月15日

新とっておきの花 箱根湿生花園の花P ショウブ 2019.05.05

ショウブ
ショウブ(菖蒲)
サトイモ科ショウブ属の草。菖蒲と書きます。水の中が適地です。菖蒲をアヤメとも読むので、混同しやすいですが、葉が似るだけで全くの別種。アヤメは文目と書きましょう。

端午の節句に用い、香りの良い葉が菖蒲湯として使われます。花はサトイモ科特有の肉穂で、薄黄色の筒状のもの。
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新とっておきの花 箱根湿生花園の花O ミヤマアズマギク 2019.05.05

鉢植えのミヤマアズマギク 地植えの深山東菊
絶滅危惧種に指定された貴重な種、ヨメナに風情が似ていますが、これはムカシヨモギ属のハルジオンやヒメジョオンの仲間です。舌状花が細いでしょ。ハルジオンにそっくりですね。でもハルジオン・ヒメジョオンに比べ格が違います。こちらは多年草であり、シッカリと岩稜に根付き花開く、高山植物のスターです。
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新とっておきの花 箱根湿生花園の花N クマガイソウ 2019.05.05

ラン科アツモリソウ属に分類される野生の蘭です。属名のアツモリソウも同じような花で、その両草の名の謂れは源平合戦の武将の名から来ています。クマガイソウが熊谷直実(くまがいなおざね)、アツモリソウが平敦盛(たいらのあつもり)で、その花の唇弁が、二人の武士が背負った母衣(ほろ)に似ていたために、この二つの名になりました。

・母衣(幌・ほろ)=武具の一つ、矢や石を防ぐために使われた絹布を言う。兜や鎧の背に着けて風で膨らませて役立てる防具。

posted by 三上和伸 at 08:23| 新・とっておきの花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月14日

新とっておきの花 箱根湿生花園の花M ミズバショウ 2019.05.05

ミズバショウ生育池  ミズバショウ(水芭蕉)
植えっ放しの生育地(写真左)は、もう既に花は終わっています。大きく伸びた葉だけが存在しています。本来は、雪解けに咲くので、初夏には葉だけが残されるのです。それでも春遅く訪ねた来園者に看板商品であるミズバショウを観て貰いたくて、園では寒冷地で抑制栽培をした花株(写真右)を別の池に植えているのです。初夏の今、私は幸運にもミズバショウを観る事が出来ました。

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新とっておきの花 箱根湿生花園の花L ミミガタテンナンショウ 2019.05.05

ミミガタテンナンショウ
サトイモ科テンナンショウ属の花。一見グロテスクですが、この類は近年、人気が高まっている一族で、ムサシアブミ、オオマムシグサ、ウラシマソウなどがあります。私も大好きで、我が庭には未だにムサシアブミが存在しています。耳が膨らんでいるテンナンショウ、思わず微笑んでしまいます。好きですね。

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新とっておきの花 箱根湿生花園の花K トウゴクミツバツツジ 2019.05.05

ミツバツツジ ミツバツツジ
トウゴクミツバツツジ ツツジ科ツツジ属
ミツバツツジの類には、幾つかの種類があります。大体、生息地に由縁の名が付いています。ミツバツツジ(関東から関西東部、おしべが5本)トウゴクミツバツツジ(関東地方の山岳帯)、サイコクミツバツツジ(六甲山地)、ダイセンミツバツツジ(中国四国地方)などがあります。

これはトウゴクミツバツツジ(東国三つ葉躑躅)であり、おしべが10本で、ミツバツツジとは異なります。関東地方の標高1000m以上の山岳帯に生育しています。

ツツジは美しい花の集まりです。山に春が訪れると山桜と同様に新緑よりやや早く咲き出します。枯れ木に花で、それは美しい光景が現れます。

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新とっておきの花 初夏E ノイバラ(野茨・野薔薇) 2019.05.14

ノイバラ
ノイバラ・古代ではウマラ バラ科バラ属
野茨と書き、野薔薇とも書きます。バラ科バラ属で蔓性、日本に自生している代表的なバラです。美しい白花で、強い芳香があります。卯月(5月)、この花の辺を歩くと、甘い香りが鼻腔をくすぐります。ヤマユリと並ぶ天下の芳香で、花の大きさが二倍ならば、名花として君臨していたに違いありません。

古き万葉集にもこの野茨(うまら)は詠われています。

道の辺の ”うまら”の末(うれ)に 這ほ豆の からまる君を はなれか行かむ
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2019年05月13日

新とっておきの花 初夏D コモンマロウ、ブルーマロウの誘い… 2019.05.13

コモンマーロウ
コモンマロウ(ウスベニアオイ)アオイ科ゼニアオイ属
コモンマロウは不思議な花です。普通ウスベニアオイと呼ばれていますが、雑草のゼニアオイと混同されています。まあ、歌壇で見掛けるのはウスベニアオイらしいですが?

そして特筆すべきなのが、この花のハーブとしての素晴らしさです。何と青いハーブティーとして絶賛愛用されているのだそうで、しかもそれが3色に変化する奇蹟のハーブティーと呼ばれているそうです。”ブルーマロウ”と言うハーブティー、私は飲んだことが無いのですが、その紹介文やパンフレットを観る限り、やはり人生に一度は試してみる価値がありそうです。今度試してみますね。皆さまもどうぞ!

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新とっておきの花 初夏C シラン 2019.05.13

シラン
ラン科の多年草シラン、自然の自生種は今や準絶滅危惧種に認定されていますが、栽培が容易で、栽培種は何処にでも咲いています。基本的には自生種も栽培種も変化がありませんが、栽培種には白花もあります。強健の為、余り大事にされませんが、それでもしぶとく生き抜いています。
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新とっておきの花 箱根湿生花園の花J シコクカッコソウ 2019.05.05

シコクカッコソウ
シコクカッコソウ サクラソウ属
四国鞨鼓草と書きます。和楽器の太鼓の一種に鞨鼓(カッコ)があり、それに雰囲気が似るので鞨鼓草になったと言われています。四国に隔離分布する変種のカッコソウです。本来のカッコソウは北関東分布の貴品種です。サクラソウの仲間の絶滅危惧種です。

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2019年05月12日

新とっておきの花 初夏B アヤメ・カキツバタ・キショウブ 2019.05.12

アヤメ カキツバタ キショウブ
アヤメ(文目)    カキツバタ  キショウブ
何れもアヤメ属の花で、アヤメとカキツバタは日本古来の野草、キショウブはヨーロッパ原産の帰化植物です。初夏に入ると咲き出し、一茎に数輪、順次、順序立てて咲き継ぎます。アヤメは文目、カキツバタは杜若、キショウブは黄菖蒲と書きます。アヤメは外花被片の付け根に文目模様があります。カキツバタは白か薄黄色のシンプルな楔形の模様があります。キショウブは茶色い模様が脈に沿ってあります。

この花達から慣用句が生まれました。「何れ菖蒲か杜若」。どちらもすぐれていて優劣のきめがたい意だそうです。花を見比べてみれば納得ですね。されど、私は杜若が一番好きです。上品です。
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新とっておきの花 箱根湿生花園の花I キバナクリンソウ 2019.05.05

キバナクガイソウ キバナクガイソウ
キバナクリンソウ サクラソウ属
ヒマラヤの青いケシ同様に、アジアの高山帯に生息する花。高山帯と言えども高山の湿地に生息するそうです。湿性花園では水辺に植えています。背が高く直立しており、見栄えが良く、水と溶け合い、風雅な様を魅せ付けていました。一服の絵でした。
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新とっておきの花 箱根湿生花園の花H ヒマラヤの青いケシ 2019.05.05

ヒマラヤの青いケシ(芥子) メコノプシス属
一時期話題になったヒマラヤの青いケシ。ヒマラヤと中国南部の高山帯に生息する高山植物です。暑さに弱く一年草のため、日本の低地では発芽生育が困難で、恐らく転地して育苗をしている筈です。箱根湿生花園では北海道で育苗された苗を入手しているようです。

青く美しい芥子、そこにヒマラヤの冷気が降りているように感じました。涼し気な花でした。
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2019年05月11日

新とっておきの花 初夏A ジャスミン 2019.05.11

ジャスミン
ジャスミン(ソケイ)
常緑の蔓性植物、インド原産で、ペルシャを経てヨーロッパに渡りました。日本には中国経由で入り栽培されるようになりました。香料植物で、花から香油が採れます。名は中国名で素馨(ソケイ)、ペルシャ語でジャスミン、その香油をジャスミンと言い、この植物の名に使われるようになりました。花は噎せかえるが如くに香り、周囲がその香りで横溢します。

ジャスミン茶にするのは、このソケイの一種のマツリカ(茉莉花)です。この花の香りを茶葉に着香します。私も大好きなジャスミンティー、それは茉莉花の香りです。
posted by 三上和伸 at 23:24| 新・とっておきの花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新とっておきの花 箱根湿生花園の花G キンポウゲ(ウマノアシガタ) 2019.05.05

キンポウゲ(ウマノアシガタ) ウマノアシガタ(キンポウゲ)
キンポウゲ科キンポウゲ属
金鳳花と書きます。美花と毒草の宝庫であるキンポウゲ科、このキンポウゲは美花の部類に属するでしょう。美しい金属質の黄色、テカテカと照り映えています。田舎に行けば比較的良くある花です。田圃の畔なんかにピカピカと光って印象に残る草です。

左写真の右の花は花弁が7枚あります。普通は5弁なのですが、この花は多弁の傾向があるようです。キンポウゲ科の花は花弁の数が定まらない花が多いようです。

ウマノアシガタの名も古くからあるようで、地方によってはキンポウゲでなく、ウマノアシガタと呼ぶ人が多いようです。葉の形が所以ですが、全然馬の足に似ていません。むしろ鳥の足型です。誤ってか訛ってか、言い間違えがそのまま名称になったと想像されています。

posted by 三上和伸 at 19:26| 新・とっておきの花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新とっておきの花 箱根湿生花園の花F ニリンソウ 2019.05.05

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ニリンソウ(二輪草)キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草
イチリンソウは一茎に一輪しか咲きませんが、このニリンソウは一茎に一輪乃至二輪及び三輪咲く事もあります。大方は二輪ですが、天邪鬼な茎はヘソを曲げて咲く事があります。水の傍がこの草の棲み処、湿潤な地を好みます。そして半日陰が良いようです。陽光を浴びないと花は開きませんが、燦燦の陽では土が乾いて生育できません。ここも天邪鬼な性格が出ていますね。へそ曲がりの可愛い草、二輪草です。
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新とっておきの花 箱根湿生花園の花E リュウキンカ(立金花) 2019.05.05

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リュウキンカ
立金花と書き、その字の通り、花茎が直立して黄色の花を咲かせます。湿原の水の中に根を張り、葉は水に浮いて伸びて花茎は更にその上に伸びて花を咲かせます。近似種にエンコウソウ(猿喉草)がありますが、こちらは花茎が直立せずカーブを描いて黄色の花を咲かせます。その違いを確かめるには、花茎を観る事です。この湿生花園にも両種が咲いており、ボランティア・ガイドさんが詳しく教えてくれました。リュウキンカ、ミズバショウと一緒に大抵の湿原に咲いています。ミズバショウの付き人のような花です。
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2019年05月10日

新とっておきの花 初夏@ 初夏の女王・クレマチス 2019.05.10

クレマチス
親は日本の野草・カザグルマです。クレマチスは、カザグルマの優秀な因子を受け継いだ名花中の名花です。栽培植物としては初夏の女王と言って過言ではないでしょう。数多あるクレマチスですが、この品種はすっきりとしてノーブルな味わいがありますね。好い花でした。
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新とっておきの花 箱根湿生花園の花D オキナグサ(翁草) 2019.05.05

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オキナグサの花     左:オキナグサの実
野草の中でも特に魅力的な花、渋い赤褐色の花色、産毛が生えた葉の繊細さ、小さいけれど役者が違う、風格が感じられます。そしてオキナグサの名の謂れとなった縮れた綿毛の存在、銀色に輝いていました。翁の白髪を思い浮かべます。

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2019年05月07日

新とっておきの花 箱根湿生花園の花C ヤブレガサ 2019.05.05

ヤブレガサ
ヤブレガサ(破れ傘)キク科ヤブレガサ属
この根出葉の姿形が破れた傘に似ているため、ヤブレガサの名が付きました。愛嬌のある楽しい姿をしているため、愛好者が多い草です。花も咲きますが、凡そ花らしい花ではありませんので、根出葉に比べ、見向きもされません。ヤブレガサと言えば、この根出葉であり、葉だけで勝負するお笑い芸人です。でも美しい芸人です。
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新とっておきの花 箱根湿生花園の花B バイカイカリソウ 2019.05.05

バイカイカリソウ バイカイカリソウ
バイカイカリソウ(梅花碇草)小さい花なので、クリックし拡大して観てください
日本の固有種で、中国地方、四国・九州の林の中に生育しています。特徴としてはイカリソウの名の由来となった尖った距(爪の意)がありません。花の形も独特で、萼片が内外2列で4個ずつ8個あり、その下に花弁が4個付いています。可愛くも豊かな造形が観られ、名花です。

こんな貴重な花もこの湿性花園で観る事が出来ます。私は初めて観ました。有り難いものです。
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新とっておきの花 箱根湿生花園の花A チゴユリとヒトリシズカ 2019.05.05

チゴユリ チゴユリ(左)とヒトリシズカ
チゴユリ(ユリ目、イヌサフラン科) 右が花が終わったヒトリシズカ(センリョウ科チャラン属)
チゴユリは稚児百合と書きます。小さな野の花ですが、葉も花も殊の外美しいですね。九州地方ではレッドリストに載っていますが、本州では比較的良く観られる草です。こんなに可愛い草が野にはあります。野草好きには堪らない天使のような草ですね。

チゴユリは花の適期でしたが、隣りのヒトリシズカは残念ながら花は散り、実が成り始めていました。4枚の葉が輪になって付きます。こちらも葉が美しい草です。一人静と書きます。義経の愛人・静御前に擬えてこの名になったとか。静が吉野で歌舞を舞った事に依り、「吉野静」の名もあったそうです。古より愛された花なのですね。
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新とっておきの花 箱根湿生花園の花@ キバナイカリソウ 2019.05.05

