2019年06月17日

新日本の景色 五月晴れ、竹の美 2019.06.16

青い空と白い雲緑の竹林 竹林の涼み
これらの写真は昨日写したものです。上空の柔らかい雲に青空が映えて、五月晴れと言うに相応しいですね。真夏になるとこんな淡い雲は現れず、筋肉隆々の入道雲ばかりとなります。近所の金剛寺の山門と竹林が五月晴れに似合っています。

保土谷の、とある竹林が美しいので、ここに取り上げました。近年は伸ばし放題の竹林が目立つのですが、ここの竹林は整然と整えられています。竹とはあんな風に生えるのだなと、改めて目から鱗の竹の風景です。素敵です。

posted by 三上和伸 at 19:54| 新・日本の景色 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月18日

新日本の景色 旧米軍深谷通信隊越しの富士山 2019.03.18

旧米軍深谷通信隊からの富士山
旧深谷(旧戸塚)通信隊(無線送信所)越しに観た富士山
今日の午前中は戸塚区汲沢の仕事でしたので、市営地下鉄立場駅より歩きました。往復10,000歩の歩数を数えましたが、富士見がてらの楽しい旅でした。2014年まで米軍が使っていた通信施設に深谷通信隊がありますが、その敷地の縁を通り、お客様のお宅に向かいました。

今日は良く晴れて、しかも湿度が低く、空気が澄んでいました。この通信隊の周りには高い建物が無く、富士と丹沢が良く観えていました。通信隊の敷地は今は何も開発されておらず、広大な草地になっており、その見通しの良さは最高に保たれています。これが横浜市だと、写真を見ただけでは、誰も信じないでしょう。
posted by 三上和伸 at 20:39| 新・日本の景色 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月02日

新・日本の景色2 一本桜と駒ケ岳 箱根園 2017.04.30

大島桜と駒ケ岳 
大島一本桜と駒ケ岳ロープウェイの山頂駅がある駒ケ岳が観えています。誠に筆舌に尽くし難い景観が観られます。年に数日の絶景、有難いものでした。
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2013年05月13日

新・日本の景色1 東海道五十三次屈指の絶景 薩埵峠からの富士 2013.05.04

薩埵峠からの富士 
“お伊勢参り”や“京詣で”と言う、庶民の空前の旅ブームに乗っかって描かれた東海道五十三次。その東海道の十七番目の宿場街が由比(由井)でした。歌川広重はこの由井を描くに付けて、この宿場から暫く京に向かった先にある箱根に次ぐ東海道の難所、由井・薩埵(さった)峠から望む富士を選びました。

その昔の由井には、薩埵峠越えの道はありませんでした。南アルプスが駿河湾に雪崩込んで切れ落ちるのが由井の断崖海岸、そこにあるのは道ではなく、岩礁の渚でした。その東海道を行く人々は、この岩の渚をピョンピョンと飛び越えて行かなければなりませんでした。海が荒れれば通行不能、あの日本海北国街道の“親知らず・子知らず”の断崖海岸に因んで、ここは“東海道の親知らず”と謂れ恐れられてきました。そこで江戸期になると東海道の整備が行われた際に、この由井も整備の対象に上がり、山を巻く新しい東海道が出来ました。それがこの薩埵峠越えの道です。喘ぎながら登った峠、そこに開かれた雄大な富士の姿、登った誰しもが大いなる感動で心震え涙したと謂われています。

薩埵峠(さったとうげ)からの富士
写真左手の森の中に僅かに道らしきものが見えます。これが薩埵峠越えの東海道です。現在は車も通れますが、当時と変わらぬ位置にあるそうです。ここも歴史の道ですね。私達はあの道を登った(上った)のですよ、但し車で…。何とその時の運転手が我が妻で、私と夏子はただただ励ますだけ! でもね、沈着冷静なこの人だったから無事通過できたのです。この絶景を拝め、美味しい桜えびも胃袋に入れる事が出来たのです。ありがとう、御苦労さま! 私でしたら、絶叫で、駿河湾の渚(左から東海道線線路内、一国、東名道道路内)に転落していたでしょう。桜海老の餌になったりして…。

この景色の唯一最大の傷は渚の文明の刻印。それでもこれが良いか悪いかを論じる積もりはさらさらありません。私達だって眼下の東名高速を利用してこの峠に立っているのですから… されど、江戸人達のように、絶景を前に、感涙に咽び歓喜の絶叫を上げる事は、最早出来ないでしょう。それが罪と罰? 大きな代償は当然…

薩埵峠眼下の漁船 
広重の浮世絵には海に沢山の帆掛け船が浮いていました。ありました、現代でも…、帆は小さいですが可愛い漁師舟が…。私は遠く、江戸の世に思いを馳せました。そんな麗らかな日和でした。

薩埵峠から駿河湾と愛鷹山
山と言えば富士、でもその脇に富士の足下を支える(富士の三足、愛鷹山、足柄山、足和田山)山があるのをご存知ですか? これがその一つの愛鷹山。活動を停止した死火山で、大凡、九のピーク(峰)がある低いが大きな火山です。登山道もあり、第一級の眺望を有する山だそうで、まず、北に富士山、東に箱根山、南に伊豆半島と駿河湾、遠くに太平洋。そして西に日本の屋根・(南)アルプス、想像しただけでも鳥肌?が立ちますね。
posted by 三上和伸 at 23:13| 新・日本の景色 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする