夕方、涼しさに誘われ、カメラ片手に家を出ました。何時ものウォーキングコースでは無く、別の田舎道を選んでお散歩しました。
百舌鳥が鳴く中、そろりそろりと歩き出しました。途中、美しい飛行機雲が出ていたり、六日目の白い弓月がふわりと浮かんでいました。
最初の花は我が庭にあるミズヒキの花、野の花としては稀な深紅の色、好いですね… 名も素晴らしい、紅白に染められた紙縒り(こより)の糸・水引が語源です。見事に織られた水引細工がありますね。
やはり庭にあったゲンノショウコの花、風露草の一種です。和漢のお腹の薬として有名です。名が現の証拠、服用後直ちに薬効が現れるの意味があります。
このブログでは度々登場する花ですね。秋の野花の中では取り分け可愛い花ですからね。観る度に愛らしさが膨らんで行きます。
シラヤマギク、山の白菊と言えば、納得ですね。キク科シオン属ですから、ノコンギクとも近い種類ですね。でも薄紫色に染まらない、生粋の白菊ですね。
ノブドウ、野葡萄と書きます。食べられる葡萄や山葡萄、海老蔓とは別種で、食べても美味しくないそうです。もっぱら鑑賞用に栽培し、その宝玉の実の美しさを楽しむ人はいるそうです。民間薬として効き目があると言う人もいます。