キバナイカリソウ
キバナイカリソウ(黄花碇草)
やや色が淡いですが、黄色の花、キバナイカリソウです。イカリソウには数種類の色があって薄紅(イカリソウ)、白(トキワイカリソウ)などがあります。園芸化も盛んに行われており、感心しないグロテスクな品種が多く出回っています。金に目が眩んだ園芸家が如何に多いか、嘆かわしい現実があります。

キバナイカリソウ、原種の誇り高きシンプルさ、美しいですね。花はゴテゴテ飾り付けると下品になります。


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2019年05月03日

新とっておきの花 タニウツギ(谷空木) 2019.05.03 

ニシキウツギ
空木と名乗る花木は多く、アジサイ科、タニウツギ科、バラ科、フジウツギ科、ミツバウツギ科、リンネソウ科などが存在します。タニウツギ科には、このタニウツギを初めとした漏斗型の美しい花を咲かるせる種類があります。色も様々で、タニウツギが薄紅、ニシキウツギ及びハコネウツギが白から薄紅乃至紅に変る種で、キバナウツギが黄色です。

このタニウツギは名の通り、主に渓谷に自生しますが、家庭での栽培も容易で、良く庭に咲いているのを見掛けます。蕾は紅が濃く、開くと限りなく白に近い薄紅となります。これも初夏に咲く美しい花木です。

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2019年05月02日

新とっておきの花 ミズキ(水木) 2019.05.02

ミズキ
白い花が咲くと途端に目立つようになります。初夏の里山の風物詩とも言える鮮やかな光景を魅せます。分布は広く、日本全土と中国、東南アジアにヒマラヤまでもそのテリトリーに治ています。水木の名の由来は、春に枝を切ると水が滴るから水の木、即ちそれで水木となりました。神奈川県伊勢原の名産物・大山独楽の材としても知られています。良く回る、回し易い、優れた独楽です。
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新とっておきの花 カキツバタ(杜若・燕子花) 2019.05.02

カキツバタ
本来は野草ですが、庭に植えられることも多い花です。江戸期に園芸化が盛んになり、多くの品種が生まれました。この今井川遊歩道(保土谷区)の湿地帯にも何方かが植えたであろうカキツバタが咲いていました。野生のカキツバタは現在レッドリストに載っており、絶滅が心配される貴重種です。各地の湿原に群生地があります。

カキツバタは平安期以前から風流人に愛された花で、平安の歌人・在原業平が三河の八橋で詠んだ歌が残されています。

か から衣(ころも)
き 着つつなれにし
つ つましあれば
ば はるばる来ぬる
た 旅をしぞ思う

かきつばたの暗号的和歌。衣の褄(つま、縁の事)がヨレヨレになるほど遠くに来てしまったその旅を思っている。そんな意味だそうです。

カキツバタ、何よりその紫の色と気品ある風情が好いですね。花言葉は「雄弁」「幸運」。
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2019年05月01日

新とっておきの花 蜩(ひぐらし)の森の山藤 2019.05.01

蜩の森の藤
種別的に観ればヤマフジではなくノダフジなのです。されど山に生えているので、山藤と言うのが馴染み深いですね。ノダフジはヤマフジに比べ花序が長く美しく、園芸的に庭に植えられることが多いのです。庭や庭園の藤はノダフジです。蔓を伸ばし木に絡み付くのですが、ノダフジは右巻き、ヤマフジが左巻きだそうです。宿主の木にとっては大迷惑な話で、その木は何時か枯れます。フジは長生きですから、その度に宿主を替えます。始末に負えない木なのです。

我が家の縁にある蜩の森には、山桜の他にこのノダフジが自生しています。毎年、山桜が散り行くと、暫くしてノダフジが咲き始めます。咲き出しは、庭の藤よりやや遅く、初夏の花と言って良いでしょう。蜩の森、他人の所有ですが、私の宝物です。
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2019年03月24日

新とっておきの花 今日の標本木・染井吉野 2019.03.24

DSC_1390.JPG
午前中は快晴でしたので、桜が青空に映えて美しかったです。こんな風景が私達日本人の理想の風景ですよね。心洗われます。
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2017年05月08日

新・とっておきの花… シラン、アジュガ、エビネ 2017.05.08

シラン エビネ(海老根) アジュガ(セイヨウキランソウ、セイヨウヒトリシズカ)
シラン        エビネ        アジュガ
今夕、陽が長く何時までも外が明るいので、カメラ持参で散歩しました。近所に咲いていたギンラン(銀欄)の花は萎れていました。狙っていましたのですが、残念…。それでも団地の皆さんが植えた初夏の草花が出迎えてくれました。

シラン(紫蘭)、ラン科の花ですが、中々美しい、されど丈夫で直ぐに蔓延るので、余り大事にはされませんね。それに引き換えエビネは貴重な蘭族なので、極めて大事にされています。これは近所のオジサンが植えた海老根です。毎年良く咲いています。そしてアジュガ、西洋十二単ともよばれており、美しい花です。日本自生のジュウニヒトエはもう少し地味で素朴ですが、育てるのは難しい…。鉢で充分の管理が必要です。アジュガは丈夫です。放置していても毎年咲きます。
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2017年04月29日

