2020年02月04日

湘南漫歩 伊勢原・高部屋神社(糟屋八幡) 2020.02.03

伊勢原・高部屋神社・本殿 伊勢原・高部屋神社・拝殿
本殿         拝殿
創建年代は不詳とされていますが、延喜式神名帳には、小社と記載されている相模国の延喜式内社十三社の一社とされています。推論ですが、平安時代の創建のようです。鎌倉時代には新たに社殿が造営され、戦国時代に再建され、関東大震災で、本殿が倒壊、昭和4年に柱や彫刻に正面扉などを再利用して、本殿が再建されます。拝殿は慶応3年に再建されたものが今も残っているそうです。

伊勢原市粕谷庄(古は高部屋庄)の総鎮守としての社格を持ち、今も地域の人々の心の拠り所となっています。Nちゃん小学校も節分の日に、豆まきに訪れます。
posted by 三上和伸 at 21:39| 湘南漫歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月17日

湘南漫歩…とびっちょ生しらすと鎌倉文学館の薔薇 2017.05.17

今日は長年温めて来た江ノ島のとびっちょの生しらす丼と、鎌倉文学館の薔薇園を楽しむために出掛けました。東戸塚駅で横須賀線を待つ内に妻がとびっちょに電話を入れ予約をし、12時までにとびっちょに入る約束をしました。

湘南モノレール
湘南モノレール
横須賀線で移動中にふと「そう言えば、江ノ島への最短距離は大船から湘南モノレールに乗れば良いのだね」と二人して合点をし、大船で横須賀線を降り、モノレールに乗り替えました。その速い事、12時より大幅に早く湘南モノレール湘南江ノ島駅に到着しました。

途中モノレールが湘南町屋駅に差し掛かった折、遠い記憶が蘇りました。妻にそれを語って笑顔で昔話…。

それはまだ私が若かった頃、その日湘南町屋駅から山を越えた梶原の住宅地で仕事をした折に、車のキーを車内に閉じ込めてしまいました。仕方なしに妻を電話で呼び出し、横浜の自宅からモノレール湘南町屋駅までスペアキーを届けて貰いました。その時には何と1歳を過ぎたばかりのナッチャンが妻の傍らに笑顔でした。ほろほろと温い思いが込み上げる記憶、35年前の出来事でした。

江の島弁財天参道
江ノ島弁財天江ノ島神社表参道
直ぐに江ノ電の江ノ島駅の踏切を渡るとそこは江ノ島神社表参道となります。だらだらとほぼ一直線の道を辿れば国道134号線に行き当たります。国道の地下道を潜れば直ぐに江ノ島大橋となります。日本のモンサンミッシェルと呼ばれる江ノ島には広大な砂州があり、その上に大橋があります。砂州が切れる頃にはそこは江ノ島となります。

江の島弁財天
江ノ島弁財天江ノ島神社鳥居と仲見世
正面に鳥居があり、それを潜ると表参道の仲見世が並び、その先に江島神社辺津宮(下の宮)が観えます。ここが江ノ島で最も賑やかな繁華街となります。今回私達が使ったとびっちょは本店の方で、この鳥居を左に曲がった先にあります。

江ノ島とびっちょ トビッチョの生しらす丼
とびっちょ             岩海苔の味噌汁と生しらす丼
店は若者が大半、年寄りは私達ぐらい、とびっちょはそんな風情のお店でした。その料理仕様も独特のもの、丼の周りにはサラダが囲い、飯の上に生しらすと釜揚げシラスが散らされ温泉玉子まで乗っています。大いなるボリュウム感、土地柄なのでしょうか、営業作戦なのでしょうか、残念ながら若者向けに調理されていますね。されどそのシラスの活きの良さは最高で、旨味たっぷりの上に爽やかな風味が香ります。目の前の海で獲れたシラスですから当然至極ですがね。

薔薇と鎌倉文学館
鎌倉文学館の薔薇
今度は江ノ電に乗って長谷の駅へ、途中七里ガ浜では眼下に望む相模湾が…。今日は穏やかな海でした。されど残念ながら空は雲ばかり、富士も箱根も伊豆も、姿形がありませんでした。

鎌倉文学館は鎌倉らしい風雅な洋館、重厚な佇まいを魅せていました。そしてそこの前庭には薔薇が香ります。数々の品種の立ち薔薇が並び、白蔓薔薇のアーチもありました。芳香が辺りを清め、その清潔の中を私達は歩きました。夢遊病者の様にふらふらと、正に夢心地でした。

江ノ電
江ノ島からは江ノ電で…。路面を走り腰越へ、絶佳の相模湾の鎌倉高校前・七里ガ浜、海から外れて稲村ケ崎、鎌倉の谷戸伝いに極楽寺、途中下車して文学館への長谷、人家の軒先を抜けて由比ガ浜・和田塚、そして終点鎌倉…。素晴らしい一日…。

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posted by 三上和伸 at 23:16| 湘南漫歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする