久し振りに良く晴れて全天に青空が広がりました。しかし一日快晴とは行かず、午後は雲も出て来ました。それでも雨雲では無く、上空の中層以上に現れる雲で、白色か所により灰色の雲、上空2,000mから5,000m付近に現れる高積雲と言う雲です。巻雲のように氷の粒では無く、極小さな水滴が浮かんでいるのです。
2020年09月28日
2020年08月30日
季節の風景 魁(さきがけ)の秋の雲 2020.08.30
梅雨明け以来酷暑が続いています。それでも今日は気温は高かったのですが、空気は良く澄み、紺碧の空が望めました。夏の入道雲に変わって、秋の巻雲が出ていました。淡く透明な雲、ベールのように波打った滑らかな雲でした。
2020年07月27日
季節の風景 梅雨末期・土用の空 2020.07.26
2020.07.26の空 昨日の夕方に散歩した折に、見上げた青空、梅雨末期で変り易い天気でしたが、青空も出ました。丁度下弦前の月も覗いており、観月も叶う散歩でした。青空に淡い雲、これは巻雲で、秋の雲と言われています。左下は夏の入道雲、正に夏と秋の混ざり合った空でした。様々な風物があるこの世ですが、青空と雲のコントラストも美しい風景と言わざるを得ませんね。この日は各所で虹が観えたそうで、昨日貰ったNちゃんYちゃんRくんの写メールにも低い虹が映っていました。
2019年12月01日
季節の風景 高層雲が現る 2019.12.01
天候が崩れる前、快晴の空に、巻雲や高層雲が現れます。これらの雲は高気圧と低気圧の境目に出来る雲です。朝から夕方まで、タップリと美しい青と白のコントラストを魅せてくれました。自然の風景、秋の風景に感謝致しましょう。
2018年12月02日
季節の風景 芦ノ湖と箱根山 2018.11.29
富士山が観えず、富士と芦ノ湖の絶景のコラボレーションを魅せる成川美術館をキャンセルした代わりに、道の駅の箱根峠へ向かいました。ここは真向かいに箱根中央火口丘の神山、駒ケ岳、二子山が観え、その前に龍が如きの芦ノ湖が揺蕩う絶好の展望台です。やや雲が懸かっていましたが、この四つの山が幻想的に観えました。
左が最高峰の神山、右が駒ケ岳
箱根には多くの峰があり、外輪山には金時山、明神が岳、明星が岳(大文字焼)、大観山、三国山などがカルデラを囲い、カルデラ内には芦ノ湖と中央火口丘の神山(1438m)・駒ケ岳・上下の二子山2丘が聳えています。火口丘は南北に並んでいます。箱根神社は神山が御神体で、神山を身近に仰ぐ駒ケ岳には奥宮が置かれています。
芦ノ湖と箱根神社の鳥居
湖に浮かぶ「平和の鳥居」、チョイと宮島の厳島神社の鳥居を彷彿とさせますね。箱根神社は、神山山岳信仰の神社です。
左が上二子山、右が下二子山
下二子山は峰が複数あり、乱れた形ですが、上二子山は駒ケ岳同様に美しい台形をしています。この二つの峰の中央を国道1号が貫いており、箱根駅伝はここを通ります。下二子山の南側を巻いて通るのが箱根旧街道で、昔の東海道ですね。
2018年12月01日
季節の風景 箱根山の紅葉 2018.11.29
天候悪く、富士は観えず、箱根の山も紅葉は裾野のみ、箱根外輪山も駒ケ岳も枯れ野の風情でした。辛うじて楓類が沿道を彩っており、柔かな紅が繊細な美しさを魅せていました。
長安寺参道 五百羅漢像と楓 鐘撞き堂の椛
仙石原にある長安寺は箱根の紅葉の名所、境内には多くの楓が植えられ、春は新緑、秋は紅葉が美しく彩ります。楓は紅葉の内でも遅くまで残る木で、秋の最後の彩を添えてくれます。この日は敷き椛と合わせて今秋最後の紅を残していました。
箱根旧街道からの紅葉
甘酒茶屋から少し降りた箱根旧街道の道端から観た紅葉。暮れなずみ、やや色を失っていましたが、山は紅と黄に染まっていました。陽光があれば、もう少し輝いたでありましょうに…、残念でした。
2018年01月22日
2017年11月28日
季節の風景…秋の長瀞 2017.11.27
長瀞の風景です。白く輝く岩畳は結晶片岩で、嘗て地下20kmの深部で創られた岩石のようです。この岩畳を流れ下る荒川は丁度ここで瀞場となり、深緑の重厚な色を湛えています。岩の白、水の緑、そして木々の黄と紅、長瀞は美しい秋色に染まっていました。
2017年05月21日
季節の風景…丹沢水無渓谷の水遊び 2017.5.21
おかめ桜やチューリップ鑑賞、そして鯉幟見物で訪れたここ水無渓谷、すっかり私達の馴染みとなりました。兎に角美しい水辺と森の安らぎが揃っている素晴らしいリゾートです。
サツマイモの苗の植え付けの後に、私達は水無渓谷へ降りました。道端には初夏の花々が咲き乱れ、私達を迎えてくれました。あちらのじいちゃんばあちゃんも自然好き、野草雑草の花に心奪われて、その都度名を呟いていられました。分からないと私に尋ね来ます。全てを答えるのは難しいものですが、何とかね、お答えをしました。
あの吊り橋も帰路には利用しました。
靴も靴下も脱いで、ひたすらに水遊び、子供は水遊びに目が無いのですね。正に飽きる事が無く、遊び呆けておりました。御覧のようにここは極めて浅瀬、転んでもずぶ濡れになるだけで溺れる心配はありません。大人が目を光らせていれば安全に遊べます。
ジシバリ(イワニガナ) ヘビイチゴ(蛇苺)
ジシバリは別称で、本来はイワニガナと言います。茎や葉から苦味のある白い液体が出ます。これが苦菜の由来です。初夏に田園を歩くと大抵出会えます。蒲公英よりは小さいですが、蒲公英同様に鮮やかな黄色が良く目立ちます。優しい風情があります。
ヘビイチゴもやはり郊外の畦や空き地に良くあります。やや湿った所が好きなようです。黄花の苺で春早くに咲き出します。初夏には実が出来て赤が目立ちます。余り美味しくないので食べる人は少なく、ヘビが食べる苺として蛇苺と名付けられました。でも少し甘く、決して食べられない訳ではありません。私は良く食べます。昔我が団地の芝地に沢山生っていました。
ニワゼキショウ(庭石菖) アカバナ科の園芸種の野生化 ノアザミ(野薊)
ニワゼキショウはアヤメ科なのですね。アヤメ科の特徴である細長い葉、それが菖蒲の仲間の石菖と言う植物に似てるため、庭石菖と名付けられました。帰化植物の雑草ですが、星型の花で、中々美しい個性的な花です。
アカバナ科の外来種は庭で栽培されていたものが野生化したものとみなされています。これにNちゃんが反応を示し、手折ってしまいました。Nちゃん家に着いた時には、ふにゃふにゃに萎れてしまいました。Nちゃん…
周りの星屑の如き花はニワゼキショウ、美しいですね。
ノアザミは比較的人家の近くにもある野草です。花が美しく手折りたいものですが、これは止めた方が良いですね。何しろ棘が一杯…。チクンと刺されて幼児は泣く事になります。そっと離れて眺めるだけにしましょう。眺めるだけでも十分に満足をくれる美しさを持っていますものね。
山菜としては極上で、棘の出る前の若芽をアザミご飯にするのがベストのようです。そして根は山牛蒡として賞味されます。山の土産物屋でその醤油漬けが売っています。清々しい芳香が大変宜しい…私大好き!
2017年04月14日
季節の風景7 中央道山岳展望 2017.04.14
白峰三山の北岳3193m(右)と間ノ岳3189m
北岳は富士に次ぐ3193mの日本第2位の高度を持っています。左の間ノ岳は3189mで日本4位の高度を持っています。日本アルプス白峰三山の2峰で日本の褶曲山脈の代表的雄峰です。
甲斐駒ケ岳2966m
日本アルプスの中でも最も均整の取れた美しい山です。山梨韮崎当たりから眺めた姿は並ぶものの無い勇壮な山です。日本褶曲山脈の花形です。
仙丈ケ岳3033m
白峰三山、荒川三山、赤石岳などと並ぶ、南アルプスの名うての巨峰です。兎に角大きい山です。国道361号線の高遠付近から望む仙丈ケ岳は本当に立派な山です。今回遠回りをして伊那からのアプローチとし、その巨大な岩塊を目の当たりにしました。大好きな山です。
中央アルプス木曽駒ケ岳2956m
中央アルプス最高の山、兎に角大きな山で、この岩塊の中に木曽前岳2826m、中岳2925m、伊那前岳2883m、宝剣岳2931mを内包しています。
高遠小彼岸桜には騙されましたが、それでも私がこの日機嫌が良かったのは、日本アルプス屈指の名峰に会い見える事が出来たため、幸福な一日でした。
季節の風景6 甲府一宮の桃畑 2017.04.14
一宮町の桃畑 桃の花 桃畑から南アルプス白峰三山
甲府一宮は桃の生産地です。桃の生産量ランキングトップ3は山梨・福島・長野なのだそうです。そのナンバーワンの山梨の内でも一宮町は一大生産地です。私が何時も中央道で最初に止めるP・Aは、一宮町にある釈迦堂パーキングエリアです。ここから車を置いてチョイと抜け出せば、もう桃畑の最初の入口となります。春に思いついて花見に出かける際は、桜の前に桃の花見を楽しみます。ここは大好きな南アルプスが望める地でもあります。私のお気に入りです。
2017年04月12日
季節の風景5 2017春爛漫 2017.04.12
染井吉野 山桜
大手毬の蕾 山吹
月桂樹の花 ハナダイコン (花大根)
芝桜 ハナニラ(花韮)
姫踊り子草 カラスノエンドウ(烏円豌豆)
ハルユキノシタ(春雪の下) 八重紅枝垂れ
スミレ(菫) タンポポ(蒲公英)
漸く春爛漫の季節がやってきました。先日の染井吉野開花の折から撮り溜めた写真です。今朝の花巡りの散歩の折に写したものもあります。桜から雑草まで取り揃えました。
2017年01月28日
季節の風景4 早春と言えば早いけど、春の花満開 20l7.01.28
陽気に誘われて一寸短い旅をしてきました。訪ねたのは秦野の出雲大社相模分祀、松田町の寄、二宮の吾妻山、一足早い春を感じて来ました。
早春と言えば早いですけど、今日のような春めいた日には黄色い花が眩しく観えます。季節は寒ですけれど、もう春の足音が忍び寄って来ています。
今日は松田町寄(やどりき)のロウバイ(蠟梅、ソシンロウバイ)と二宮吾妻山の菜の花を愛でて来ました。どちらも香りが豊かで、眺めているとそこはかとなく漂ってきます。「冬は季節が死ぬのでは無く、春を産む力」と歌った歌手がいるのですが、今日の蝋梅と菜花は、正にそんな春を産む力を持った花でした。
2016年10月26日
季節の風景3 富士山初冠雪が望めたそうです 2016.10.26 06:30
甲府地方気象台が富士山の初冠雪を観測したと発表しました。平年より26日遅く、昨年より15日遅い観測だったそうです。富士山観測史上、過去最も遅い観測だったそうです。
富士の初冠雪には定義があるそうで、山頂付近が雪または固形降水に覆われ、甲府地方気象台より白く観えたその時が、初冠雪なのだそうです。雲が掛かっていて、甲府より山頂付近が観えなければ、仮にそこが雪に覆われていようと、初冠雪観望とはならないのだそうです。仮令、静岡側や神奈川県から冠雪が観えたとしても、甲府で観えなければ、初冠雪とはならないのだそうです。山梨こそ、富士山の地元なのですね。凄い依怙贔屓!
2016年09月24日
季節の風景2 高麗本郷の巾着田の曼珠沙華(彼岸花) 2016.09.24
これは私の写真の話では無く、ネットに掲載された、ある方がドローンを使い撮影した曼珠沙華の写真の話。正にドローンを使ったことが幸いをした天上の紅い華の謂れに適う、見事な写真でした。場所は埼玉県日高市の通称巾着田、荒川支流の高麗川が蛇行をした部分に開かれた田畑を言い、その河川敷が日本一の曼珠沙華の名所となっているのです。
その真っ赤な絨毯、それはまるで別世界の新天地であり、赤いパラダイスと形容しても良いくらいです。
2016年08月31日
季節の風景1 処暑の間、二百十日、正に季節の変わり目、小さい秋、見付けました 2016.08.31
先日、私は二十四節気には期間があると申し上げましたが、今は正に処暑の期間、季節の変わり目ですね。今日は二百十日の厄日でもありますし、暦通りに、東北・北海道で台風が吹き荒れました。被害に遭われた方々はお気の毒でした。お悔やみ申し上げます。
関東は台風から逸れ、今日は台風一過、清々しい空気が舞い降りました。青空の下で久し振りに、気持ち良く仕事に励めました。宵の現在の室内気温は28.6℃、湿度は59%、本当に過ごし易い夜が更けて行きます。好い気持ち…
台風接近の強風の所為で、小枝ごと落ちたコナラのドングリ、朝一番の新聞買い出しの折に見付けました。未だ未熟ながら、丸く青い実が付いていました。確実に季節は進んでいます。今日、私は小さい秋を見付けました。