新・とっておきの花…小葉立浪 2017.04.29

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独りで棟回りの庭を手入れしていた昔日、一株頂いたこのコバノタツナミを植えてみました。それがあっという間に繁殖し、その一面が紫の褥(しとね、敷き物)に変わりました。道行く人々は感嘆し私の耕作を励ましてくれました。それでも誉めそやす人もあれば、眉をひそめる人もあるのが世の習い、私はトラブルメーカーとして管理組合のブラックリストに乗ったのでした。そしてこう言われたのです。「やるなら自分で買った土地でやれ!」。


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新・とっておきの花…大葉雪笹 2017.04.29

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ご近所や団地管理組合と軋轢を重ねた花作り、耕作放棄をしてから幾年月、今では造園業者が無慈悲に刈り込んで、ほぼ私の育てた草たちは全滅してしまいました。これも私の蒔いた負の種、これらの貴重な命を無駄にしてしまいました。人間何をやるにも覚悟が必要ですね。それを重々承知して何かを始めないとね…

しかしそんな中、何年振りかで復活してくる花もあり、その都度驚きと喜びで満たされます。疎遠になった昔馴染みに突然出会った感覚がしてくるのです。今年は一人静とこの雪笹が私の前に現れてくれました。確かに生き抜いていたのですね。お疲れ様、ありがとう。
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2014年04月17日

新・とっておきの花13 祖母の墓、菫と酢漿草の咲く墓 2014.04.16

横須賀の仕事のついでに、東浦賀と観音崎、そして走水を漫ろ歩こうと思い時間を割きました。先達ての母の米寿の祝の折には浦賀にある父と姉弟の墓を詣でましたが、父方の祖父に祖母、そして母方の祖母の墓には参れませんでした。然るに思いは募り、その願いを今日果しました。
姫菫(ヒメスミレ) 酢漿草(カタバミ)
石垣に咲く、ヒメスミレとカタバミ
やしゃご(玄孫)のNちゃんにとってはひいひいばあちゃん(曾曾祖母ちゃん)に当たる私の母方の祖母の墓、それは海(浦賀湾)が見える丘の中腹にあります。背後には東叶神社の境内に当たる山が迫り、そこは幻の白藪椿が自生する自然豊かな所です。従って当然ながら野の花にも行き当たり、お墓参りのついでに摘み草も出来るのです。嬉しい事に、墓地の門前で愛らしい春の草・姫菫(ヒメスミレ)と昨漿草(カタバミ)に出会いました。

追伸:明日以降は、お昼を食べたわんこパンに観音崎の花・実・芽と走水神社を紹介します。お楽しみに…
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2014年03月29日

新・とっておきの花12 清来寺の巨大白木蓮 横浜市旭区今宿 2014.03.29

清来寺の白木蓮 清来寺の白木蓮
毎年この時期に、調律に来ている幼稚園があります。シッカリと私共にピアノ管理を委託してくださる教育に行き届いた幼稚園であり、お寺さんが開いている幼稚園でもあります。従って子供達は広い境内の敷地で伸び伸びと遊ぶ事が出来、園風?(校風)は今時珍しい質実剛健の気風を持ち合わせているように見受けられます。その境内には数多の花が咲きますが、取り分け素晴らしい樹齢も定かでない老白木蓮があります。それが毎年この時期に数千の巨大輪の白花を咲かせます。私がこの幼稚園を訪れるようになってから35年余りが経ちますが、あの当時はもっともっと大木(現在は選定を繰り返されコンパクト)だったのです。私はひたすら驚いて、住職兼園長先生にその樹齢を尋ねたのですが、不明との事、恐らく数百年単位である事は間違いなさそうです。当然この白木蓮は遠くからでも良く目立ちます。1キロ先から白い雲のような塊が見えたら、そこが清来寺です。私は毎年楽しみにこの白木蓮に会いに来ます。今年は時期的に完璧でした。満開の白雲に会えました。

因みにピアノは小さな優れものヤマハMー1、以前ピアノの話で紹介したのが、こちらの幼稚園のMー1ピアノでした。もう一つオマケに、やはり以前紹介したウグイスとデュエットもここの幼稚園の話です。しかし今年はウグイス聴けませんでした。我が団地もそうですが、今横浜にウグイスいるのかしら?…、私は一声たりとも聴いていません。ああウグイスよ、はよ来ておくれ、来てくれなけりゃ、私ゃお前の声を忘れてしまうよ…。ああ悲しい…、ああ切ない…、ああ狂おしい…
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2014年02月25日

新・とっておきの花11 春よ来い、早く来い 福寿草と猫柳 2014.02.25

福寿草 猫柳(赤目)
福寿草              猫柳

春よ来い 早く来い
あるきはじめた みいちゃんが
赤い鼻緒の じょじょはいて
おんもへ出たいと 待っている

春よ来い 早く来い
おうちの前の 桃の木の
蕾もみんな ふくらんで
はよ咲きたいと 待っている
作詞:相馬御風 作曲:弘田龍太郎

誠、この歌を歌う時期が今ですね。みいちゃんの名をそろそろ歩き出そうとしている我が孫娘Nちゃんに代えれば、この歌は我が家の歌になります。そう、桃の花咲く頃、Nちゃんもきっと歩き出す事でしょう。

庭では福寿草が咲き出し、猫柳の花芽が膨らんできました。これらは正に早春を告げる自然の賦。春は名のみの風の寒さの中、一片の春を教えてくれています。ああ、春よ来い 早く来い! みいちゃんNちゃんと共に私も春を待ち焦がれています。

*賦…韻ををふんだ詩文
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2013年08月04日

新・とっておきの花10 本栖湖の夏の花 2013.08.02

ウバユリ マツヨイグサ(月見草) カワラナデシコ
今夏の本栖湖も美しい花に溢れていました。その中でも私の好きな花、そしてたまたま綺麗に撮れた花を三種選んでご紹介してみましょう。

ウバユリは姥百合と書き、その謂れは花の咲く時期になると葉が枯れ、葉(歯)無しになるので姥のようだと見られ、姥百合の名が付いたと言う事です。それでもこの写真の姥百合はしっかり葉が残っていますね。でしたら姥百合でなく、おばさん百合が適当でしょうか? 兎に角この花は咲きっぷりが個性的です。

太宰治の「富士には月見草がよく似合う」の月見草がこの待宵草(まつよいぐさ)です。宵待草(よいまちぐさ)と待つと宵を入れ替えて呼ぶ事もあります。夜になると蕾を開き、翌午前中には花を閉じて萎れる所謂一日花です。まあ、高原では少し長く咲き、午後まで咲き続けることが多いようです。今回、富士を借景にこの花を撮れたら最高でしたが、残念、この日の富士はご機嫌斜めでお隠れになられ、太宰の言をなぞる事は叶いませんでした。

大和撫子と呼ばれ日本女性の代名詞となった花がこの(河原)撫子。その美しさは本栖湖畔の花の中では群を抜いています。今回お世話をくださったA夫人の亡きお母様は、ここの撫子に魅せられて、この地を第二の故郷に定めたと言う事です。それ以来、Aさん夫妻はここに別宅を設け、亡きお母様の分までこの撫子を愛しまれています。そしてここ数年、私等親子もそのご相伴に与り、撫子と対面しているのです。
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2013年07月11日

新・とっておきの花9 夏の百合と秋の七草の女郎花、桔梗、撫子 2013.07.11

百合と秋の七草の花
我が庭自慢の一景。何時の日からか、私が憧れ続け、作り続けてきた花の風景。やはり、秋の七草の、女郎花、桔梗、撫子が美しい…。オマケに夏の女王花・百合(恐らくタメトモユリ)も咲出しました。私が自慢し愛する屈指の花達です。

女郎花、桔梗、撫子(カワラナデシコ)は秋の七草ですが、それはある程度標高の高い山里での話。下界では開花は早く、今が盛りの花。低地と山地では、開花にひと月程のずれは当たり前にあります。

タメトモユリは伊豆諸島特産の山百合で、百合の中では最大級の大きさを誇ります。源為朝が流され死んだこの地ならではの百合だからこの名が付きました。サクユリとも言われますが、この地の人々はこぞってタメトモユリと申します。種としては、百合特有の斑点(ソバカス)が皆無なのが特徴で、それを好むヨーロッパ園芸界を熱狂させました。逆輸入されているオリエンタル種は、このタメトモユリが親となったと言われています。
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2013年06月12日

新・とっておきの花8 戸部・願成寺のヤマハギ 2013.06.08

ヤマハギ
妻の実家の近くにある願成寺は、日限地蔵尊を祀る高野山真言宗のお寺です。小さいながら、境内に四季の花を咲かせる可愛いお寺さんです。私が毎年、目を見張るのが、秋の尾花(すすき)と宮城野萩のコラボレーション(饗宴)です。石垣の崖を覆い尽くす、起立する尾花の銀と雪崩しなう枝垂れ萩の紅、それは見事な光景が現れます。一見の価値は大いにあります。

ところが、梅雨の今、その石垣の崖に何と紅の萩が咲いているではありませんか。私は目を疑いました。しかし疑問は直ぐ解けました。これは秋のしな垂れる宮城野萩ではなく、立ち性の山萩である事を私は観破りました。しかも山萩は夏早く咲き出します。それにしても何とも美しい、この紅、この華やぎ、素晴らしい山萩。寺の丹精が偲ばれました。


路地奥の民家の庭
この辺りは、山の手と下町が入り乱れた街。狭い路地に寄り添うように建つ家もあれば、門構えの家もあります。そしてお定まりは、花の庭、人間と花は相思相愛。この善意を永遠に…、この愛を永久に…

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2013年06月07日

新・とっておきの花7 「日本のローズ」紫陽花、再び 2013.06.06

アジサイ カシワバアジサイ
紫陽花は満開で色が満ちる時、最も美しさが際立ちますが、開花間もない色変わりの刹那も、殊の外美しいものです。うぶながら清冽な味わいがあり、充分な観賞価値があります。日本のロ−ズ・紫陽花、桜や藤、そして躑躅にも劣らない、日本の花の誉です。
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2013年06月06日

新・とっておきの花6 ホタルブクロ・アイラブ 2013.06.06

ホタルブクロ(紅紫) ホタルブクロ(薄紫) ホタルブクロ(白)
野の花と言うと、真っ先に思い浮かべるのがこのホタルブクロ。私の最も愛する野花の一つです。日本に広く分布しており、下界の低山から雲上の高山まで、季節を変えながら、咲き継いで行きます。下界では梅雨入り前後に咲く梅雨の花。丁度蛍が飛び交う時期と重なり、この花の袋に蛍狩りで捕まえた蛍を忍ばせるとか。風流な遊びですね。

色は赤紫から白まで、濃淡の幅が広い花です。我が庭でも、ご覧のように三種の色で咲き別けています。貴方はどの色がお好きですか?、私はそれぞれの個性が素敵に思え、一つを選ぶ事など出来ません。全部、ホタルブクロ・アイラブ!
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新・とっておきの花5 アスチルベ 2013.06.02

アスチルベ
アスチルベ(日本名:升麻、泡盛草、曙升麻) ユキノシタ科チダケサシ属
アスチルベとは、この花の属の学名。学名がそのまま名となりました。まあそう言う名を持つ園芸植物は多いのです。例えば、サルビア、クレマチス、プリムラ等々、全て属名です。アスチルベの語源はギリシャ語だそうで、「輝きが無い」が直訳で、地味な花を意味してるようです。しかしどうしてどうして、中々の華やぎを持っており、決して侮れない隅に置けない花です。特に群植すると、ご覧のように見事です。品種によっては、芳香を放つ事が知られており、過去に私はその匂いで、酔い痴れた記憶があります。

アスチルベは20世紀初頭に園芸化されました。その親となったのは、日本の山野に自生するチダケサシなどです。
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新・とっておきの花4 タチアオイ 2013.06.02

タチアオイ
タチアオイ(立葵)別名:はなあおい、つゆあおい、蜀葵(しょくあおい?それともショクキ) アオイ科タチアオイ属
さだまさしの歌の一節に「胸張って咲く立葵、咲いて静かな半夏生(半化粧)」があります。この歌のタイトルは今思い出せないのですが、恐らく、梅雨をテーマに歌ったものなのでしょうね。二つの花は丁度梅雨時に咲くのです。まあ半化粧より一足先に、この立葵が梅雨入りと同時に咲き出します。そして半化粧を追い越して、何と梅雨明け頃まで咲くのです。花期の長い花なのですね、梅雨葵の別名を名乗るものとして、面目躍如たるものがありますね。多年草ですので、一度植えれば毎年律儀に見事な花を咲かせます。「胸張って咲く立葵」、さだの見事な観察力が窺える詩句…、写真の立葵にも、そんな風情が見られます。
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2013年06月05日

新・とっておきの花3 「日本のローズ」紫陽花、咲き出しました

アジサイ アジサイ
幕末のオランダ人(本当はドイツ人)医師シーボルトがいみじくも語った紫陽花への賛美、「日本のローズ」。シーボルトにとって日本は神秘の国だったようですが、それは何よりもそこにあった植物(花)への愛着が元にあったようですね。解ります、この美しさですからね…。紫陽花・日本のローズ、私も思いは同じです。

右のブルーの紫陽花は、明月院の姫紫陽花のようですね。名月院ブルーと言われる美しい青色紫陽花です。行きたくなりますね、彼の地、そろそろ満開ですかね?
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2013年04月29日

新・とっておきの花2 大輪の風雅・カザグルマ(風車) 2013.04.29

我が庭のカザグルマ(風車)
カザグルマ、野生のクレマチスです。昨日から開き始めていた花、漸く今朝、開き終わりました。やや虫食いの跡がありますが、まずまず美しく咲きました。この株は、我等が庭で自然発生したもの。見付けた折は驚愕したもの…。昔ある方に挿し木苗を頂き庭に植えましたところ、何年かは咲きました。ところがやがて枯れて失い、落胆していましたが、数年後、この株・この花を発見したのでした。恐らくタネが飛び、数メートル先のここで発芽したものと思われます。大切にしたいと念じ、盗掘されぬよう咲けば手折るを繰り返しています。

ヒメウツギ(姫空木)、オオデマリ(大手鞠)、カザグルマ(風車)
その手折ったカザグルマに今丁度咲き盛っているヒメウツギとオオデマリを添えて、挿し花にしてみました。白の競演(協演・饗宴)、清潔極まりない…、但しカザグルマだけはやや紫が差しています。風車、その風雅は美し過ぎます。


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2013年04月06日

新・とっておきの花1 春一番 2013.03.07、2013.03.17

3月の散歩の折に映した花達の写真です。春一番の花、やはり花は春が一番ですね。この後、春二番が続きます。
雪割草(おおみすみそう) ヤブツバキ(藪椿) アカヤシオ(赤八染) ゲンカイツツジ(玄海躑躅) ユキヤナギ(雪柳) レンギョウ(連翹) 

@オオミスミソウ(大三角草、植栽)別名・ユキワリソウ(雪割草)キンポウゲ科ミスミソウ属
雪割草(おおみすみそう)
雪割草と言うくらいですから、雪国ではまだ雪が残っていても、地面が露出すれば咲き出すのですね。ここ横浜でも福寿草と並んで最も春早く咲く花です。このオオミスミソウは花色が白、薄紅(時に濃紅も)、紫で、紅と紫は無限の濃淡の株が出ますし、白花でもオシベの葯には紫系の色が付く株も出ます。従って実生で様々な花色の株を育てる楽しさがある草です。今年はタネ取りをして、将来大量に増やし、庭の木陰一面を覆い尽くす野望を抱いています。

Aヤブツバキ(藪椿、植栽)ツバキ科ツバキ属
ヤブツバキ(藪椿)
雪国の雪椿と違い藪椿は南国の椿、我が故郷・三浦半島でも普通に山に自生しています。そこで春早く、山に入ると枯れ野の中にポツンポツンと紅が目立ち始めています。「ああ、椿が咲いたのか、もう直ぐ桜も咲くな…」などと友人と喋りながら歩いた記憶があります。しかし何分子供だったので、綺麗とは思いつつも、茶花の一番に使われるその真の美にその時は気付かなかったと思われます。今は如何に…、大輪の紅花、それは艶やかなあの人(女)の風情…、恋い焦がれた憧れの人に繋がっています。

Bアカヤシオ(赤八染、別名・アカギツツジ、植栽)ツツジ科ツツジ属
アカヤシオ(赤八染)
近畿から西に分布するアケボノツツジに近い種。別名をアカギツツジと言われるように東北南部・関東から中部地方、及び近畿北部に分布しています。「枯れ木に花」の完全に花だけが最初に現れる特異な美しい躑躅で、その力感溢れる枝振りと相俟って私は最高の躑躅と見定めています。

Cゲンカイツツジ(玄海躑躅、植栽)ツツジ科ツツジ属
ゲンカイツツジ(玄海躑躅)
主に中国地方から西の日本海側に分布する躑躅。この種も枯れ木に逸早く花を付ける種類。前項のアカヤシオに比べれば、花が一か所に密に付く事、枝(木部)が柔らかくしなやかな事。全体に小造りで優しい風情がある事などの違いがあります。様々な躑躅が咲き継ぐ春の日本、日本は桜の王国ですが、それと同様に躑躅の共和国?でもあるのです。日本各地にそれぞれの躑躅が棲み分けて美を競っているのです。

Dユキヤナギ(雪柳、別名・コゴメバナ《小米花》、植栽)バラ科シモツケ属
ユキヤナギ(雪柳)
雪柳に園芸種があるのか知りませんが、植えられている大抵の雪柳は自然にあった野生種です。元々、川岸などに生えていた雪柳、昔その美しさを見初めた人がいて、それを庭に移植したのが栽培の始まりと謂われています。この雪柳、遠目でも美しいですが、こうして接写するとまた違った雪柳の世界が観えてきます。この細かい花も立派な?五弁、薔薇の仲間なのですよ。

Eレンギョウ(連翹、別名・レンギョウウツギ《連翹空木》及びイタチグサ、植栽)モクセイ科レンギョウ属
レンギョウ(連翹)
娘・夏子のブログにこの連翹の翹の字の謂れが書かれていましたが、私がネットで調べたところ、鳥の羽根のように高く身を上げた様、依って爪先立つの意味があり、そこからより高い者(物)、優れた者(物)を指すようです。しかも連翹とは元々は違う植物(オトギリソウ、従ってオトギリソウが中国名の連翹)であったそうで、夏子が言う、この花の形態と連翹の意味合いの関係は間違いであるようです。夏さん、御免ね! オトギリソウもこのレンギョウも薬草であり、そのそれぞれの薬草の取り違えから、このレンギョウが何時の日からか連翹の名をオトギリソウから貰い受ける形となったのだそうです。また茎の髄が中空により連翹空木の別名があります。更に中国原産で中国が世界に売り出した木だそうで、世界中でこの黄色い花が観られるそうです。
posted by 三上和伸 at 22:50| 新・とっておきの花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする